糟屋郡篠栗町のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「グリーンライフ﨔」をはじめとした、福岡県/糟屋郡篠栗町の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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糟屋郡篠栗町の老人ホーム・介護施設について

糟屋郡篠栗町は、福岡県の北西部に位置する町です。福岡市から東に約12㎞の場所にあります。こちらでは「糟屋郡篠栗町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

糟屋郡篠栗町の特徴

篠栗町町役場（ja:user: jihara19 - ja:ファイル:Sasaguri town office.JPG, パブリック・ドメイン, リンクによる）

糟屋郡篠栗町の人口は3万1,353人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は7,791人で、高齢化率は24.85％となっています。糟屋郡篠栗町の面積は、38.93km²です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（7月1日時点）」

糟屋郡篠栗町の魅力

糟屋郡篠栗町は福岡市に近い立地でありながら、総面積の約7割を山林が占めている自然豊かな町です。篠栗町の周囲には鉾立山や八木山、若杉山が存在しています。町の中央には多々良川が東西に流れており、その周りに平地が広がっています。

糟屋郡篠栗町には、自然を体感できるスポットが点在しています。鳴淵ダムから上流に車で約5分進んだ場所に五塔ノ滝があります。滝の周辺は篠栗耶馬渓と称される景勝地で、四季折々の景色を堪能できる場所です。ほかにも、桜の名所「観音公園」や、博多湾や天神などを一望できる展望地「米ノ山展望台」などが町内にあります。

糟屋郡篠栗町には、豊かな自然が育んだ特産品があります。篠栗のお米は有機栽培で育てられたお米で、献上米にもなりました。豊かな土壌を生かして栽培された生芋を丁寧にすりおろして作ったこんにゃくは、生でも美味しく食べられる一品です。

糟屋郡篠栗町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

糟屋郡篠栗町の主要な駅

糟屋郡篠栗町にはJR篠栗線が通っています。主要駅は「篠栗」駅です。「篠栗」駅を利用すると、桂川方面または博多方面にアクセスできます。

篠栗町では、路線バスやオアシス篠栗巡回バスも利用できます。役場や郵便局、公民館などを巡回する交通機関です。

篠栗町役場

篠栗町役場は、糟屋郡篠栗町中央1-1-1にあります。JR篠栗線「篠栗」駅から徒歩約2分の場所です。

要介護認定の申請は、福祉課高齢者支援係で受け付けています。

参考：篠栗町役場

糟屋郡篠栗町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

糟屋郡篠栗町には、地域包括支援センターが1カ所設置されています。

参考：糟屋郡篠栗町「篠栗町地域包括支援センター」

糟屋郡篠栗町のイベント

糟屋郡篠栗町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「篠栗夏まつり」は、例年7月の第2土曜日に「須賀神社」で開催されるお祭りです。「篠栗流れ」と呼ばれる地区代表の山車を鑑賞できます。また当日におこなわれる「山笠」は、須賀神社と篠栗駅を往復しながら「篠栗流れ」を奉納する伝統行事です。そのほか、旧道に並ぶ夜店や約2,000発の花火が打ち上がる納涼花火大会を楽しめます。

「太祖神楽」は、例年4月と10月に若杉山登山口にある「太祖神社下宮」でおこなわれます。福岡県の無形民俗文化財に指定されています。舞神楽や面神楽の合計13種類の神楽が伝承されており、笛やひちりき、太鼓などによる演奏とともにおこなわれる舞を鑑賞できる神事です。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

糟屋郡篠栗町の高齢者支援制度

糟屋郡篠栗町で展開している高齢者の支援制度をご紹介します。

「食」の自立支援事業（配食サービス）

高齢者の自宅へお弁当を配達し、安否確認もおこなう事業です。1食につき250円が補助され、昼食または夕食を1日1食まで利用できます。

本事業の対象者や問い合わせ先などの詳細は、下記の参考ページをご確認ください。

参考：糟屋郡篠栗町「「食」の自立支援事業（配食サービス）」

紙おむつ給付サービス事業

在宅で寝たきりおよび常時おむつを使用している高齢者へ、紙おむつやおむつカバー、パットを給付する事業です。給付限度額は月額4,000円で、現物給付となります。

対象者など事業の詳細については、参考ページのリンクをご確認ください。

参考：糟屋郡篠栗町「紙おむつ給付サービス事業」

緊急通報装置貸与事業

急病などの緊急時に、近隣の協力委員への通報や救急車の出動要請に対応できる緊急通報装置を設置する事業です。緊急通報装置を通して、毎月1回管理会社から安否確認の電話をおこないます。利用料金は月額308円です。

本事業の対象となる方や申請の方法については、下記の参考ページから確認できます。

参考：糟屋郡篠栗町「緊急通報装置貸与事業」

糟屋郡篠栗町で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

糟屋郡篠栗町で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。糟屋郡篠栗町と隣接するのは、飯塚市、宮若市、糟屋郡須惠町・久山町・粕屋町です。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。