宇都宮市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウスアオーラ而今」、「ケアハウスジョイナス長岡」、「ケアハウス　エバーグリーンみずほの」をはじめとした、栃木県/宇都宮市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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宇都宮市の老人ホーム・介護施設について

宇都宮市は、栃木県の中部に位置する市です。栃木県の県庁所在地で、北関東で最大の都市としても知られています。ここでは「宇都宮市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

宇都宮市の特徴

富士見櫓（復元）（kamoseiro - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

宇都宮市の人口は、51万9,965人です。65歳以上の高齢者人口は13万2,864人で、高齢化率は25.6％となっています（2021年3月31日現在）。

面積は416.85km²です。宇都宮市では地域ごとに地区市民センターを13カ所（平石地区、清原地区、横川地区、瑞穂野地区、城山地区、国本地区、富屋地区、豊郷地区、篠井地区、姿川地区、雀宮地区、上河内地区、河内地区）設置しています。地区市民センターでは「各種証明書の発行」「印鑑登録」「戸籍の届け出」など、主に市役所でする用事ができます。

参考：宇都宮市「年齢別人口（過去3月末現在・総計）オープンデータ」「宇都宮市の人口・面積など」「地区市民センター・出張所」

宇都宮市の魅力

宇都宮市は、餃子をはじめ、自転車、百人一首、大谷（おおや）石など、さまざまな名産や強みを持つ市です。またジャズが盛んで、市内では毎日のようにジャズライブがおこなわれています。

都市としての魅力がありながら自然も豊かです。農産物では、イチゴやナシ、トマト、アスパラガスの収穫量が多く有名です。

宇都宮市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

宇都宮市の主要な駅

宇都宮市には、JR東北本線（上野－盛岡）・日光線・湘南新宿ライン（東北本線－横須賀線）・東北新幹線、東武宇都宮線といった路線が走っています。

主要な駅は「宇都宮」駅、「雀宮（すずめのみや）」駅、「岡本」駅、「東武宇都宮」駅です。なかでも「宇都宮」駅は、新幹線が停まり、東京まで1時間ほどでアクセスできます。

「宇都宮」駅は、通勤・通学ラッシュの時間帯は混み合うので利用する場合は要注意です。主要な駅を利用する場合は、混み合う時間帯を避けるのがおすすめです。

宇都宮市役所

要介護認定や各種助成金の申請、住民票の受け取りといった手続きは市役所でおこないます。ここでは、宇都宮市役所についてご紹介しましょう。

宇都宮市役所の住所は宇都宮市旭1丁目1-5です。JR「宇都宮」駅からお越しの際は、関東バス「市内循環線（きぶな）」に乗車し、「市役所庁舎前」バス停で下車後、徒歩約2分で到着します。東武「宇都宮」駅からは徒歩約10分です。

要介護認定の申請窓口は宇都宮市役所1階「保健と福祉の総合相談窓口」、もしくは市役所2階「高齢者福祉課」です。また先述した各出張所、各地区市民センターでも受け付けています。

参考：宇都宮市役所

宇都宮市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談に応じます。

宇都宮市の地域包括支援センターは25カ所です。

参考：宇都宮市「地域包括支援センターの所在地」

宇都宮市のイベント

フェスタin大谷に合わせて夜間営業するコーヒーショップ（Miyuki Meinaka - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

宇都宮市でおこなわれる恒例のイベントやお祭りをご紹介します。

「フェスタin大谷」は、宇都宮市の最大のイベントです。日本遺産の認定を受けた大谷石の需要拡大や産地である大谷町周辺の活性化を目的に開催されました。ライトアップやプロジェクションマッピングがおこなわれ、幻想的な景色を堪能できます。

「ふるさと宮まつり」は宇都宮市の市制80周年をきっかけにできた1976年から続く夏祭りです。参加者数は55万人。パレード、お囃子、山車、神輿、よさこいが催されます。特に90基ある神輿は北関東最大級の数です。

「うつのみや花火大会」は毎年8月中旬におこなわれています。1967年に始まった宇都宮市最大の花火大会です。2003年に一時休止しましたが、2007年から有志によって復活しました。

例年、道場宿・鬼怒川の河川敷が会場となり、多くの人で賑わいます。障がい者対応の席や障がい者用トイレも設置されますので、要介護の方でも安心して楽しめます。

宇都宮市老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環としてこのようなイベントに参加する施設があります。メリハリのある生活を送るためには、外出レクリエーションに力を入れている施設をおすすめします。

宇都宮市の高齢者支援制度

宇都宮市は高齢者が安心して生活を送れるように高齢者支援制度を展開しています。

高齢者等ホームサポート事業

高齢者等ホームサポート事業とはおおむね65歳以上の一人暮らし高齢者を対象に日常生活をしていくための必要な支援をおこなう事業です。洗濯や日干し、庭の手入れ、簡単な修理、屋内の整理整頓が主なサポートの項目です。

対象となる方は、前年の取得税非課税世帯のうち「介護保険で要支援以上の認定を受けている一人暮らしの高齢者」または「単身の障がい者（障がい者手帳保有者）」の世帯です。利用は原則として週2時間までとなっています。

利用するには登録が必要です。宇都宮市役所高齢福祉課福祉サービスグループまでお問い合わせください。

参考：宇都宮市「高齢者等ホームサポート事業」

はいかい高齢者等の位置探索システム利用助成

徘徊をする恐れのある高齢者に専用の小型端末を身に付けてもらい、万が一の時に居場所を特定できるというものです。ご家族の方が携帯電話やパソコンで直接、位置情報を調べられます。宇都宮市では、その機材を導入するための費用の一部に対する助成制度を用意しています。

対象となるのは、宇都宮市内に住所を置いている65歳以上の高齢者、65歳未満で初老期認知症に該当する方などです。市税を滞納している場合は利用できません。助成額は登録料と月額利用料の2分の1です（上限額あり）。

参考：宇都宮市「はいかい高齢者等の位置探索システム利用助成」

ひとり暮らし高齢者等日常生活用具の給付・貸与

おおむね65歳以上の一人暮らし世帯を対象にした制度です。日常生活を安全に送るための用具を給付したり、貸与したりします。品目は、火災警報器、自動消火器、電磁調理器、老人用電話（電話回線）、シルバーカーの5種類です。

費用は、生計の中心となっている家族が前年に払った所得税額によって変動します。利用については、高齢福祉課の福祉サービスグループで相談できます。

参考：宇都宮市「ひとり暮らし高齢者等日常生活用具の給付・貸与」

宇都宮市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

宇都宮市には、複数の老人ホームや介護施設がありますが、希望の条件をクリアできる場所が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。宇都宮市に隣接している地域には、日光市や鹿沼市、下野市、真岡市、さくら市、下都賀郡壬生町、河内郡上三川町、芳賀郡芳賀町、塩谷郡高根沢町、塩谷町があります。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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