別府市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅ローズガーデン野口元町」、「サービス付き高齢者向け住宅アネックス」、「特定施設　メゾン・ド・いっとうえん」をはじめとした、大分県/別府市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 9件

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別府市の老人ホーム・介護施設について

別府市は大分県の東海岸のほぼ中央に位置しています。由布・鶴見岳のふもとから別府湾まで広がる扇状地のため、山や森といった自然が豊かです。こちらでは「別府市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

別府市の特徴

別府市役所（大分帰省中 - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

別府市の人口は11万5,008人です。65歳以上の高齢者の人口は3万9,335人で、高齢化率は34.20％です（2021年1月1日現在）。

別府市の面積は125.34㎢です。「新別府地区」「山水苑地区」「内龜（うちかまど）・松田地区」「山の手地区」「鶴見園地区」「鶴見南立石地区」「立命館アジア太平洋大学地区」「別府サンライズニュータウン地区」「陽向ガーデン地区」の9エリアに分けられます。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調77ページ」／別府市「地区計画」

別府市の魅力

別府市の最大の魅力は温泉です。「別府八湯（はっとう）」をはじめ、市内には多数の温泉が湧いており、湧出量と源泉数の両方で日本一です。街中に立ち上る湯けむりは、別府市を象徴する風景として親しまれています。

別府八温泉の一つである鉄輪（かんなわ）温泉の「地獄釜料理」は名物です。野菜や海の幸を、温泉から噴き出る蒸気で蒸す独特の調理法で、素材本来の味を楽しめます。その他の郷土料理では「とり天」やブランド魚の「城下カレイ」が有名です。

また工芸品では、すべて手作業で作られる竹の工芸品が有名です。竹で編み上げた器に漆を塗り重ねた「藍胎漆器（らんたいしっき）」や、櫛（くし）をはじめとした「つげ細工」があります。

別府市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

別府市の主要な駅

別府市にはJR日豊本線、別府ロープウェイ、別府ラクテンチケーブルカーが通っています。「別府ラクテンチケーブルカー」は「別府ラクテンチ」という遊園地に行くためのケーブルカーです。

主要駅は「別府」駅で、JR日豊本線が乗り入れています。中津市から佐伯（さいき）市まで、大分県内を行き来できます。

別府市役所

別府市役所の所在地は別府市上野口町1-15です。「市役所前」バス停で下車して徒歩すぐ、JR「別府」駅からは徒歩約15分です。要介護認定の申請は介護保険課（1階）で受け付けています。

参考：別府市役所

別府市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。別府市では、合計7カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：別府市「介護予防の拠点となる地域包括支援センター」

別府市のイベント

随所より湯煙が濛々と上がる鉄輪温泉（松岡明芳 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

別府市で毎年恒例となっているイベントをご紹介します。

「別府八湯温泉まつり」は、1910年の「温泉市大売出し」が起源となっている歴史あるお祭りです。4月に開催され、期間中には「市内にある共同温泉施設の一部が無料開放となる」「商店街では神輿が繰り出す」と、多くのイベントがあります。

「亀川夏まつり」は、亀川漁港周辺で8月に開催されるお祭りです。和太鼓や盆踊り、花火大会をはじめとする催しがあります。会場はJR「亀川」駅のすぐ近くで、駐車が準備されるため、アクセスも便利です。

老人ホームや介護施設によっては、外出レクリエーションの一環としてイベントに参加することがあります。気になる方は入居前に施設に確認してみてください。

別府市の高齢者支援制度

別府市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者配食サービス

ひとり暮らしで、自力で食事を用意するのが難しい高齢者に、昼食の弁当を配達するサービスです。高齢者の健康維持や孤独感の解消、さらに安否確認を目的としています。

対象となるのは、65歳以上のひとり暮らしの方で、利用審査表で在宅での調理が難しいと判断された方です。そのほか、所得についての要件があるため、希望する方はまずご相談ください。申し込みは、市役所高齢者福祉課または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：別府市「高齢者配食サービス」

寝具類洗濯サービス事業

在宅のひとり暮らしの高齢者や支援が必要な高齢者が、清潔で快適な在宅生活が送れるように、寝具類の洗濯や乾燥をおこなう事業です。使用している掛け布団や敷き布団、毛布のうち、いずれか3点1式（素材・サイズは問わない）の洗濯・乾燥をします。自己負担額は1回につき810円で、同年度で2回まで利用可能です。

対象となるのは、「市民税非課税世帯」「在宅で生活していること」「寝具類の衛生管理が困難であること」が条件です。さらに「65歳以上の一人暮らしで、介護認定を受けている」「75歳以上の高齢者のみの世帯」など、詳細な要件があります。市役所高齢者福祉課または地域包括支援センターで申し込めますので、お問い合わせください。

参考：別府市「寝具類洗濯サービス事業」

ひとまもり・おでかけ支援事業

「別府市ひとまもり・おでかけ支援事業回数乗車券」というバスの回数券を、額面の半額で購入できます。

高齢者福祉課（市役所1階）もしくは、亀川出張所、朝日出張所、南部出張所で販売しています。1冊2,000円分の回数券を1,000円で、ひとり12冊まで購入可能です。購入時に免許証・健康保険証といった本人確認書類と印鑑が必要になります。

対象者は「別府市に住民登録をしていて、70歳以上で、バスに乗車できる方」です。

参考：別府市「ひとまもり・おでかけ支援事業」

別府市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

別府市には老人ホームや介護施設がありますが、希望の条件をクリアできる施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。別府市に隣接しているのは大分市、宇佐市、由布市、速見郡日出町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。