岡山県のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「医療サービス付高齢者住宅メディカ倉敷北」、「そんぽの家S 東古松」、「コモンライフやわらぎ」をはじめとした、岡山県の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は108件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 108件

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岡山県の老人ホーム・介護施設について

岡山県は、中国地方の南東部にあります。北部には山と温泉があり、南部は壮大な瀬戸内海に面している県です。こちらでは「岡山県エリアでの高齢者の暮らし」のポイントをご紹介します。

岡山県の特徴

岡山県庁（tatushin - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

岡山県の人口は188万2,356人です。そのうち高齢者の人口は56万3,492人で、高齢化率は30.5%になります。特に岡山県北部に位置する美作エリアの高齢化率は35.8％であり、過疎化が進んでいる状況です（2020年10月1日現在）。

総面積は7,114k㎡です。岡山のエリアは備前・備中・美作に分かれています。備前エリアは備前焼を始め、古墳や歴史的文化に触れられます。備中エリアは瀬戸内海に面していて、自然が豊かです。美作エリアは温泉郷があり、スポーツの街としても知られています。

エリア名	市区町村
備前エリア	岡山市、瀬戸内市、備前市など
備中エリア	倉敷市、新見市、井原市など
美作エリア	美作市、津山市、真庭市など

参考：岡山県「高齢者（６５歳以上）の市町村別状況」「分野別の統計データ一覧」

岡山県の魅力

岡山県は瀬戸内海や山など自然が豊富です。毛無山（けなしやま）や若杉天然林といった森林、また文献に残る日本最古の鍾乳洞としても知られる備中鍾乳穴をはじめとした鍾乳洞群があります。

また、古くからの町並みや伝統品が残っています。倉敷市の町並みはいまだに江戸時代の雰囲気を彷彿とさせます。桃太郎伝説で有名な吉備津神社をはじめとした神社仏閣、日本100名城にも選ばれている「備中松山城」「岡山城」など歴史的建造物が点在しています。

さらに国産ジーンズ、備前焼、地酒といった職人文化が受け継がれています。古き良き時代をそのまま残している部分が岡山県の魅力です。

岡山県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

岡山県の主要な駅

岡山県にはJR西日本の山陽新幹線、山陽本線、伯備線、吉備線などの鉄道路線が通っており、山陽新幹線と山陽本線は兵庫県との道を結んでいます。岡山県の主要な駅は「岡山」駅、「倉敷」駅、「新倉敷」駅です。

「岡山」駅から「倉敷」駅へは、JR山陽本線で1本で行けるので便利です。JR西日本の鉄道を利用する以外にも、智頭急行、井原鉄道、水島臨海鉄道が通っており、鉄道網が発達しています。コミュニティバスや岡電バス（岡山電気軌道株式会社が運営）など、バスを利用する方も多いです。

岡山県の市役所

高齢者にとって市役所は、要介護認定や年金などの手続きをする際に利用することが多いでしょう。ここでは県内でも特に人口が多い岡山市、倉敷市、美作市の役所の所在地、アクセス、要介護認定の申請先をご紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
岡山市役所	所在地：岡山市北区大供1丁目1-1 アクセス：「岡山市役所前」バス停で下車して徒歩3分要介護認定の申請窓口：福祉事務所一覧で対応（※市役所では受け付けていません）ホームページ：岡山市
倉敷市役所	所在地：倉敷市西中新田640 アクセス：「倉敷市役所」バス停を下車して目の前要介護認定の申請窓口：介護保険課（本庁1階）、児島保健福祉センター（1階）、玉島保健福祉センター（1階）、水島保健福祉センター（2階）、玉島保健福祉センター真備保健福祉課（1階）ホームページ：倉敷市
美作市役所	所在地：岡山県美作市栄町38-2 アクセス：「栄町」バス停で下車して徒歩すぐ要介護認定の申請窓口：高齢者福祉課ホームページ：美作市

岡山県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

岡山県内には地域包括支援センターが71カ所あります。岡山市で16カ所、倉敷市で25カ所、総社市で6カ所など他にも各地に点在しています。

参考：岡山県「岡山県地域包括支援センター一覧」

岡山県のイベント

鴻八幡宮例大祭（Tatushin - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

岡山県内で毎年開催されている、恒例のイベント・祭りをご紹介します。

「鴻八幡宮（こうはちまんぐう）例大祭」は10月の第2土・日曜日に開催されています。18台のだんじりと1台の千歳楽が表参道を駆け上がることで知られており、多くの見物客でにぎわうことで有名です。

「おかやま桃太郎まつり」は、夏、秋、冬の季節ごとに開催されるお祭りです。夏は納涼花火大会や、多くの踊りが見られます。秋は郷土料理や芸能を中心としたイベントをおこないます。冬には光で彩られるイルミネーションを鑑賞できます。

「福力荒神社大祭」は旧暦元日から3日にかけておこなわれており、津山市の人口以上の人が訪れています。祭りの間に参れば家族全員にご利益があると伝えられています。

老人ホームや介護施設によってはレクリエーションの一環としてお祭りやイベントに参加できます。また自立の方であれば自由に外出して参加できることが多いです。

岡山県の高齢者支援制度

岡山県が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。生きがいサロンホッと

「生きがいサロンホッと」は岡山県高齢者福祉生活協同組合が運営するサロンです。囲碁や絵手紙、カラオケ、麻雀、手芸などのクラブを開いています。高齢になっても生きがいを感じながら明るく元気な生活を送れるように支援している場所です。

参考：岡山県「生きがいサロンホッと」

岡山県の認知症カフェ

岡山県の各市町村では、認知症の方とその家族や地域の住民が気軽に参加できる集いの場所として「認知症カフェ」を開催しています。

認知症に関心のある方や、認知症に対して不安を抱いている方などが気軽に参加でるカフェで、参加費用は無料から数百円です。主に交流を持つことが目的で、レクリエーションや健康体験、専門職による個別相談をおこなう場合もあります。

近隣エリアに認知症カフェがあるかは「岡山県内の認知症カフェ一覧」をご確認ください。

参考：岡山県「認知症カフェ」

緊急通報システム

「緊急通報システム」は、高齢者の方が家庭での事故や急病などの緊急事態のときに、装置本体の緊急ボタンか、身に付けたペンダントを押すだけで、消防局やお近くの協力員に連絡できるシステムです。緊急ボタンを押すと、消防署に出動命令が入り、協力員が高齢者の方のもとへとかけつけます。貸与できるのは「65歳以上のひとり暮らしの方」または「60歳以上～65歳未満の一人暮らしの方で病弱な方」などです。システムを導入したい方は高齢者福祉課までお問合せください。

参考：岡山県「緊急通報システム」

岡山県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

岡山県には老人ホームや介護施設が多数あり、なかでも岡山市に集中しています。県内で希望の施設が見つからない場合は、兵庫県や鳥取県、広島県、香川県など、地域を広げて探してみることがおすすめです。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。