福岡市城南区の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「シティ・ハウス神松寺」をはじめとした、福岡県/福岡市城南区の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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福岡市城南区の老人ホーム・介護施設について

城南区は、福岡市のほぼ中心に位置する行政区です。福岡市中心部に近く、自然に恵まれた地域です。こちらでは「福岡市城南区での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

福岡市城南区の特徴

福岡市城南区役所（me(Muyo) - 自ら撮影, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

福岡市城南区の人口は12万5,958人です。65歳以上の高齢者数は3万1,658人で、高齢化率は25.13％になっています（2021年1月1日現在）。

福岡市城南区の面積は15.99㎢です。福岡市の行政区のうち、中央区に次いで小さい区です。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」

福岡市城南区の魅力

福岡市城南区のシンボルが「油山（あぶらやま）」です。油山市民の森では野鳥を観察できたり、紅葉を楽しめたりします。また片江展望台からは「福岡タワー」や「福岡PayPayドーム」が一望でき、自然夜景遺産に登録された美しい夜景を堪能できます。

また、福岡市城南区には史跡があります。純日本式庭園「友泉亭（ゆうせんてい）公園」は名所の一つです。数百匹のコイが泳ぐ池の周りを7,000本の樹木が取り囲んでいます。四季折々の草花と書院造りの歴史ある建物を楽しめます。そのほか5世紀後半に造られた「梅林古墳」は、子どもたちの遊び場としても人気のスポットです。

福岡市城南区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

福岡市城南区の主要な駅

福岡市城南区では、福岡市地下鉄の七隈（ななくま）線が運行しています。主要駅は「七隈」駅です。七隈線で、福岡市西区の「橋本」駅や中央区の「天神南」駅まで移動できます。

城南区役所

城南区役所は、城南区鳥飼6丁目1-1にあります。福岡市営地下鉄七隈線「別府」駅の3番出口よりすぐ到着します。また「城南区役所前」バス停からもすぐ着きます。

要介護認定の際は、福祉・介護保険課に隣接する要介護認定事務センター支部で申し込みます。また福岡市要介護認定事務センター宛に提出書類を郵送することでも申請可能です。

参考：城南区役所

福岡市城南区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

福岡市では地域包括支援センターのことを「いきいきセンターふくおか」と呼んでおり、城南区には5カ所設置されています。

参考：福岡市城南区「いきいきセンターふくおか（地域包括支援センター）」

福岡市城南区のイベント

福岡市城南区内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「田島神楽（かぐら）」は毎年7月第2土曜日に「田島八幡神社」の早苗（さなえ）祭にておこなわれる神事です。福岡市の無形民俗文化財に指定されています。各地の神楽と比較して、ゆっくりとした動きで静かさや穏やかさを表現するのが特徴です。

「博多どんたく港まつり」は、福岡市内全域で開催されるお祭りで、城南区でも参加できます。開催期間は、毎年5月3・4日の2日間です。城南区では区役所東側広場に演舞台が設けられ、歌や踊りが披露されます。また最後には「総踊り」がおこなわれます。

老人ホーム・介護施設ではイベントに参加できる場合があります。気になる方は施設に確認してみましょう。

福岡市城南区の高齢者支援制度

福岡市城南区で利用できる高齢者の支援制度をご紹介します。

寝具洗濯乾燥消毒サービス

寝たきり状態の方やその家族の負担を軽減するために、寝具の乾燥や消毒、丸洗いを代行するサービスです。年6回（うち丸洗いは年1回）以内、または年2回（丸洗いのみ）以内のどちらかを選択できます。利用料は段階や階層区分によって異なるので、ホームページから確認してください。

対象者は「福岡市内在住の65歳以上の方で要介護3以上に認定されている方」です。

参考：福岡市「寝具洗濯乾燥消毒サービス」

おむつサービス

寝たきりの方に対しておむつを定期的に配達し、費用の一部を助成するサービスです。市と提携している納入業者より希望の業者を選び、宅配をしてもらいます。取扱商品の種類や金額は、事業者によって異なります。また助成額は階層区分によって変わりますので、詳しくは以下のリンクよりご確認ください。

対象者は「福岡市の介護保険被保険者で、要介護3以上でありおむつが必要な方」です。

参考：福岡市「おむつサービス」

声の訪問

一人暮らしの高齢者に対して、電話で毎日1回安否確認を実施し、幅広い相談に応じるサービスです。利用料は無料です。

申請の際には、地域支援事業サービス利用申込書や地域支援事業・在宅福祉サービス調査書、同意書、対象者の介護保険被保険者証が必要です。代理申請の場合は、代理の方の本人確認書類が必要になります。各申請書は窓口で手に入れられるほか、ホームページからダウンロード可能です。

対象となるのは「福岡市内在住かつ福岡市の介護保険被保険者であり、65歳以上の一人暮らしの方またはこれに準ずる方」です。

参考：福岡市「声の訪問」

福岡市城南区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

福岡市城南区内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。福岡市城南区は中央区・南区・早良区と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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