安中市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「ふるさとホーム安中」、「夢倶楽部　妙義」をはじめとした、群馬県/安中市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 2件

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安中市の老人ホーム・介護施設について

安中（あんなか）市は群馬県の西部に位置し、古くから交通の要衝として栄えてきました。こちらでは「安中市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

安中市の特徴

安中市役所庁舎（photo: Qurren (トーク) Taken with Canon IXY 430F (Digital IXUS 245 HS) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

安中市の人口は5万6,706人です。このうち65歳以上の高齢者人口は2万95人で、高齢化率は35.44％となります（2021年1月1日現在）。

面積は276.31㎢です。安中市は、旧安中市と旧松井田町が合併してできました。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調（10月1日時点）」／安中市「市政情報」

安中市の魅力

安中市は、鉄道の聖地と呼ばれている街です。日本最大の鉄道遺産群を有しています。なかでも通称「めがね橋」として知られる国内最大のレンガ造りアーチ橋や、廃線跡の上を歩ける遊歩道「アプトの道」が有名です。

安中市は、温泉に恵まれています。「磯部温泉」は美人の湯として知られる温泉地です。温泉マークの発祥地といわれています。磯部せんべいは、磯部温泉の源泉で練り上げられた名物お菓子です。素朴な味とサクサクとした食感が楽しめます。「霧積（きりづみ）温泉」は、霧積山の山あいにある秘境温泉です。無色透明かつ肌触りのよい水質が特徴で、明治時代から多くの著名人が訪れています。

安中市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

安中市の主要な駅

安中市内は、JR北陸新幹線・信越本線が走行しています。主要駅は「安中」駅です。「安中」駅にはエレベーターや車いす対応トイレが整備されており、高齢者の方でも安心して利用できます。また、駅からは群馬バス、コミュニティバスに乗車でき、市内の移動に便利です。

安中市役所

安中市役所の所在地は、安中市安中1丁目23-13です。バスを利用する場合は「安中」駅から乗車し「安中市役所」バス停で下車後、徒歩約3分で到着します。

要介護認定の申請は本庁高齢者支援課または各支所の住民福祉課で受け付けています。

参考：安中市役所

安中市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

安中市では、地域包括支援センターを「ささえ愛センターあんなか」と呼んでいます。市内には、ささえ愛センターあんなかが1カ所設置されています。

参考：安中市「地域包括支援センターについて」

安中市のイベント

駅前の温泉街（あばさー - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

安中市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「秋間梅林祭」は、例年2月下旬から3月の下旬に秋間梅林でおこなわれています。秋間梅林は「ぐんま三大梅林」の1つで、秋間川上流の丘陵地に広がる梅林園です。開花時期には広大な丘陵に約3万5,000本の紅白梅の花が咲きます。祭りの期間中は郷土料理を楽しめる売店が開き、安中市のグルメを堪能することが可能です。また、梅林内は遊歩道が整備されており、安心して散策を楽しめます。

「磯部温泉まつり」は毎年8月中旬の3日間にわたり、磯部温泉街で開催されています。会期中におこなわれる「磯部温泉花火大会」は半世紀以上の歴史がある催しです。そのほか、鮎のつかみ取り大会や落語の公演、子どもみこし、灯籠流しといった企画が盛りだくさんの祭りです。

安中市の高齢者支援制度

安中市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

緊急通報装置の設置サービス

在宅の高齢者に緊急通報装置を貸し出すサービスです。自宅で事故や急病などの緊急事態が発生した際に装置のボタンを押すと、市の委託業者の係員に連絡できます。貸出品は、緊急通報装置本体、ペンダント形式の無線発信機および安否確認センサーです。装置の設置には緊急連絡先の登録が必要となります。設置は無料（移設は有料）ですが、通信料の負担が必要です。

対象者は以下の条件に全て当てはまる方です。

健康状態・身体状況などの理由により緊急時の対応に支障がある65歳以上の在宅高齢者
一人暮らしまたは高齢者のみの世帯

申請書には、担当民生委員の意見を記入する必要があります。

問い合わせは高齢者支援課、または支所の住民福祉課で受け付けています。

参考：安中市「在宅高齢者見守り支援体制整備事業（緊急通報装置の設置）」

配食サービス

食事の用意が難しい在宅の高齢者に、配食と安否確認をするサービスです。利用回数は1週間のうち5日以内（土・日・祝祭日でも利用可能）で、希望する日を選択できます。ただし年末年始（12月31日～1月3日）は休みです。

利用料は、普通食が1食あたり300円、特別食が1食あたり450円となります。特別食は、カロリー食、低たんぱく食、やわらか食、透析食、消化にやさしい食、ムース食の6種類から1つ選択できます。

対象者は、生活機能の低下により自分で食事を用意するのが難しい在宅の高齢者のうち、以下のいずれかに当てはまる方です。

65歳以上の一人暮らし
65歳以上の高齢者のみの世帯
同居人が不在になり、日中の時間帯に65歳以上の高齢者のみになる世帯

問い合わせは高齢者支援課、または支所の住民福祉課で受け付けています。

参考：安中市「配食支援事業（配食サービス）」

タクシー料金補助サービス

タクシー以外の交通機関を利用することが難しい在宅の高齢者などが、通院などでタクシーを利用したときに料金の一部を補助するサービスです。1回の乗車につき1枚利用できるタクシー利用券を交付します。

対象者、補助内容、申請先は、住んでいる地区によって異なります。条件は以下の通りです。

安中地域（旧安中市内）に住んでいる場合

対象者：満75歳以上の方、1〜3級の身体障がい者手帳を持っている方、母子世帯のうち自動車を保有していない方
補助：1枚あたり500円を補助する券を年度内で最大36枚交付
申請先：本庁高齢者支援課長寿支援係

松井田地域（旧松井田町内）に住んでいる場合

対象者：年齢が満70歳以上の方、身体障がい者手帳または精神・知的障がい者手帳を持っているの方、母子・父子世帯
補助： 1枚あたり330円から19段階（地区と乗車距離による）で補助する券を年間24枚交付（特別な事情がある場合のみ追加交付を実施）
申請：支所住民福祉課健康介護係

問い合わせは高齢者支援課、または支所の住民福祉課で受け付けています。

参考：安中市「タクシー料金補助」

安中市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

安中市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。安中市は、高崎市、富岡市、甘楽郡下仁田町、長野県北佐久郡軽井沢町と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。