郡山市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「寿光庵つばき」、「シニアレジデンス小原田」、「シニアレジデンス大槻」をはじめとした、福島県/郡山市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は31件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 31件

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郡山市の老人ホーム・介護施設について

郡山市は福島県中通りの中部に位置する自治体で、中核市に指定されています。ここでは、郡山市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

郡山市の特徴

郡山市役所本庁舎（藍原あおい - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

郡山市の人口は、32万1,394人です。65歳以上の高齢者人口は8万5,486人で、高齢化率は26.60%です（2021年1月1日現在）。

福島県の中通りの中部に位置し、面積は757.20㎢です。以下の 14の行政区に分けられています。

富田町、大槻町、安積町（あさかまち）、三穂田町（みほたまち）、逢瀬町（おうせまち）、片平町、喜久田町（きくたまち）、日和田町（ひわだまち）、湖南町（こなんまち）、富久山町（ふくやままち）、熱海町（あたみまち）、田村町、西田町、中田町

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／郡山市「郡山市の統計概要」「郡山市内の各行政区」

郡山市の魅力

郡山市は「人」「モノ」「情報」が集まる中核市であり、福島県の経済をリードしています。商業施設や医療機関がそろっているため、暮らしやすい環境です。

また交通の便が良いため「陸の港」と呼ばれています。東北自動車道や磐越自動車道、東北新幹線の開通、福島空港の開港により、東北の交通の要衝となりました。

また、郡山市は音楽の町として知られています。2008年には「音楽都市」を宣言し、楽都郡山として「東北のウィーン」と呼ばれるようになりました。郡山市内ではさまざまな音楽会が開かれています。

郡山市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

郡山市の主要な駅

郡山市には、JR東北本線、水郡線（すいぐんせん）、磐越東線（ばんえつひがしせん）、磐越西線、東北新幹線が走っています。

主要な駅はJR「郡山」駅です。先述した5つの路線をすべて使えます。新潟、茨城、栃木、埼玉、東京と幅広い地域に1本で行き来できます。

郡山市役所

郡山市役所の所在地は、郡山市朝日1丁目23-7です。「市役所」バス停を下車してすぐの場所にあります。

要介護認定の申請先・相談先は、介護保険課（本庁舎1階）、各行政センター、各連絡所、市民サービスセンターです。申請は本人や家族のほか、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターが代行可能です。

参考：郡山市役所

郡山市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

郡山市内では地域包括支援センターを「高齢者あんしんセンター」と呼んでいます。市内には17カ所の高齢者あんしんセンターがあります。

参考：郡山市「高齢者あんしんセンター（地域包括支援センター）」

郡山市のイベント

拝殿（Jerry fish tkc - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

郡山市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「安積国造（あさかくにつこ）神社秋季例大祭」は9月27日から29日に開催されます。五穀豊穣や氏子安全に感謝をするためのイベントです。神輿渡御（みこしとぎょ）は明治時代から続く伝統があります。山車（だし）による八幡ばやしの演奏が見どころです。

「七日堂（なのかどう）まいり」は、毎年1月6日から7日におこなわれる如寳寺馬頭観世音（にょほうじばとうかんのん）の祭礼です。本来は海の幸や山の幸を持ち寄って、物々交換をする市場として多くの人が集っていました。現在は「ダルマ」「まさる」「団子さし」といった縁起物を売る初市になっています。

郡山市の高齢者支援制度

郡山市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

高齢者健康長寿サポート事業

郡山市では、70歳以上の高齢者に向けて公共施設で使える共通利用券を発行しています。年齢、申請月に応じて1枚500円の利用券が年4～16枚交付されます。70歳以上の方は、はり・きゅう・マッサージ、温泉、プールを利用できる共通利用券を購入できます。75歳以上の方は上記に加えてバスとタクシーで使える共通利用券を受け取れます。

参考：郡山市「高齢者健康長寿サポート事業」

配食サービス活用事業

郡山市では見守りと栄養状態の改善を目的に、配食サービスをおこなっています。1食400円で利用でき、平日のうち希望の曜日に配達してもらえます。対象者は「65歳以上の在宅の一人暮らし」または「高齢者のみの世帯」で調理が困難な方です。利用したい場合は、高齢者あんしんセンター、担当ケアマネジャーに相談してください。

参考：郡山市「配食サービス活用事業」

寝具洗濯乾燥サービス事業

寝たきりの高齢者に対して、寝具の洗濯や乾燥消毒のサービスをおこなっています。年に1回、3,500円以内の利用券を交付します。

対象者は「65歳以上で一人暮らしの方」もしくは「高齢者のみの世帯」で、身体が不自由または寝たきりのため、寝具の衛生管理が難しい方です。ただし利用にあたって、地域包括支援センター相談員かケアマネジャーが対象者の住まいを訪問して作成する「調査書」が必要です。

参考：郡山市「寝具洗濯乾燥サービス事業」

郡山市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。郡山市は、須賀川市、会津若松市、二本松市、田村市、本宮市、耶麻郡猪苗代町、安達郡大玉村、岩瀬郡天栄村、石川郡平田村、田村郡三春町、田村郡小野町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。