三豊市の老人ホーム・介護施設について
三豊(みとよ)市は香川県西部に位置しており、自然に恵まれた市です。こちらでは「三豊市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。
三豊市の特徴
三豊市の魅力
三豊市は1年を通して比較的温暖な気候に恵まれています。瀬戸内海に面しており、オーシャンビューを満喫できる宿やカフェをはじめとする海辺のスポットが人気です。海水浴場の「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」は、2018年に夕日絶景ランキングで全国1位になりました。
「津嶋(つしま)神社」は、三豊市の有名な観光スポットです。毎年8月4日と5日の2日間にのみ、海岸から島まで架けられた橋を渡って行くことができます。そのほか、海ほたるの観賞ができる「粟島」やハイキングが楽しめる「紫雲出山(しうでやま)」があります。
また、三豊市は農業が盛んで、農業産出額は四国の中でもトップクラスです。特徴的な食農作物として、香川県のローカル野菜「三豊なす」があります。収穫量が少ないため市場にあまり出回らないいっぽう、家庭菜園の定番として人気です。
三豊市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
三豊市の主要な駅
三豊市内にはJR予讃(よさん)線・土讃(どさん)線が走っています。主要駅は、JR「高瀬」駅です。
また、駅からは三豊市コミュニティバスが利用できます。乗車運賃は100円です。
三豊市役所
三豊市役所は、三豊市高瀬町下勝間2373-1にあります。「三豊市役所」バス停から徒歩約3分です。電車を利用する場合はJR「高瀬」駅を降車し、徒歩約5分で到着します。
要介護認定の申請窓口は、介護保険課または各支所です。
参考:三豊市役所
三豊市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
三豊市のイベント
三豊市で毎年恒例のイベント・お祭りを紹介します。
「仁尾八朔(におはっさく)人形祭り」は、毎年9月に仁尾町周辺で開催されています。歴史やおとぎ話の場面を箱庭風の舞台と人形で再現する、全国的にも珍しいお祭りです。夜には人形がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。
「どぶろくまつり」は毎年10月、「宇賀神社」の秋の大祭前日に開催されます。「宇賀神社」は、四国でどぶろく作りが許可されている唯一の神社です。秋の大祭では、製造したどぶろくを神様にお供えするのが通例となっています。大祭前日の「どぶろくまつり」では、参加者にもどぶろくが振る舞われるほか、演芸大会や獅子舞といった催しが楽しめます。
三豊市の高齢者支援制度
三豊市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
高齢者老人日常生活用具給付事業
高齢者の一人暮らしをサポートするために、日常生活用具を給付する事業です。主に火災警報器・自動消火器・電磁調理器といった火災のリスクを低減させるための機器を給付しています。所得に応じて自己負担額が発生します。
対象は「おおむね65歳以上で、心身機能の低下に伴い防火への配慮が必要な一人暮らしの高齢者や寝たきりの方など」です。
問い合わせは、健康福祉部介護保険課で受け付けています。
参考:三豊市「高齢者福祉サービス」
家族介護用品支給事業
おむつ・尿取りパットなどの介護用品を、1人につき月額6,500円まで支給します。
対象は「継続して6カ月以上三豊市に在住し、要介護4~5の要介護者と同居しており在宅で常時介護をしている」「市民税非課税世帯に属している」の双方を満たす方です。
参考:三豊市「高齢者福祉サービス」
高齢者緊急通報装置貸与事業
急病やケガ、災害といった緊急時に素早く対応できるよう緊急通報装置を貸し出しています。
利用料は、所得に応じて異なる金額です。また、回線使用料などが別途かかる場合があります。
対象は「65歳以上の一人暮らしの方やこれに準じる方」で「特に慢性疾患を抱えているなど、身体上の理由から日常生活上注意を要する方」です。
参考:三豊市「高齢者福祉サービス」
三豊市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
三豊市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。三豊市は善通寺市、観音寺市、仲多度郡多度津町・琴平町・まんのう町、徳島県三好市、三好郡東みよし町、また海を隔てて広島県福山市、岡山県笠岡市と隣接しています。