太宰府市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「はるか　～悠～」、「パールヴィラ太宰府」、「アクラスビレッジ」をはじめとした、福岡県/太宰府市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 4件

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太宰府市の老人ホーム・介護施設について

太宰府（だざいふ）市は、福岡市の南東およそ16㎞のところに位置する市です。ここでは「太宰府市での高齢者の暮らし」についてポイントをご紹介します。

太宰府市の特徴

Dazaifu City Hall in Fukuoka Prefecture, Japan（Histwr, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

太宰府市の人口は7万1,922人です。65歳以上の高齢者人口は2万42人で、高齢化率は27.87％となっています。太宰府市の面積は、29.60㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」

太宰府市の魅力

太宰府市は、現在の元号「令和」の発祥の都といわれています。「令和」の由来となった万葉集の「梅花の歌」は太宰府の地で読まれたからです。

太宰府市を代表するスポットである「太宰府天満宮」は、学問・文化・芸術の神として崇敬されている菅原道真（すがわらのみちざね）をまつる総本宮です。太宰府に左遷された道真公を慕って、京の都から一夜にして飛んできた「飛梅（とびうめ）」の伝説があります。現在でも境内は梅花の名所です。太宰府天満宮の周辺では名物の「梅ヶ枝餅（うめがえもち）」を味わえます。

また、太宰府市には「九州国立博物館」があります。太宰府が世界との交流の拠点であったという歴史的な背景から「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトのもと、地域と共生・共働している博物館です。

太宰府市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

太宰府市の主要な駅

太宰府市には、JR鹿児島本線、西鉄天神大牟田線・太宰府線が通っています。主要な駅は西鉄の「太宰府」駅です。「太宰府」駅から「西鉄福岡（天神）」駅までは、約30分で移動できます。

また市内には均一料金（100円）で利用できる8路線のコミュニティバス「まほろば号」が走っています。車いす乗降用のスロープがあるため、高齢者の方が乗り降りしやすいバスです。

太宰府市役所

太宰府市役所の所在地は、太宰府市観世音寺1丁目1-1です。コミュニティバス「まほろば号」の「太宰府市役所前」バス停からすぐです。電車を使って訪ねる場合は、西鉄太宰府線「西鉄五条」駅から徒歩約5分です。

要介護認定の申請窓口は、介護保険課介護保険係です。

参考：太宰府市役所

太宰府市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

太宰府市には、1カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年8月31日現在）。また、サブセンターが1カ所設置されています。

参考：太宰府市「高齢者の総合相談窓口『地域包括支援センター』の紹介」

太宰府市のイベント

Dazaifu Tenmangu Shrine（Jakub Hałun - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

太宰府市で、毎年恒例となっているお祭りやイベントを紹介します。

「曲水の宴（きょくすいのえん）」は、毎年3月の第1日曜日に梅が咲き誇る太宰府天満宮の曲水の庭でおこなわれます。平安装束を身にまとった参加者が「曲水の溝の上流から流れてくる酒杯が自分の前を通り過ぎるより先に和歌を詠む」という平安時代の宮中行事を再現したものです。

「ライトアップ in まほろばの里」は、年末の12月30日から元日の午前3時ごろまで観世音寺（かんぜおんじ）と戒壇院（かいだんいん）でおこなわれるイベントです。当日は両方の建物がライトアップされます。およそ100基のライトで参道や仏像が照らし出される光景は幻想的です。また国宝である観世音寺の梵鐘（ぼんしょう）が鳴ります。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

太宰府市の高齢者支援制度

太宰府市が展開している高齢者支援制度をご紹介します。

配食サービス事業

栄養バランスを考慮した弁当（夕食）を自宅に手渡しで届け、同時に安否確認をおこないます。1月1～3日を除いて、毎日利用できます。利用料金は1食あたり450円です（2021年8月31日現在）。太宰府市役所高齢者支援課で申請したあとに「対象者の要件に該当するか」の調査があり、認定された方のみがサービスを受けられます。

対象者は以下の3点をすべて満たす方です。

65歳以上の一人暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯
加齢などの理由により買い物、調理が困難な方
安否確認が必要な方

参考：太宰府市「配食サービス事業」

紙おむつ給付サービス事業

市内で在宅生活を送り、紙おむつを必要とする高齢者の方を対象に、紙おむつを毎月1回配達します。給付限度額は介護保険の所得段階に応じて以下のように決まっています。給付限度額を超える分は自己負担です。

1～3段階の方：月額6,000円
4、5段階の方：月額3,000円

対象者は「太宰府市内に居住し、要介護1以上かつ在宅の65歳以上の高齢者で、介護保険料の所得段階が第1～5段階の方」です。ただし、65歳未満で認知症の方も対象となります。

参考：太宰府市「紙おむつ給付サービス事業」

高齢者あんしんダイヤル

太宰府市では、地域包括支援センターの相談窓口が閉まっている平日の17時から翌8時30分、土日祝日、年末年始の間、資格を持つ相談員がフリーダイヤルで相談に対応しています。電話番号は次の通りです。

高齢者あんしんダイヤル　電話番号：0120-0874-86

参考：太宰府市「高齢者あんしんダイヤル（高齢者夜間・休日電話相談事業）」

太宰府市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

太宰府市内で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広めてみましょう。太宰府市は、筑紫野市、大野城市、糟屋郡宇美町に隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。