宮崎県のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「みやづるサービス付き高齢者向け住宅」、「シニアハウス江平」、「真ごころ」をはじめとした、宮崎県の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は25件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 25件

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宮崎県の老人ホーム・介護施設について

宮崎県は、九州の南東にある県です。暖かな土地柄で、食の魅力も豊かなエリアです。ここでは、宮崎県での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

宮崎県の特徴

宮崎県庁（ja:User:Sanjo - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

宮崎県の人口は106万3,324人です。65歳以上の高齢者数は34万5,558人で、高齢化率は32.77％となります（2020年10月1日現在）。市町村別の人口で最も多いのは宮崎市で、都城市、延岡市と続きます。

宮崎県の面積は7,735k㎡です。9の市、14の町、3の村で26の市町村があり、県北・県央・県西・県南の4の地域に分かれています。

地域名	自治体数	自治体名
県北	9	延岡市、日向市、東臼杵郡美郷町、西臼杵郡高千穂町など
県央	10	宮崎市、西都市、東諸県郡・国富町、児湯郡高鍋町など
県西	5	都城市、小林市、えびの市、北諸県郡三股町、西諸県郡高原町
県南	2	日南市、串間市

参考：宮崎県「年齢3区分別割合等の推移」「11.全国から見た宮崎県」

宮崎県の魅力

宮崎県の代表的なスポットは、高さ約100mの断崖が続く高千穂峡です。渓谷のシンボルである「真名井の滝」は、日本の滝100選に選ばれています。日本神話で名高い高千穂伝説がある「鬼八の力石」もあります。

また、「天安河原（あまのやすがわら）」は、神秘的な雰囲気がある観光スポットです。天照大神が岩戸に隠れた後、八百万の神様達が会議を開いた場所とされています。

太平洋に面している宮崎県は黒潮の流れを受けて、温暖な気候で過ごせる環境が魅力です。年間の日照時間、快晴日数は全国でもトップクラスとなります。温暖な気候を生かした食の名産も豊富。全国和牛能力共進会で連続1位を獲得した経験もある宮崎牛のほか、ピーマンやキュウリ、トマト、マンゴーなどの農産物があります。

また太平洋に面しており漁場が豊かであることからカツオ、伊勢海老、ハモなどの漁獲量も多い県です。

宮崎県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

宮崎県の主要な駅

宮崎県にはJR九州の日豊本線、日南線、吉都（きっと）線などが通っています。主要駅には、「宮崎」駅、「南宮崎」駅などが挙げられます。「宮崎」駅は日豊本線と日南線が通っており、「南宮崎」駅は3方面の路線を使える“ハブ”となる駅です。

宮崎県の市役所

宮崎県には全部で26の市町村があります。今回はなかでも人口が多い宮崎市、都城市、延岡市の役所の所在地、アクセス、要介護認定の申請先について紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
宮崎市役所	所在地：宮崎市橘通西1丁目1-1 アクセス：「宮崎」駅から徒歩10分、「橘橋1丁目」バス停からすぐ要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：宮崎市
都城市役所	所在地：都城市姫城町6街区21 アクセス：宮崎交通バス「市役所前」バス停からすぐ要介護認定の申請窓口：介護保険課（本庁舎1階）ホームページ：都城市
延岡市役所	所在地：延岡市東本小路2-1 アクセス：宮崎交通バス「市役所前」バス停からすぐ要介護認定の申請窓口：介護保険課ホームページ：延岡市

宮崎県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

宮崎県内の全ての市町村に、合計69カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：宮崎県「地域包括支援センターについて」

宮崎県のイベント

神門（みかど）神社本殿、宮崎県美郷町（STA3816 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

宮崎県で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「師走祭り」は美郷町で1月下旬の金・土・日に開催されます。百済王の伝説に端を発するお祭りで、木城町比木神社にまつられる福智王が、美郷町神門神社にまつられる父・禎嘉王に会いに行くさまを再現します。壮大な送り火や、顔に炭を塗るへぐろ塗りなど、インパクトがある祭り風景を楽しめます。

「青島裸まいり」は宮崎市で1月に開催されるお祭りです。青島神社に祀られている山幸彦を、村人が裸で出迎えたという伝説を再現。毎年500人ほどが参加し、冷たい海で禊ぎをおこないます。もちろん見物も可能です。

「宇納間地蔵大祭」は美郷町で2月下旬に開催されます。江戸時代に起きた大火を鎮火させたとされる「火伏せ地蔵」を祭る善長寺のお祭りで、参拝客で賑わっています。宇納間地蔵尊の前には365段の石段があり、自立度の高い方であれば運動にもなります。もちろん宇納間地蔵尊を見なくても参加できるイベントです。

宮崎県の高齢者支援制度

宮崎県内の自治体が取り組んでいる高齢者の支援制度についてご紹介します。

さんさんクラブ

「さんさんクラブ」は年をとっても生きがいを持って社会貢献していくことを目的とした自主組織です。高齢者にとって有益な活動をおこなっています。健康ウォーキングや、ゴミ拾い活動を通して運動機能維持だけでなく方とのつながりも感じられます。

参考：宮崎県「さんさんクラブのご案内」

健康増進施設利用割引券の交付（都城市）

都城市では、高齢者の健康を増進する目的で、温泉施設、パークゴルフ場などで使用できる健康増進施設利用割引券を交付しています。対象者は65歳以上の方で、福祉課、各総合支所市民生活課、各地区市民センターで受け付けています。

参考：都城市「健康増進施設利用割引券の交付」

ケアプリのべおか（延岡市）

延岡市では、65歳以上の方を対象に生活機能の向上や、フレイル対策として介護予防（ケアプリベンション）の取り組みをしています。調理などで体を動かす機会もあります。受付は、実施する会場または健康長寿の町づくり課です。

参考：延岡市「ケアプリのべおに参加してみませんか？」

宮崎県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

宮崎県の老人ホーム・介護施設は、宮崎市や都城市に集中しています。希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。隣接しているのは熊本県、大分県、鹿児島県です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。