矢板市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「家族の家ひまわり矢板」、「ケアコートかさね」をはじめとした、栃木県/矢板市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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矢板市の老人ホーム・介護施設について

矢板（やいた）市は、栃木県北東部に位置する市です。こちらでは、「矢板市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

矢板市の特徴

栃木県矢板市役所（Asasa198 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

矢板市の人口は3万1,719人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は1万368人で、高齢化率は32.69%となります。矢板市の面積は170.46㎢です。矢板地区、泉地区、片岡地区の3つエリアに分けられます。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

矢板市の魅力

矢板市は、森林資源に恵まれた市です。北部に広がる高原山（たかはらさん）は、「日光（にっこう）国立公園」の一部でもあります。また、標高1,000〜1,200mには八方ヶ原（はっぽうがはら）があり、かつては軍馬牧場がある場所でした。現在は約20万株ものレンゲツツジが群生しており、見頃を迎える時期に多くの方で賑わうスポットです。

矢板市の特産品の一つが、県内生産量1位のリンゴです（2019年3月18日現在）。標高の低い土地で生産でき、降雪や寒波による冷害の心配がないため、完熟するまで木につけておけます。矢板市内の一部直売所でないと食べられない特産品です。このほか「矢板たかはら米」は、高原山の伏流水で育てられたブランド米として注目されています。

ほかにも矢板市には、歴史を体感できるスポットも点在しています。「荒井家住宅（あらいけじゅうたく）」は、1968年に母屋と表門が国指定重要文化財の指定を受けています。延宝4年（1676年）に火災に見舞われた記録が残っている、歴史のある古民家です。

そのほか「木幡（きばた）神社」の本殿と楼門も国指定重要文化財に指定されています。また、県指定文化財の「山縣有朋（やまがたありとも）記念館」や県指定史跡の「御前原城跡（ごぜんぱらじょうせき）」などもあります。

矢板市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

矢板市の主要な駅

矢板市には、JR東北本線（上野-盛岡）が通っています。主要駅は「矢板」駅です。JR東北本線を利用すると、宇都宮（うつのみや）・大宮方面や黒磯（くろいそ）・郡山（こおりやま）方面にアクセスできます。

矢板市内では市営バスも運行しています。そのほか、2021年10月1日から自宅から目的地まで乗り合いで運行するデマンド交通と中央部循環路線バスが再編され、市内での移動が便利になりました。中央部循環路線バスはおおよそ8～17時を1時間ごとに運行しており、「矢板」駅や矢板市役所、塩谷病院、城の湯温泉センターなどへのアクセスに利用できます。

矢板市役所

矢板市役所は、矢板市本町5-4にあります。「矢板市役所」バス停から歩いてすぐです。

要介護認定の申請は、矢板市役所の別館、保健福祉センター1階にある高齢対策課で受け付けています。

参考：矢板市役所

矢板市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

矢板市の地域包括支援センターは、「矢板市地域包括支援センター　やしお」と「矢板市地域包括支援センターすえひろ」の計2カ所が設置されています（2019年8月8日現在）。

参考：矢板市「矢板市の地域包括支援センター」

矢板市のイベント

矢板市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「矢板市つつじまつり」は、毎年4月下旬～5月上旬に「長峰公園」で開催されるお祭りです。約5,000本のツツジが一面に咲き、丘の斜面が赤く染まる美しい光景を見られます。また、桜の時期に合わせて夜のライトアップもおこなわれます。

「光と音のあんどんまつり」は、例年8月下旬頃に「川崎城跡公園自然観察ふれあい広場」で開催されるお祭りです。約5,000個のペットボトルを使った「あんどん」が会場に配置されます。そのほか、地域の子どもたちによる「よさこいソーラン」や「吹奏楽」、「こどもみこし」や沖縄の伝統芸能「エイサー」の演舞、「灯篭流し」などがおこなわれます。

「厄除け大祭」は、例年1月14日に「木幡神社」で開催される行事です。家内安全や無病息災を祈って正月飾りを焚き上げる「どんど焼き」がおこなわれます。またこの行事では、「太々神楽（だいだいかぐら）」が奉納されます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

矢板市の高齢者支援制度

矢板市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

老人給食サービス

高齢者世帯の健康増進・安否確認を図る目的で、ボランティアの協力のもと、毎週火曜日・木曜日のどちらか1回昼食を届けます。自己負担は1食につき200円です。

対象となるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

おおむね65歳以上で、一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯の方
重度の心身障がい者でサービスが必要と認められる方
介護サービスを週3回以上利用していない方
近隣に家族が住んでいない方
見守りが必要と認められた方

参考：矢板市「社会福祉協議会でおこなっている高齢者等へのサービス」

リフト付きワゴン車貸出事業

身体の不自由な方や高齢者の方などで、一般の交通機関の利用が難しい方に対して、移送サービス用のリフト付きワゴン車を貸し出しています。

利用目的は通院や入退院、転院、ショートステイ、デイサービス、施設利用、事業参加などです。原則半日、1日単位として最長2日まで借りられます。なお、燃料費はすべて自己負担です。

対象となるのは、日常的に車いすやストレッチャーを利用されている方で、身体の不自由な方またはおおむね65歳以上の高齢者の方です。

参考：矢板市「社会福祉協議会でおこなっている高齢者等へのサービス」

ひとり暮らし高齢者「愛の訪問事業」

市内在住で一人暮らしをされている高齢者の方にヤクルトスタッフが原則週2回、ヤクルトを直接手渡し、安否確認をおこないます。

対象となるのは、80歳以上の一人暮らしの高齢者の方で、デイサービスやヘルパー、老人給食を週2回以上利用していない方です。

参考：矢板市「社会福祉協議会でおこなっている高齢者等へのサービス」

矢板市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

矢板市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。矢板市と隣接しているのは、大田原市、那須塩原市、さくら市、塩谷郡塩谷町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。