三好市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅そよかぜ」をはじめとした、徳島県/三好市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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三好市の老人ホーム・介護施設について

三好（みよし）市は、徳島県の西部に位置する市です。こちらでは「三好市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

三好市の特徴

三好市役所、徳島県、日本（アラツク - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

三好市の人口は2万4,770人です。65歳以上の高齢者人口は1万1,171人で、高齢化率は45.10％となっています（2021年1月1日現在）。

面積は721.42㎢です。エリア分けをすると、三野地域、池田地域、山城地域、井川地域、東祖谷山（ひがしいややま）地域、西祖谷山地域の6つになります。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／三好市「第 1 章三好市の現状と課題」

三好市の魅力

三好市は、豊かな緑が魅力的な地域です。紅葉の名所の「竜ヶ岳（りゅうがたけ）」や、約8㎞にわたる渓谷「大歩危小歩危（おおぼけこぼけ）」、雲海を眺められる「剣山」といった名所があります。

また、三好市には歴史的な文化遺産が点在しています。四国霊場第66番札所「雲辺寺（うんぺんじ）」は1,200年以上の歴史があるお寺です。あじさい、紅葉、雪景色といった四季折々の景観を楽しめます。

平家落人伝説の残る「祖谷のかずら橋」は国の指定重要文化財です。橋はシラクチカズラという植物のツルで作られています。19時から21時30分の間におこなわれるライトアップや、近くに流れる「琵琶の滝」が見ものです。

三好市の郷土料理は「でこまわし」です。ジャガイモ、豆腐、こんにゃくを竹串に刺し、味噌だれをつけて回しながら炭火で焼きあげます。また、太く短めの麺が特徴の「祖谷（いや）そば」は、素朴な味わいを堪能できます。

三好市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

三好市は、JR徳島線・土讃（どさん）線が通っています。主要駅は「阿波（あわ）池田」駅です。「阿波池田」駅からは、香川県や高知県といった県外へ移動できます。

また、三好市内の移動にはバスが便利です。三好市営バスやさんさんバスが運行しています。

三好市役所

三好市役所の所在地は、三好市池田町シンマチ1500-2です。「阿波池田」駅から徒歩4分で到着します。

要介護認定の申請は、みよし広域連合介護保険センターで受け付けています。

参考：三好市役所

三好市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

三好市の地域包括支援センターは2カ所です（2020年9月17日現在）。

参考：みよし広域連合「地域包括支援センター」

三好市のイベント

池田駅前アーケード街（GACHAN - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

三好市で開催されているイベントをご紹介します。

「いけだ阿波おどり」は、毎年8月中旬に池田駅周辺で開催されるイベントです。約30連の踊り子が乱舞し、池田町の夜を盛り上げます。しなやかな女踊りと、豪快な男踊りの融合が見どころです。そのほかステージイベントも開催されます。

「池田えびす祭り」は、毎年1月に中町えびす神社でおこなわれる行事です。巫女（みこ）たちが縁起ものの「熊手」や「福笹」を販売します。商売繁盛や家内安全を願い多くの方が訪れるお祭りです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

三好市の高齢者支援制度

三好市で展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

おでかけ見守りQRコードシール

行方不明になるおそれのある認知症の方を対象に、衣類や持ち物などに貼るシールを配布しています。行方不明者を発見した方がQRコードを読み込むと、みよし地域包括支援センターと三好警察署の連絡先が表示される仕組みです。10枚のシールを無料で配布しています。

登録や問い合わせは、みよし地域包括支援センターで受け付けています。

参考：三好市「おでかけ見守りQRコードシールをご存知ですか」

三好市高齢者等タクシー利用助成事業

高齢者が外出する際のタクシー運賃を一部助成する事業です。住んでいる地区の市役所または支所に申請・登録すると、1枚200円分のタクシー券を半額で購入できます。タクシー券は三好市が指定したタクシー業者でのみ利用できます。

対象者は、以下の1～3の全てに当てはまる方です。

三好市で在宅生活をする方で、次のa～cのいずれかに該当する方
交通手段がない方（自動車・二輪車・原付などの運転免許がない方。対象者が児童の場合は、その保護者とする）
市税の滞納がない方（対象者が児童の場合は、その保護者とする）

また、運転免許を返納して「運転経歴証明書」を持っている方は特例として1回限り3,000円のタクシー券が支給されます。なお、施設に入所中または入院中の方は対象となりません。

参考：三好市「三好市高齢者等タクシー利用助成事業について」

きらめき元気アップ教室

高齢者が健康に在宅生活を続けられるように、介護予防教室を実施しています。プログラム内容は、運動機能の向上や栄養状態の改善、口腔機能向上、レクリエーションです。利用料は、1回あたり300円です。

対象者は、市内在住の65歳以上の方のうち以下の項目に該当する方です。

　三好市地域支援事業サービスを受けていない
　要介護認定を受けていない
　要介護度が確定するまでの間に介護給付サービスを受けていない

参考：三好市「三好市介護予防普及啓発事業（きらめき元気アップ教室）について」

三好市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

三好市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。三好市は、美馬市、美馬郡つるぎ町、三好郡東みよし町、那賀郡那賀町、香川県観音寺市、三豊市、仲多度郡まんのう町、愛媛県四国中央市、高知県香美市、長岡郡大豊町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。