長浜市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「余呉はごろも村サービス付き高齢者向け住宅やまなみ」をはじめとした、滋賀県/長浜市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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長浜市の老人ホーム・介護施設について

長浜市は、滋賀県の北東部に位置する自治体です。自然に囲まれた環境で、京阪神や中京、北陸の中間地点として利便性の良さも兼ねそろえています。こちらでは「長浜市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

長浜市の特徴

長浜市役所（SONIC BLOOMING - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

長浜市の人口は11万6,840人です。65歳以上の高齢者人口は3万3,160人で、高齢化率は28.38％となっています（2021年1月1日現在）。

長浜市は琵琶湖に面しており、湖を含む面積は681.02㎢です。琵琶湖を除いた可住地面積は、165.76㎢です。長浜市は、大きく以下の4つのエリアに分かれます。

エリア	特徴
北部エリア	福井県と岐阜県に隣接し、山間部と平野部で構成される自然の多いエリア。
中部エリア	農山村地帯からなるエリア。
南部エリア	市街地と田園地帯とで構成されているエリア。
中心市街地エリア	「長浜」駅から広がる市の玄関口となっているエリア。商業・文化・医療・行政などの都市機能が集積している。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／長浜市「長浜市の概況」

長浜市の魅力

長浜市は、豊富な清水を生かした独自の食文化があります。「鮒ずし（ふなずし）」は、滋賀県でもっとも有名な郷土料理で、日本を代表する発酵食です。琵琶湖の鮒を米と塩で漬け発酵させた寿司で、独特の風味があります。店によって漬ける期間や方法が異なることが特徴です。なかにはにおいを抑えた食べやすいものもあります。

長浜市は、自然豊かな環境です。琵琶湖を取り囲むように山々が連なっており、登山を楽しめます。「菅山寺」や「山門水源の森」は、初心者でも比較的登りやすい人気のスポットです。

また長浜市には、伝統文化が息づく名産品があります。なかでも「浜ちりめん」は長浜のみで生産されてきた絹白生地で、繊細な手触りと光沢が特徴です。最高級の和装素材として、京友禅や加賀友禅にも重用されてきました。近年では、インテリア雑貨にも活用されています。

長浜市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

長浜市の主要な駅

長浜市はJR北陸本線・湖西線が走行しています。主要駅は「長浜」駅です。周辺に飲食店やショッピング施設、大きい公園があり生活に便利です。

長浜市役所

長浜市役所の所在地は、長浜市八幡東町632です。「市役所前」バス停からすぐの場所にあります。要介護認定の申請は、高齢福祉介護課か北部振興局くらし窓口課で受け付けています。

参考：長浜市役所

長浜市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

長浜市内には合計5カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：長浜市役所「長浜市地域包括支援センター（高齢者の総合相談窓口）」

長浜市のイベント

Nagahama-hachimangu in Nagahama, Shiga, Japan（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

長浜市で毎年恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。

「長浜曳山祭（ひきやままつり）」は長浜八幡宮の祭礼として、毎年4月9日から17日にかけて長浜の町中で開催されます。日本三大山車（だし）祭の一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されているお祭りです。曳山巡行では、江戸時代の伝統工芸技術で作られた金具や彫刻で彩られた山車を見られます。そのほか、曳山の上で演じられる「子ども歌舞伎」も見どころとなっています。

「長浜出世まつり」は、豊臣秀吉の出世城である長浜城の再興を記念して、1983年に始まったさまざまなイベントの総称です。その一つである「近世城下町ふるさとまつり」では、城下町のお庭めぐりや武将パレードが催され、長浜の歴史を身近に感じられます。ほかにもアートイベントや火縄銃大会、着物での町歩きツアーといった催しがおこなわれます。

「水とロマンの祭典」は、毎年7月に琵琶湖のほとりにある尾上漁港周辺で開催されるイベントです。琵琶湖の恵みに感謝し、その豊かさや美しさを後世に守り伝えようと始まりました。人気の「ちびっこ魚つかみ」や、琵琶湖で採れた小鮎の天ぷら販売、琵琶湖遊覧湖上タクシーといった企画があります。

長浜市の高齢者支援制度

見守り配食支援事業

主に一人暮らしの高齢者に向け、配食を通した見守り支援をするサービスです。配食業者がお弁当を配達する際に声かけをして、対象者の安否を確認します。対象者に異常がある場合は、事前に登録した緊急連絡先に連絡します。

食事は、昼食または夕食の選択が可能です。利用回数は1日1回、週5回が上限となります。支給対象期間は2年間で、継続を希望する際は更新申請が必要です。費用は配食業者によって異なります。

対象は、以下のいずれかに当てはまる方のうち、見守りが必要と判断される方です。なお、市税や介護保険料等に未納がある場合は利用できません。

65歳以上の高齢者
身体障がい者手帳1級・2級（肢体、視覚、内部障がいに限る）、療育手帳重度、精神障碍者保健福祉手帳1級・2級を所持している方

ただし、同居家族による見守りが受けれられる方や、家族の訪問や福祉・介護サービスの利用によって原則週5日以上の見守り（安否確認）ができている場合は、対象外となります。

参考：長浜市「見守り配食支援事業のご案内」

長浜市認知症高齢者等SOSほんわかネットワーク

認知症のある高齢者が行方不明になった際、家族が警察署に行方不明届を提出したら、地域の協力者にメールを配信します。メールに行方不明者の特徴や情報を記載し、早期発見・早期保護につなげる仕組みです。

費用は無料です。サービスの利用には事前登録が必要となります。事前登録申請をした方には、対象者の衣類やカバンといった持ち物に貼り付けられる「SOSほんわか見守りシール」を配布します。シールはQRコードと対象者の登録番号が書かれているものです。QRコードを読み取ると警察署の連絡先が表示され、迅速な通報、身元判明につなげます。

対象者は「長浜市内在住のおおむね65歳以上の方」で「認知症などにより行方不明になる心配のある方」です。65歳未満ので、若年性認知症などで同様の心配がある方も利用できます。

参考：長浜市「長浜市認知症高齢者等SOSほんわかネットワーク事業」

認知症高齢者等家族支援サービス

行方不明になる恐れがある在宅高齢者を介護している方にGPS端末を貸し出します。初期費用は市が負担しますが、月額利用料などは業者の指定する料金がかかります。

貸し出し対象は「以下の条件に当てはまる方を在宅で介護している方」かつ「申請時に市税や介護保険料等の滞納がない方」です。

介護対象者の条件

長浜市の介護保険の被保険者
要支援・要介護認定を受けている、もしくは相当すると判断される
申請時に市税や介護保険料等を滞納していない
認知症等で行方不明になる恐れがある
過去にこのサービスを利用していない

参考：長浜市「認知症高齢者等家族支援サービスのご案内」

長浜市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

長浜市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広めてみましょう。長浜市は米原市、高島市、岐阜県揖斐郡揖斐川町、福井県敦賀市、南条郡南越前町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。