栗原市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「白鳥苑」、「サービス付き高齢者向け住宅「八幡の家」」、「一迫ウエックガーデンよしざわ」をはじめとした、宮城県/栗原市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は5件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 5件

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栗原市の老人ホーム・介護施設について

栗原市は、宮城県の内陸北部に位置する市です。面積の約8割を森林・田畑が占めています。ここでは「栗原市での高齢者の暮らし」についてポイントをご紹介します。

栗原市の特徴

栗原市役所（2007年3月）（Kinori - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

栗原市の人口は、6万5,811人です。65歳以上の高齢者の人口は2万6,443人で、高齢化率は40.18％になっています（2021年1月1日現在）。

栗原市の面積は804.97㎢で、宮城県内で面積が最も広い市です。栗原市は2005年に、栗原郡に属していた築館町（つきだてちょう）、若柳町、栗駒町、高清水町、一迫町（いちはさまちょう）、瀬峰町、鶯沢町、金成町（かんなりちょう）、志波姫町（しわひめちょう）、花山村の10町村が合併して誕生しました。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／栗原市「栗原市の紹介」

栗原市の魅力

栗原市は、豊かな自然に恵まれていることが魅力です。栗原市のシンボルである「栗駒山」は、奥羽山脈の女王とよばれています。宮城・岩手・秋田の3県にまたがる標高約1,626mの山脈です。花の百名山として知られ、150種もの高山植物が生息しています。

また、夏には東北最大の低地湖沼「伊豆沼・内沼」の一面にハスの花が広がります。秋には山岳紅葉が色づき、冬には2,000～3,000羽のオオハクチョウや数万羽のマガンが越冬（えっとう）するなど、四季折々の景色を望めることが特長です。

栗原市には、歴史や文化の息吹を感じられるスポットがあります。「仙台藩花山村寒湯番所跡（せんだいはんはなやまむらぬるゆばんしょあと）」は国指定の史跡で、秋田県に通じる関所跡です。江戸時代に改築された四脚門と役宅が現存しています。

栗原市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

栗原市の主要な駅

栗原市にはJR東北新幹線・東北本線が通っています。栗原市の主要駅は、東北新幹線が停車する「くりこま高原」駅です。新幹線を利用すると仙台まで約25分、東京まで約2時間で移動できます。

栗原市役所

高齢者にとって市役所は、要介護認定の申請や行政サービスの申し込み、住民票の受け取りといった用事で利用します。

栗原市役所の所在地は、栗原市築館薬師1丁目7-1です。栗原市民バスを利用する場合は「栗原市役所前」バス停から徒歩約2分です。JR東北本線を利用する場合は「瀬峰」駅から自動車で約30分かかります。

要介護認定の申請は、市内に10カ所ある各総合支所の市民サービス課で受け付けています。

参考：栗原市役所

栗原市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

栗原市には、地域包括支援センターが合計5カ所設置されています（2021年11月11日現在）。

参考：栗原市「地域包括支援センター」

栗原市のイベント

栗原市内で、毎年恒例となっているイベントやお祭りをご紹介します。

「小迫の延年（おばさまのえんねん）」は、4月の第1日曜日に開催される白山神社の例大祭で、国の重要無形文化財に指定されています。数百人の選手が技を競う弓道大会が見ものです。これは、源頼朝が平泉の藤原泰衡（やすひら）征討から帰還する際に、那須与一（なすのよいち）の扇の的射（まとい）を真似た野祭りを催したことが起源だといわれています。

「くりこま山車（だし）まつり」は、毎年7月に栗駒地区の岩ケ崎馬場通り周辺で2間にわたって開催されるお祭りです。初日の宵祭では「栗駒神輿大乱舞」や「夜間山車巡行」が催されます。翌日の本祭では、おはやしの演奏や餅振る舞いがおこなわれ、最後に山車が町内を巡行するメインイベントを迎えます。

「薬師まつり」は、築館地区に伝わる「しづはた姫物語」に由来するイベントです。毎年11月に、双林寺（そうりんじ）を中心に開催されます。藤原秀衡（ひでひら）の妻（幼名・しづはた姫）が旅の道中で病に侵され、杉薬師如来へ祈願すると快復したという故事に基づき、藤原一族がお礼参りに訪れる様子をパレードで再現します。

老人ホームや介護施設によっては、職員と一緒に地域のお祭りやイベントに参加できます。実際にどんな季節行事やイベントに参加できるか気になる方は、入居前に施設へ問い合わせてみるといいでしょう。

栗原市の高齢者支援制度

栗原市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

介護用品の支給

介護用品が必要な方に介護用品給付券を交付する制度です。対象用品は、介護をするうえで必要となる紙おむつ、尿取りパッド、清拭剤、使い捨て手袋、ドライシャンプー、とろみ調整食品、食事用エプロン、防水シーツの8品目です。

対象者は、市民税非課税世帯で要支援・要介護の方です。給付金額は、要支援1～要介護3の認定を受けている方は月額2,000円、要介護4以上の認定を受けている方は月額5,000円です。

参考：栗原市「介護用品の支給」

高齢者福祉タクシー利用助成

通院の際に公共交通機関を利用するのが困難な高齢者に、タクシー券を提供する制度です。小型タクシーの基本料金に相当するタクシー券を1カ月に4枚支給します。基本料金を超えた分は自己負担になります。

対象者は、市民税非課税世帯に属する65歳以上の方で、一人暮らしまたは高齢者のみの世帯の方です。ただし「障がい者福祉タクシー助成事業」の対象となる方は、対象になりません。

参考：栗原市「高齢者福祉タクシー利用助成事業」

高齢者宅配給食サービス

65歳以上で一人暮らしまたは高齢者のみの世帯の方を対象に、お弁当の宅配を実施。それに合わせて安否確認をおこないます。月曜から金曜まで、最大で週に5回、昼食か夕食のどちらか1食を届けます。

利用料は、市民税非課税世帯の方は1食につき300円、課税世帯の方は1食につき500円です。

参考：栗原市「高齢者宅配給食サービス事業」

栗原市で見つからない場合は周辺の地域エリアで探してみる

栗原市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の市町村まで視野を広げてみましょう。栗原市は、大崎市、登米市、秋田県湯沢市、雄勝郡東成瀬村、岩手県一関市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。