沼田市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「医療法人社団ほたか会　ケアハウス沼田」をはじめとした、群馬県/沼田市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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沼田市の老人ホーム・介護施設について

沼田市は、群馬県北部に位置する市です。日本百名山の赤城山や武尊山（ほたかやま）といった山々に囲まれています。ここでは「沼田市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

沼田市の特徴

テラス沼田（元・グリーンベル21）。沼田市役所、沼田市議会、沼田市歴史資料館ほか入所。（Qurren, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

沼田市の人口は4万6,673人です。65歳以上の高齢者人口は1万5,919人で高齢化率は、34.11%となります（2021年1月1日現在）。

沼田市の面積は443.46㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

沼田市の魅力

沼田市には、東洋のナイアガラと称される「吹割の滝（ふきわれのたき）」があります。四季折々で景色が変わる名瀑（めいばく）です。また、標高約1,300mの玉原高原では夏季限定で関東最大級のラベンダー畑（5万株）が開放されます。秋には紅葉を鑑賞できます。

沼田市は温泉地としても有名です。白沢高原温泉や南郷温泉、老神（おいがみ）温泉があります。老神温泉は、1935年から皮膚病に効果があるとされ、古くから愛されてきた温泉です。

沼田市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

沼田市の主要な駅

沼田市にはJR上越線が走行しています。主要駅は「沼田」駅です。群馬県内の各駅に行けるほか、新潟県「長岡」駅まで一本で行き来できます。

沼田市では「沼田市バス」が走っており、各所に移動しやすいです。また隣接する川場村や昭和村では村営バスが運行しています。

沼田市役所

沼田市役所の所在地は、沼田市下之町888（テラスぬまた3階）です。バスを利用する場合は「テラスぬまた・市役所前」バス停からすぐです。

要介護認定の際は、健康福祉部介護高齢課介護保険係または利根支所と白沢支所の介護保険担当係で受け付けています。

参考：沼田市役所

沼田市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

沼田市では、市役所内に1カ所の地域包括支援センターが設置されています（2021年4月1日現在）。また地域の身近な相談窓口として在宅介護支援センターが4カ所あります（2021年4月1日現在）。

参考：沼田市「地域包括支援センターのご案内」

沼田市のイベント

沼田市で、恒例となっているお祭りやイベントをご紹介します。

「沼田まつり」は、沼田市中心市街地で毎年8月3～5日に開かれるお祭りです。「おぎょん」と呼ばれています。当日は「須賀神社や榛名（はるな）神社の渡御（とぎょ）」や「まんど（山車）」の行列、千人踊りを実施。なかでも大きなてんぐのお面を神輿（みこし）に見立てて女性300人ほどで担ぐ「天狗みこし」が名物です。

「沼田花火大会」は、毎年9月中旬に沼田市運動公園で行われる花火大会です。音楽とシンクロした花火が上がります。

老人ホームや介護施設によっては地域のイベントに参加するところがあります。施設ごとに参加の可否や条件は異なるため、興味がある方は入所を検討する施設に問い合わせてみましょう。

沼田市の高齢者支援制度

沼田市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

紙おむつ給付事業

在宅生活を送る高齢者に向けた紙おむつの給付サービスです。2カ月に1度、無料で自宅に紙おむつが届きます。紙おむつの種類は「テープ止めタイプ」「パンツタイプ」「フラットタイプ」「尿とりタイプ」の4種類です。枚数は種類によって違います。

対象者は「在宅で6カ月以上寝たきり、またはおおむね65歳以上の認知症の高齢者で常時おむつを必要とする要介護3以上の方」です。

参考：沼田市「紙おむつ給付事業」

介護用具車両購入費補助事業

寝たきりなどで身体の不自由な要介護者のため、車いす仕様車両の購入費・改造費用の一部を助成する制度です。助成額は車両によってさまざまなため、詳細は沼田市役所健康福祉部介護高齢課長寿支援係まで問い合わせましょう。

対象者は以下の条件に当てはまる方です。

おおむね65歳以上で日常的に車いすを使用されている方、または日常的に車いすを使用されることが見込まれる方のいる世帯
身体障害者手帳の交付を受けている世帯で次のいずれかに当てはまる方がいる世帯
- 下肢障害1級および2級
- 体幹の障害1級および2級
- 下肢および体幹の障害1級および2級

参考：沼田市「介護用具車両購入費補助事業」

在宅訪問理美容サービス

理容院・美容院の利用が困難な方のための訪問サービスです。衛生的で過ごしやすい生活をサポートするために、自宅まで理容師・美容師が訪問しカットとブローを提供します。1枚3,000円分の利用券を年間4枚まで配布する仕組みです。1回につき1枚利用でき、超過分に関しては利用者負担です。

対象者は「65歳以上で在宅生活を送る寝たきり・認知症の方」です。

参考：沼田市「在宅訪問理美容サービス」

沼田市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

沼田市で希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。沼田市は前橋市、桐生市、渋川市、みどり市、吾妻郡高山村、利根郡みなかみ町・片品村・昭和村・川場村、栃木県日光市と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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