清須市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「からふる庭園清洲」をはじめとした、愛知県/清須市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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清須市の老人ホーム・介護施設について

清須市は、愛知県西部に位置する市です。こちらでは「清須市での高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介していきます。

清須市の特徴

清須市役所（愛知県清須市）（アラツク - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

清須市の人口は6万9,422人です。65歳以上の高齢者人口は1万6,217人で、高齢化率は23.36％となっています。清須市の面積は17.35㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

清須市の魅力

清須市は、尾張平野のほぼ中央に位置する市です。名古屋市と隣接しており、交通の利便性に優れています。市内を通る5路線の鉄道網のほか、名古屋第二環状自動車道や名古屋高速6号清須線、16号一宮線、国道22号・302号といった道路網も整備されています。

清須市は、豊富な水資源に恵まれていることでも有名です。名古屋市との市境に位置する庄内川、市内中心を流れる新川、桜の名所としても知られる五条川といった河川があります。それぞれの河川敷では散策を楽しめるのが魅力です。

また清須市では、豊かな水が育んだ大地で農業が盛んにおこなわれています。代表的な特産物は、伝統野菜の「だいこんきよす」「土田かぼちゃ」「宮重大根」です。

清須市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

清須市の主要な駅

清須市には、JR東海道本線、東海交通事業城北線、名鉄名古屋本線・津島線・犬山線が通っています。主要駅は「須ケ口（すがぐち）」駅です。名鉄名古屋本線では「名鉄一宮」・「名鉄岐阜」方面と「名鉄名古屋」・「金山」方面へ、名鉄津島線では「津島」方面へアクセスできます。

清須市内では、民間の路線バスのほか、市が事業主体となるコミュニティバス「きよすあしがるバス」が運行しています。市役所やコミュニティセンター、医療機関へのアクセスに便利です。

清須市役所

清須市役所は、清須市須ケ口1238にあります。名鉄名古屋本線「新川橋」駅から徒歩約5分です。また、コミュニティバス「きよすあしがるバス」のオレンジルート、サクラルート、グリーンルートで市役所を経由します。

要介護認定の申請は、健康福祉部高齢福祉課（北館1階）の窓口で受け付けています。

参考：清須市役所

清須市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

清須市の地域包括支援センターは計2カ所設置されています（2022年6月1日現在）。

参考：清須市「清須市地域包括支援センター」

清須市のイベント

清須市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「尾張西枇杷島（おわりにしびわじま）まつり」は、例年6月の第1土曜・日曜日に清須市西枇杷地区の美濃路沿道で開催されます。江戸時代から続く伝統的なお祭りです。土曜日の夜には、打上花火がおこなわれます。日曜日には市街地を5輌の山車（だし）が練り歩き、豪華で勇壮な姿を望めます。

「清洲城信長まつり」は、例年10月に「清洲城」周辺で開催されるお祭りです。当日は清洲城広場ステージや市民センターステージイベント、商工会による模擬店、抽選会といったイベントが目白押しです。同時に「清洲城秋フェス」も開催され、秋の大茶会やマルシェなどを満喫できます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

清須市の高齢者支援制度

清須市で展開している高齢者向けの支援制度を紹介します。

介護用品（おむつ券）支給事業

おむつなどが必要な方に対し、市内の加盟店で使える介護用品支給利用券を交付する事業です。紙おむつとリハビリパンツ、尿取りパットのほか、介護用使い捨て手袋と清拭タオルの購入にも利用できます。支給額は月額7,000円までです。

対象者は「65歳以上で要介護3以上の方のうち、6月1日現在、対象者を含めて全世帯員が市民税非課税にあたる方」です。なお、病院に医療入院されている方は利用できますが、介護保険施設に入所されている方は対象外となります。医療入院などやむを得ない事由によって市内加盟店で支給利用券を使えない場合は、償還払い制度を利用できます。

参考：清須市「介護用品（おむつ券）支給事業」

配食サービス事業

調理をするのが難しい一人暮らしの高齢者に対して、食事を配達するサービスです。月曜～金曜日（土日祝日、12月28日〜翌年1月4日までの期間を除く）の昼食および夕食に利用できます。

自己負担額は、1食当たりの単価から190円を引いた額です。なお、1食あたりの単価は配食事業者によって異なります。

対象者は「65歳以上の一人暮らし高齢者、あるいは高齢者のみの世帯」です。また「身体障害者のみの世帯、もしくはそれに準ずる世帯に属する身体障害者」も対象に含まれます。

参考：清須市「配食サービス事業」

緊急通報システム事業

緊急時にすぐ通報できるよう、専用通報機器などを貸与する事業です。機器の通報ボタンを押すことで委託先から消防署などの関係機関に連絡が入ります。自己負担額は月額500円です。ただし、合計所得金額が200万円以下の世帯に属する方は無料で利用できます。

対象者は「65歳以上の一人暮らし高齢者で日常生活上注意が必要な方」や「高齢者世帯で緊急性のある病気を持っている方」「身体障害者のみの世帯もしくはこれに準ずる世帯に属する身体障害者の方」です。

参考：清須市「緊急通報システム事業」

清須市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

清須市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。清須市と隣接しているのは、名古屋市、一宮市、稲沢市、北名古屋市、あま市です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。