愛知郡東郷町の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「東郷春木ケアハウス」をはじめとした、愛知県/愛知郡東郷町の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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愛知郡東郷町の老人ホーム・介護施設について

愛知郡東郷町（とうごうちょう）は、名古屋市と豊田市の間に位置する町です。こちらでは「愛知郡東郷町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

愛知郡東郷町の特徴

東郷町役場（Asturio Cantabrio - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

東郷町の人口は4万4,014人です。65歳以上の高齢者人口は9,899人で、高齢化率は22.49％になります。東郷町の面積は18.03㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

愛知郡東郷町の魅力

愛知郡東郷町は「東郷セントラル地区」の開発によって都市化が進んでいる町です。2020年に大型商業施設「ららぽーと愛知東郷」が開業したほか、住宅地の整備がおこなわれてきました。一方で市街地周辺には緑が多く残っており、愛知池や境川（さかいがわ）といった水資源にも恵まれています。

愛知池は、ボート競技の会場としても利用されている調整池です。1964年以来、ボート競技の「中日本レガッタ」が開催されています。池のほとりには「愛知池運動公園」があり、野球やテニスといったスポーツが楽しめます。このほか、散策路の「涼松せせらぎの道」や、緑地を里山として整備した「里山の森遊び」といった自然を満喫できるスポットが豊富です。

愛知郡東郷町の特産品の一つは、ローゼルを使った加工品です。ローゼルとは西アフリカ原産のアオイ科の植物です。爽やかな酸味が特徴で、アイスクリームやジャムに使われています。ほかにも、東郷町産の完熟トマトを使ったジュースやトマト酢、ハチミツといった特産品があります。

愛知郡東郷町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

愛知郡東郷町の主要な駅

愛知郡東郷町内には鉄道が通っていません。周辺の鉄道駅は、隣接する日進市の「赤池」駅や名古屋市緑区の「徳重」駅などです。

愛知郡東郷町では路線バスや、町内を巡回するバスの「じゅんかい君」が運行しています。「じゅんかい君」の運賃は1コース100円で、65歳以上の方などは無料です。

東郷町役場

東郷町役場は、愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1にあります。町巡回バス「じゅんかい君」の「東郷町役場前」バス停で下車してすぐです。

要介護認定の申請は、高齢者支援課で受け付けています。

参考：東郷町役場

愛知郡東郷町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

愛知郡東郷町の地域包括支援センターは、2カ所です（2022年4月15日現在）。

参考：東郷町「地域包括支援センター」

愛知郡東郷町のイベント

愛知県愛知郡東郷町のイーストプラザいこまい館。（Asturio Cantabrio - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

東郷町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「町民納涼まつり」は、例年8月に「イーストプラザいこまい館」で開催されるイベントです。同時開催の「舞myフェスタ」とあわせて、盆踊りをはじめとする多様な踊りが見られます。地元商工会の青年部による東郷名物の手筒花火も見ものです。

「文化産業まつり」は、例年11月に「イーストプラザいこまい館」ほか複数会場で開催される行事です。町内各所でバザーや野菜の直売、ステージイベントといったさまざまな催しがおこなわれます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

愛知郡東郷町の高齢者支援制度

愛知郡東郷町が展開している高齢者の支援制度を紹介します。

緊急通報システム事業

高齢者の方などの自宅に緊急通報装置を設置する事業です。急病や事故などの緊急事態の際に、機器を使って迅速に外部と連絡ができます。利用料は、非課税世帯は無料です。課税世帯は機器などの購入費・設置費・保守点検費、転居などに伴う移設費がかかります。

対象となるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

重度の持病により発作や意識を失う恐れがある75歳以上の高齢者の方のみの世帯
寝たきり状態で介護が必要な方がいる75歳以上の高齢者の方のみの世帯
一人暮らしで、下肢または体幹の1・2級までの障がい者手帳を持つ身体障がい者の方（世帯員の就労などにより、長時間にわたり同様の状態であると認められる場合を含む）
高齢者世話付き住宅（シルバーハウジング）に入居している方

参考：東郷町「緊急通報システム事業」

給食サービス事業（食の自立支援事業）

高齢者の方の自宅まで夕食を宅配するサービスです。利用料は、1食当たり300円となります。宅配回数は週1～7回です。なお、申請書の提出後、地域包括支援センターの職員による食生活のアセスメントが実施されます。

対象となるのは、以下のすべてを満たす方です。

要介護認定を受けている方または総合事業の対象者の方
身体的または精神的理由により調理が難しい方
以下のいずれかに当てはまる高齢者の方
- 65歳以上で一人暮らしの方
- 高齢者のみの世帯
- 低栄養素状態にあるまたはその恐れがある方

参考：東郷町「給食サービス事業（食の自立支援事業）」

介護用品購入費助成事業

在宅生活中で常時おむつが必要な高齢者の方に、紙おむつなどの購入費を助成するサービスです。1枚500円分として利用できる金券がもらえます。支給枚数は、介護保険の自己負担割合が1割の方は9枚、2割の方は8枚、3割の方は7枚です。

金券で購入できるのは、紙おむつ、尿取りパット、使い捨て手袋、液体消毒薬、おしり拭き用濡れティッシュ、消毒用濡れティッシュ、介護用防水シーツ、介護用消臭剤、おむつ用消臭袋です。なお、金券が使えるのは東郷町と契約している薬局のみとなります。

対象は、以下のすべてを満たす方です。

東郷町の住民基本台帳に記載されていて、町内在住の方
要介護1〜5の認定を受けていて、常時おむつなどが必要な方
認知症対応型共同生活介護や、特定施設入居者生活介護を利用していない方
医療機関への入院または介護施設に入所していない方

参考：東郷町「介護用品購入費助成事業」

愛知郡東郷町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

愛知郡東郷町内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。東郷町と隣接しているのは名古屋市、日進市、豊明市、刈谷市、みよし市です。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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