鹿児島市の特別養護老人ホーム
介護のほんねでは、「特別養護老人ホームびわやまの里」、「特別養護老人ホーム はっぴー園」、「特別養護老人ホーム ひだまりの里」をはじめとした、鹿児島県/鹿児島市の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は41件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 41件
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鹿児島市の老人ホーム・介護施設について
鹿児島市は、鹿児島県の県庁所在地です。農水産物や温泉、史跡を多く有する南九州の中核都市となります。ここでは、鹿児島市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。
鹿児島市の特徴
鹿児島市の人口は60万1,546人です。65歳以上の高齢者人口は16万5,537人で、高齢化率は27.52%となっています（2021年1月1日現在）。
鹿児島市の面積は547.61㎢です。中央、谷山、伊敷（いしき）、吉野、桜島、吉田、喜入（きいれ）、松元、郡山（こおりやま）の9つの地域に分かれています。
参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／鹿児島市「地域別計画」／国土交通省 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」鹿児島市の魅力
鹿児島市は、市街地から桜島を眺める景色が、イタリアのナポリ市に似ているため「東洋のナポリ」と称されています。
鹿児島のシンボルである「桜島」は世界有数の活火山であり、景色のきれいなスポットや温泉が多いです。鹿児島市には、温泉源泉総数266カ所あり、県庁所在地では源泉数が全国1位です。
また、鹿児島市には自然が多く、森林面積は299.66㎢と市の半分以上を占めています。食農産物が豊富で、なかでもサツマイモの生産量は全国でトップクラスを誇っています。
鹿児島市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
鹿児島市の主要な駅
鹿児島市では、JR鹿児島本線・日豊本線（にっぽうほんせん）・指宿枕崎線（いぶすきまくらざきせん）・九州新幹線といった路線を使えます。また九州新幹線の終着点があり、博多や新大阪方面への移動が便利です。
主要駅は「鹿児島中央」駅です。かつては「西鹿児島」駅という名称が使われていましたが、九州新幹線の開通と同時に改名しました。
「鹿児島中央」駅の周辺には、鹿児島市内や観光スポットを循環するバスや路面電車の停留所があり、各地への移動に便利です。
鹿児島市役所
鹿児島市役所は、鹿児島市山下町11-1にあります。民間バス・鹿児島市営バス・市電を利用し「市役所前」バス停で下車、徒歩1分で到着します。また、自転車をレンタルできるコミュニティサイクル「かごりん」では「市役所ポート」を利用後、徒歩1分で到着です。
要介護認定の際には介護保険課（本館1階5番窓口）、各支所の介護保険担当窓口を訪問してください。
参考：鹿児島市役所鹿児島市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
鹿児島市内には合計20カ所の地域包括支援センターが配置されています。愛称は「長寿あんしん相談センター」です。介護や高齢者の生活において悩みがある場合は、ぜひ相談してみてください。
参考： 鹿児島市「鹿児島市長寿あんしん相談センター（地域包括支援センター）」鹿児島市のイベント
鹿児島市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「おはら祭」は、毎年11月2日と3日に天文館周辺で開催されている南九州最大のお祭りです。総踊りでは「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」といった鹿児島の伝統ある民謡に合わせて踊る姿が楽しめます。
祭りは前夜におこなわれる「夜まつり」と当日の「本まつり」に分かれており、総踊りや「おごじょ太鼓競演」が披露されます。
「六月灯（ろくがつどう）」は、毎年7月に鹿児島市内の神社や寺院で開催される夏祭りです。地元民からは「ロッガッドー」と呼ばれ親しまれています。祭りが開催される神社や寺院には絵や文字が書かれた灯篭（とうろう）が飾られ、奉納の芸能や露店で賑わいます。
施設によっては、近隣のイベントに参加することがあります。施設の近くで開催されるお祭りやイベントに参加できるか確認してみましょう。
鹿児島市の高齢者支援制度
鹿児島市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
福祉電話の設置
一人暮らしの高齢者への安否確認や孤独感の緩和を目的として、福祉電話を設置するサービスです。利用者が負担する費用は通話料、移転料、廃止手数料です。取付工事費、基本通話料は鹿児島市が負担します。
対象者は、65歳以上の一人暮らしの方、寝たきりの高齢者がいる世帯の方です。住民税非課税世帯で、電話が設置されていない場合に利用できます。
参考：鹿児島市「ひとり暮らしの高齢者の方へ」寝具洗濯サービス
鹿児島市では、寝たきり高齢者の寝具を洗濯・乾燥・消毒するための利用券を交付しています。年3枚まで利用でき、利用者負担額は前年度の所得税年額によって変わります。対象者は65歳以上で要介護3以上の方です。
参考：鹿児島市「鹿児島市寝たきり高齢者等寝具洗濯サービス事業実施要綱」理髪・美容サービス
鹿児島市では、自宅で生活する寝たきりの高齢者向けに理髪・美容サービスを実施しています。寝たきりの高齢者宅に理容・美容業者を派遣し、散髪や身だしなみを整えるサービスです。利用可能な回数は年3回以内となっています。対象者は65歳以上かつ要介護3以上の方です。
参考：鹿児島市「寝たきり高齢者の方へ」鹿児島市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
鹿児島市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。鹿児島市は姶良市、薩摩川内市、日置市、垂水市、南さつま市、南九州市、指宿市と隣接しています。
特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】
ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。
特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？
通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。
特別養護老人ホームの入居条件
特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。
- 要介護3以上で65歳以上の高齢者
- 特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
- 特例条件に当てはまる要介護1～2の人
要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。
特例条件
- 認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
- 知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
- 家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
- 単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない 人。かつ地域での介護サービスや生活支援の供給が不十分である場合
特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？
国が運営する公的な施設
特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。
介護サービスの自己負担額は1～3割
施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。
看取りまで対応できる
多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。
参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」
特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
特別養護老人ホームのメリット・デメリット
では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。
特別養護老人ホームのメリット
特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。
さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。
特別養護老人ホームのデメリット
要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。
特別養護老人ホームの費用
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0円 | 5万～15万円 |
比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。
特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案
特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。
「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。
なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。
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