愛媛県のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム杜の里」、「ツクイ松山南江戸グループホーム」、「グループホーム四葉のクローバー」をはじめとした、愛媛県の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は291件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 291件

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愛媛県の老人ホーム・介護施設について

愛媛県は四国のなかで瀬戸内海に面する県です。降水量は比較的少なく晴天が多く、気候が穏やかで過ごしやすい土地です。こちらでは、愛媛県で老人ホームや介護施設を探している方へ向けて「高齢者の暮らしのポイント」をご紹介します。

愛媛県の特徴

愛媛県庁（katorisi - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

愛媛県は、総人口が135万801人です。そのうち65歳以上の高齢者数は44万3,576人であり、高齢化率は32.84%と全国平均より高めになっています（2021年4月1日現在）。

愛媛県の面積は5,676.19㎢です。11の市と9の町があり、東予・中予・南予のエリアに区分できます。

地域名	自治体数	自治体名
東予	5	今治市、新居浜市、西条市、四国中央市、上島町
中予	6	松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町
南予	9	宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町

参考：愛媛県「令和3年度高齢者人口等統計表」「県内市町情報」

愛媛県の魅力

愛媛県は歴史のある建物が多くあります。松山市にある「松山城」は、江戸時代以前に建造された現存12天守の一つです。21棟が重要文化財に指定されています。歴史ある伝統工芸品も多く、今治タオル、桜井漆器、砥部焼などが受け継がれています。

また食の魅力でいうと、愛媛県はみかんの生産量が日本一。年間約21万トンにもなり、多数の品種が育てられています。その他にも、水産品の特産品も多く、じゃこ天や鯛めしなど、豊かな食文化も魅力です。

参考：松山市「現存12天守について」／松山城「松山城の重要文化財」／いよ観ネット「愛媛のみかんは種類いろいろ」／一般社団法人愛媛県観光物産協会「愛媛の特産品」／道後温泉「観光情報」

愛媛県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

愛媛県の主要な駅

愛媛県を走行している主要な鉄道には、JR四国（四国旅客鉄道）の内子線や予土線、予讃線があります。その他にも、伊予鉄道横河原線や高浜線もよく使われる路線です。

愛媛県の主要な駅は「松山」駅や「今治」駅、「越後温泉」駅などです。愛媛県の中心にあるJR「松山」駅は、アクセスが良く、乗客乗降数は県内一を誇ります。

愛媛県の市役所

愛媛県には全部で20カ所の自治体があります。今回は人口が多い松山市、今治市、新居浜市の役所の住所、アクセス、要介護認定の申請先についてご紹介します。要介護認定の申請、住民票の受け取りなどの際の参考にしてみてください。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
松山市役所	所在地：愛媛県松山市二番町4丁目7‐2 アクセス：伊予鉄道環状線「市役所前」駅から徒歩3分要介護認定の申請窓口：介護保険課（市役所別館2階）ホームページ：松山市役所
今治市役所	所在地：愛媛県今治市別宮町1丁目4‐1 アクセス：JR予讃線「今治」駅から徒歩5分要介護認定の申請窓口：高齢介護課ホームページ：今治市役所
新居浜市役所	所在地：愛媛県新居浜市一宮町1丁目5‐1 アクセス：せとうちバス「市役所前」バス停から徒歩2分要介護認定の申請窓口：介護福祉課ホームページ：新居浜市役所

愛媛県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

愛媛県の地域包括支援センターの数は、サブセンターと支所を含めて51カ所です。特に人口の多い松山市では、市内に14カ所設置されており、アクセスしやすくなっています。

参考：愛媛県「令和3年度愛媛県内地域包括支援センター一覧(令和3年4月1日現在）」

愛媛県のイベント

松山港まつり花火大会遠くから遠景（Carpawa - 自分で撮影, パブリック・ドメイン, リンクによる）

愛媛県で毎年恒例で開催されているイベント・お祭りをご紹介します。

「道後温泉まつり」は、3月に開催されるお祭りです。

湯祈祷を皮切りに、道後温泉本館や道後商店街周辺などで長寿餅つき、ブラスバンドパレード、郷土芸能大会、道後温泉楽市楽座など、多彩な催しを数日間にわたり開催します。

「松山秋祭り」は毎年10月5～7日に開催されるイベントです。さまざまな催事がおこなわれますが、見どころは「鉢合わせ」。「もてこい、もてこい」の掛け声とともに荒々しく神輿をぶつけ合います。

「松山港まつり・三津浜花火大会」は、四国最大級の花火大会で、毎年20万人以上が見物に訪れます。約1万発の花火が打ち上げられ、台船を使った海上からの打ち上げ花火や水中花火などの仕掛け花火など種類豊富。水軍太鼓や金管バンドの演奏なども楽しめます。

参考：松山市「令和3年松山春まつり」／松山市公式観光WEBサイト「道後温泉まつり」「松山春まつり」「三津浜花火大会」

愛媛県の高齢者支援制度

愛媛県が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

入浴料助成制度（松山市）

愛媛県の松山市では市内一般公衆浴場7カ所の入浴料を、1年で50回まで半額助成してくれる制度を展開しています。対象者は市内に住民登録しており、満65歳以上の高齢者か、身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方です。利用には事前申請が必要です。

参考：松山市「入浴料助成制度」

家族介護支援（今治市）

在宅で介護をしているご家族に向けての制度です。在宅にて「1年以上介護保険サービスを利用していない」「65歳以上で要介護3・4・5の方を常時介護している方」を対象とし、家族介護慰労金を支給します。

また「在宅にて満65歳以上の寝たきりの方」または「重度の認知症の方（要介護4・5程度）を常時介護している方」におむつや尿とりパッドなどの購入に利用できる受領書を支給する制度もあります。申請は市役所本庁高齢介護課または各支所の高齢福祉担当窓口で受け付けます。

参考：今治市「家族介護支援」

安否確認・見守り（今治市）

今治市ではひとり暮らしのお年寄りの安否確認をするために「福祉電話」や「配食サービス」といった支援をしています。「福祉電話」では、安否確認が必要な高齢者に対して、定期的に電話をかけて安否確認や健康相談します。「配食サービス」では、高齢者向けの温かい食事を週に5回まで提供します。

参考：今治市「安否確認・見守り（ひとり暮らしのお年寄りに）」「生活支援介護保険で「自立」と判定された方へ」

愛媛県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。愛媛県は徳島県、香川県、高知県、広島県に囲まれているので、様々な老人ホームや介護施設が見つけられます。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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