介護のほんねでは、「社会福祉法人寛寿会（海南荘）」、「社会福祉法人 由起会 ゆずの里」、「特別養護老人ホーム佐世保福寿園」をはじめとした、長崎県/佐世保市の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は23件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。
検索結果 23件
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佐世保市は、長崎県の北部に位置する自然豊かな市です。中核市に指定されており、県内では長崎市の次に規模が大きい自治体です。ここでは、佐世保市での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。
佐世保市の人口は、24万6,441人です。65歳以上の高齢者人口は7万8,453人で、高齢化率は31.83％です（2021年1月1日現在）。
佐世保市の面積は、426.06 km²です。北部地区、中部地区、南部地区の3エリアに分けられています。
参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」／佐世保市「令和元年版佐世保市統計書（第30回） 土地及び気象（市域の変遷）」「その他」佐世保市は戦後にアメリカの軍港が設置された市であり、現在でも異国情緒が漂っています。今も米海軍が利用する「赤レンガ倉庫」をはじめ外国人バーがあり、ジャズフェスティバルが開催されます。
農山漁村の郷土料理百選に選ばれた「佐世保バーガー」は知名度が高いご当地グルメです。アメリカ海軍から伝わったレシピが、日本人の味覚に合うようにアレンジされ、佐世保市民が愛する味として定着しました。
また佐世保市には、日本一広いテーマパークとして知られる「ハウステンボス」があります。大自然とヨーロッパ風の街並みが特徴で、異国感を満喫できる施設です。そのほか西海国立公園に指定されている「九十九島（くじゅうくしま）」をはじめ自然を楽しめるスポットがあります。
佐世保市には、JR佐世保線・大村線、松浦鉄道西九州線が走っています。主要な駅は「佐世保」駅です。JR佐世保線と松浦鉄道西九州線を利用でき佐賀方面にも行きやすいです。「佐世保」駅の西口にあるバスセンターは、各方面に向かうバスの発着点になっています。またそのほか「ハウステンボス」駅は大型連休に合わせて混み合うことが予想されます。
佐世保市役所は、長崎県佐世保市八幡町1-10にあります。JR「佐世保」駅から大野・矢峰方面行きのバスに乗車し「佐世保市役所前」停留所を下車、徒歩2分で到着します。
要介護認定の申請先・相談先は、長寿社会課です。そのほか支所、行政センターでも申請できます。
参考：佐世保市役所
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
佐世保市の地域包括支援センターは9カ所です。
参考：佐世保市「佐世保市地域包括支援センターをご利用ください」
「きらきらフェスティバル」は毎年11月第3木曜から12月末まで開催されるイルミネーションイベントです。佐世保市の冬の風物詩で、中心商店街（さるくシティ4◯3）や島瀬公園などがライトアップされます。
「千灯籠（せんとうろう）まつり」は毎年8月23日と24日に開催されるお祭りです。約3,300個の灯籠が飾られた高さ25mのタワーや、打ち上げ花火が見どころです。夕方からは約1万個の灯篭に火が灯り、幻想的な夏の夜を楽しめます。
佐世保市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
75歳以上の市民に「敬老パス」を交付します。敬老パスは「西肥（さいひ）バス」と「させぼバス」を無料で使える券です。有効期限は発行日から1年になります。有効期限の1カ月前から更新手続きができ、随時更新していく仕組みです。
参考：佐世保市「敬老パス（敬老特別乗車証）について」佐世保市では、対象者の住まいに緊急通報装置を設置するサービスを展開しています。体調の急変をはじめとした緊急時に装置のボタンを押すことでコールセンターに繋がり、協力員や救急車に知らせてくれます。利用料は市民税や生活保護によって月額0～1,000円まで差があります。
対象者は「65歳以上で身体や健康状態に何らかの問題がある方」「日常生活で常に注意が必要な方」「85歳以上の高齢者」です。
参考：佐世保市「緊急通報システムのご案内」行方不明になる可能性がある認知症の方の名前・写真などを事前に登録し、本人と家族を支援するサービスです。対象者は佐世保市に在住で、認知症により行方不明になる可能性がある方です。老人ホームや介護施設を利用している方は対象になりません。担当のケアマネジャー、地域包括支援センター、長寿社会課にご相談ください。
参考：佐世保市「佐世保市認知症高齢者見守り支援登録」佐世保市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。佐世保市は松浦市、平戸市、西海市、北松浦郡佐々町、東彼杵郡川棚町、東彼杵郡波佐見町、佐賀県の伊万里市、西松浦郡有田町と隣接しています。
ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。
通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。
特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。
要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。
特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。
施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。
特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。
特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。
さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。
要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。
| 初期費用 | 月額費用 |
|---|---|
| 0円 | 5万～15万円 |
比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。
特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。
「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。
なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。
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