阿南市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「シニアレジデンスなごみ」をはじめとした、徳島県/阿南市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 1件

別の条件で検索する

阿南市の駅から探す

施設の種類

阿南市の老人ホーム・介護施設について

阿南（あなん）市は、徳島県の南東部に位置する市です。こちらでは「阿南市での高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介します。

阿南市の特徴

阿南市役所（2015年4月17日）（Mti - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

阿南市の人口は7万1,790人です。このうち、65歳以上の高齢者数は2万3,722人で、高齢化率は33.04%となります（2021年1月1日現在）。

阿南市の面積は279.25㎢です。県内で3番目に広い市で、徳島県全体の6.7％を占めています。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

阿南市の魅力

阿南市は四国の最東端に位置し、四国で最初に太陽が昇ります。また、世界で初めて青色LEDの開発に成功した日亜化学工業株式会社の本社が立地している市です。このことから「光のまち」としてさまざまな取り組みを進めています。

「光のまちステーションプラザ」では、LEDオブジェの展示や工作体験ができます。また、LEDを活用した地域活性が盛んです。市内5,800カ所の防犯灯をLEDに改修したり、青色LEDを使った野菜栽培に取り組んだりしています。

海辺に面している阿南市は、オーシャンビューが見られる場所が豊富です。「蒲生田（かもだ）岬」は、灯台から大パノラマを眺められます。ほかにも「日本の渚100選」に選ばれた「北の脇海水浴場」や、リフトから橘湾の眺望が楽しめる「津峯（つのみね）神社」が代表的です。

阿南市は、野球を通したまちづくりに注力しています。「JAアグリあなんスタジアム」は両翼100m、中堅122mの本格的なグラウンドです。独立リーグ「徳島インディゴソックス」の本拠地になっています。

阿南市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

阿南市の主要な駅

阿南市では、JR牟岐（むぎ）線が走行しています。主要駅は「阿南」駅、「阿波橘（あわたちばな）」駅です。「阿南」駅は、特急「むろと」を含む全列車が停車するため、県外への移動に便利です。

そのほか、市内循環バス「なかちゃん号」が運行しており、市内の移動に役立ちます。

阿南市役所

阿南市役所は、阿南市富岡町トノ町12-3にあります。「阿南」駅から徒歩8分です。バスを利用する場合は「阿南市役所前」バス停から徒歩3分で到着します。

要介護認定の申請は、介護・ながいき課で受け付けています。

参考：阿南市役所

阿南市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

阿南市では、地域包括支援センターのことを「高齢者お世話センター」と呼んでいます。阿南市の高齢者お世話センターは合計7カ所です。

参考：阿南市「高齢者お世話センター（地域包括支援センター）」

阿南市のイベント

山頂部分のモニュメント（Araisyohei - 投稿者自身による作品, CC 表示 4.0, リンクによる）

阿南市で開催されているイベントをご紹介します。

「阿南市活竹（かっちく）祭」は、毎年2月下旬に阿南市役所でおこなわれています。阿南市の特産物を堪能できるイベントです。タケノコや野菜がたっぷり入った「活竹鍋」や、ハモ料理を味わえます。このほか地場野菜や魚の販売、ステージでのダンスやご当地キャラクターの登壇といった企画があります。

「阿南の夏まつり」は、毎年7月下旬に牛岐城址（うしきじょうし）公園や富岡商店街付近で開催されているイベントです。パレードや阿波おどりの競演が見どころです。フィナーレには約2,000発の花火が打ち上げられます。

「橘海正八幡（たちばなかいしょうはちまん）神社例大祭」は、海正八幡神社で毎年10月1～3日におこなわれています。町内の男性たちが、約4トンあるだんじりを全力でぶつけ合う豪快なお祭りです。

老人ホームや介護施設によっては、職員と一緒に地域のイベントに参加することがあります。気になる方は、あらかじめ施設に尋ねてみてください。

阿南市の高齢者支援制度

阿南市で展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

家族介護用品支給事業

高齢者を介護している家族に介護用品を現物支給しています。支給するのは、紙おむつ、尿取りパット、ドライシャンプー、使い捨て手袋、清拭剤といった介護用品です。

支給金額は、1カ月に5,000円までです。超過した料金は自己負担となります。なお、毎年4月に更新申請が必要です。

対象者は「65歳以上で要介護4・5の在宅高齢者を介護する家族」かつ「高齢者の属する世帯が市町村民税非課税世帯の方」です。

参考：阿南市「家族介護用品支給事業」

ひとり暮らし高齢者支援事業

一人暮らしの高齢者に対して、緊急時にすぐ通報できる端末機器を貸し出しています。機器のGPS機能を使って、家族が利用者本人の位置を検索することが可能です。

設置費用は全額支給されます。機器の利用料は月額800円（税別）です。なお、位置情報提供料金は1回100～200円（税別）、現場急行料金は1回1時間あたり10,000円（税別）が必要です。

対象者は、65歳以上で一人暮らしの高齢者の方です。

参考：阿南市「ひとり暮らし高齢者支援事業」

配食サービス事業

バランスのとれた食事の提供と安否確認をおこなうサービスです。1週間に1回、かつ月3回まで利用できます。利用料は、1食当たり350円です。

対象は「おおむね70歳以上で一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯」かつ「食事の調理が難しい方」です。

参考：阿南市「配食サービス事業」

阿南市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

阿南市内で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。阿南市は、小松島市、勝浦郡勝浦町、那賀郡那賀町、海部郡美波町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。