薩摩郡さつま町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「クオラガーデンさつま」をはじめとした、鹿児島県/薩摩郡さつま町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

別の条件で検索する

施設の種類

薩摩郡さつま町の老人ホーム・介護施設について

薩摩郡さつま町は、鹿児島県の北西部に位置する市です。こちらでは「薩摩郡さつま町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

薩摩郡さつま町の特徴

さつま町役場庁舎（日本語版ウィキペディアの20nana75さん - 原版の投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

薩摩郡さつま町の人口は2万50人です。65歳以上の高齢者人口は8,366人で、高齢化率は41.72％となっています。さつま町の面積は303.90㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

薩摩郡さつま町の魅力

薩摩郡さつま町は、鹿児島県内でも有数の温泉地です。なかでも「宮之城（みやのじょう）温泉」と「紫尾（しび）温泉」は歴史のある温泉です。どちらの温泉街にも大衆浴場があり、手頃な料金で日帰り入浴を楽しめます。

また、薩摩郡さつま町には竹林が多く「早掘りタケノコ」が特産品です。ほかにも、梅干しなどに加工される「薩摩西郷梅」、紫尾山麓の名水から作られる「芋焼酎」といった特産品があります。

薩摩郡さつま町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

薩摩郡さつま町の主要な駅

薩摩郡さつま町内には、鉄道が通っていません。町内では、コミュニティバスや乗合タクシーが運行しています。また町外に行く場合には民間バスを利用できます。

さつま町役場

さつま町役場の所在地は、薩摩郡さつま町宮之城屋地1565-2です。路線バスの「宮之城」バス停から徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請は、高齢者支援課介護保険係または各支所町民福祉係で受け付けています。

参考：さつま町役場

薩摩郡さつま町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

薩摩郡さつま町には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2021年9月14日現在）。

参考：薩摩郡さつま町「さつま町地域包括支援センター」

薩摩郡さつま町のイベント

紫尾温泉（Somey (talk) - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

薩摩郡さつま町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「宮之城初市」は、毎年2月7日に「盈進（えいしん）小学校」前の町道などで開催されるイベントです。商店街に飾られた「さつまのささ福かざり」を眺めながら、立ち並ぶ露店や「みやんじょ軽トラ市」での買い物「さつま町みやんじょまちなかウォーキング」を楽しめます。

「奥薩摩のホタル舟」は、例年5月中旬〜下旬にかけて川内川（せんだいがわ）で開催されるイベントです。ホタル舟に乗って川を下りながら、ホタルが舞う姿を見られます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

薩摩郡さつま町の高齢者支援制度

薩摩郡さつま町が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

家族介護用品支給事業

高齢者の在宅介護をしている家族の経済的な負担を軽減するため、介護用品の購入費用を一部助成する事業です。助成額は月5,000円以内・年間6万円以内で、介護用品購入の引換券を支給します。引換券で購入できるのは、大人用紙おむつや尿取りパッド、使い捨て手袋、清拭剤、ドライシャンプーのほか、介護をおこなうために日常的に必要な消耗品です。

対象となるのは、次のすべてに該当する方を介護している家族です。

町内に住所がある65歳以上の方
要介護4以上の方
在宅で介護を受けている方（月の半分以上を在宅で過ごしている方）
本人および配偶者の市町村民税が非課税である方

参考：薩摩郡さつま町「家族介護用品支給事業」

認知症高齢者SOSネットワーク事業

警察や消防などの関係機関と、商店やタクシー会社といった協力事業者がネットワークを構築することで、行方不明の認知症高齢者の早期発見・保護につなげる取り組みです。協力事業者が行方不明者の情報をメールで受け取った際、支障のない範囲で捜索の協力をします。行方不明になる恐れがある認知症高齢者は、あらかじめ登録しておく必要があります。

参考：薩摩郡さつま町「認知症高齢者SOSネットワーク事業」

高齢者元気度アップ・ポイント事業

高齢者の健康づくりや社会活動への参加に対して、交付金に交換できるポイントを付与する事業です。登録をしている団体の活動に参加すると、1回につきポイントシールが1枚もらえます。1月から12月までの期間に集めたシールの枚数に応じて、1ポイントあたり100円、上限で5,000円が事前に登録した口座に振り込まれます。

対象となるのは、さつま町に居住する65歳以上の方で、介護保険の第1号被保険者です。ただし、介護保険料を滞納している方や要介護認定を受けている方は対象外です。

参考：薩摩郡さつま町「高齢者元気度アップ・ポイント事業」

薩摩郡さつま町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

薩摩郡さつま町内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。薩摩郡さつま町は、伊佐市、出水市、薩摩川内市、霧島市、姶良市、姶良郡湧水町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。