洲本市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「いちごの家・楽園すもと」をはじめとした、兵庫県/洲本市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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施設の種類

洲本市の老人ホーム・介護施設について

洲本（すもと）市は、兵庫県南部にある淡路島の中央部に位置する市です。今回は「洲本市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

洲本市の特徴

洲本市役所（Shimasuki - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

洲本市の人口は4万2,781人です。65歳以上の高齢者人口は1万5,451人で、高齢化率は36.12％となっています。洲本市の面積は182.38㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

洲本市の魅力

洲本市は淡路島の中央部にあり、豊かな自然が魅力です。三熊山（みくまやま）や五色浜（ごしきはま）といった瀬戸内海国立公園の指定地域があります。

また、温暖な気候と日照時間の長さから、フルーツの栽培が盛んです。寒くなるにつれて甘さが増す淡路島産みかんや、白い見た目が印象的な白いちご「淡雪」が特産品となります。

そのほか、歴史を感じられるスポットが多いことも魅力です。「洲本城跡」や「先山千光寺（せんざんせんこうじ）」、国登録有形文化財の「春陽荘」などが点在しています。

洲本市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

洲本市の主要な駅

洲本市には鉄道はなく、コミュニティバスが走っています。コミュニティバスは「五色地域コミュニティバス」と「上灘・沼島線コミュニティバス」の2種類です。

洲本市役所

洲本市役所は、本庁舎のほか五色庁舎と由良（ゆら）支所があります。それぞれの住所やアクセス、要介護認定の申請窓口は以下のとおりです。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
洲本市役所	所在地：兵庫県洲本市本町3-4-10 アクセス：「洲本バスセンター」より徒歩10分、「洲本市役所」バス停留所より徒歩1分要介護認定の申請窓口：介護福祉課
五色庁舎	所在地：洲本市五色町都志（つし）203 アクセス：「五色バスセンター」より徒歩2分要介護認定の申請窓口：窓口サービス課
由良支所	所在地：兵庫県洲本市由良2-7-22 アクセス：「由良支所前」バス停留所より徒歩2分要介護認定の申請窓口：保険・福祉関連窓口

参考：洲本市役所

洲本市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

洲本市の地域包括支援センターは2カ所です（2019年1月29日現在）。市役所本庁舎と五色庁舎に設置されています。

参考：洲本市「地域包括支援センター」

洲本市のイベント

洲本八景「大浜を大観」の構図（663highland - 投稿者自身による著作物, CC 表示 2.5, リンクによる）

洲本市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「淡路島まつり」は、毎年8月に3日間にわたって大浜海岸周辺で開催されるお祭りです。1日目と2日目のおどり大会では、阿波踊りをしながら、多くの市民が市街地を練り歩きます。3日目には花火大会がおこなわれます。洲本港外港南防波堤から約4,000発が打ち上がる、兵庫県下最大級の花火大会は見ものです。

「洲本市五色菜の花まつり」は、菜の花が満開になる毎年3月下旬にウェルネスパーク五色芝生広場で開催されるお祭りです。フリーマーケットやステージイベントがおこなわれます。淡路島の特産品の販売があり、地元で採れた新鮮な野菜を購入できます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

洲本市の高齢者支援制度

洲本市が提供している高齢者支援制度をご紹介します。

外出支援サービス事業

リフト付きの移送用車両で、自宅と介護サービス事業所などへの送迎をおこなうサービスです。対象者は、下記の3点を満たす方です。

洲本市に暮らす65歳以上の高齢者
心身の障がいや傷病によって車いすを利用している方
一般の公共交通機関の利用が難しい方

窓口は、洲本市役所健康福祉部介護福祉課です。

参考：洲本市「高齢者福祉サービスについて」

洲本市元気はつらつ教室

住み慣れた地域で元気な生活を送ることを目的に、洲本市元気はつらつ教室を毎月1回開催しています。実施場所は、由良公民館や加茂公民館、中山間総合活性化センター、千草公民館、洲本市役所（3階会議室）といった各地の公民館です。内容は、運動療法や音楽療法、健康チェック、健康相談などさまざまです。

対象は、おおむね65歳以上の方です。参加する場合は、運動できる服と飲み物、持っている場合は健康手帳を持参してください。

参考：洲本市「洲本市元気はつらつ教室」

洲本市配食サービス事業

日常生活における食事の支度に何らかの支障をきたしている高齢者をサポートするため、配食と安否確認を実施しています。利用負担額は1食あたり500円です。

対象者は、下記の3点を満たす方です。

洲本市内に住所を有するおおむね65歳以上の一人暮らしの高齢者、もしくは高齢者世帯に属する方
身体状況によって調理ができないかまたは困難な方
近隣に扶養義務者が居住していないもしくは居住していても食事の提供が困難な方

問い合わせ窓口は、洲本市役所健康福祉部介護福祉課です。

参考：洲本市「洲本市配食サービス事業」

洲本市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

洲本市で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。洲本市は、淡路市、南あわじ市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。