多気郡明和町のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホーム桜木さん第二明和」、「高砂ライフケア株式会社グループホームゆう」、「グループホームゆう　きの家」をはじめとした、三重県/多気郡明和町の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は4件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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多気郡明和町の老人ホーム・介護施設について

多気郡（たきぐん）明和町（めいわちょう）は、三重県の中央部に位置し、伊勢湾に面している町です。こちらでは「多気郡明和町での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

多気郡明和町の特徴

明和町役場三重県多気郡明和町馬之上で撮影（Tawashi2006 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

多気郡明和町の人口は2万3,083人です。65歳以上の高齢者人口は6,881人で、高齢化率は29.81%となっています。多気郡明和町の面積は、41.06㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

多気郡明和町の魅力

多気郡明和町には、「伊勢神宮」にゆかりのある「斎宮（さいくう）」があり、歴史と文化が色濃く残っています。斎宮はかつて、代々の天皇に代わり伊勢神宮の「天照大神（あまてらすおおみかみ）」に奉仕した皇族女性・「斎王（さいおう）」が暮らしていた都です。その旧跡である「斎宮跡」は、1979年に国の史跡に指定されました。周辺には、斎宮の歴史について学べる「斎宮歴史博物館」、平安時代の生活を体験できる「いつきのみや歴史体験館」、平安時代前期の建物を復元した史跡公園「さいくう平安の杜（もり）」があります。

また、多気郡明和町は伊勢湾に面していて海の幸に恵まれています。沿岸で養殖されている「黒のり」、食物繊維を多く含む「伊勢ひじき」をはじめ、「あさり貝」や「バカ貝」が名産品です。東海地方だけでなく、関西や関東の市場にも多く出荷されています。

多気郡明和町の主要な駅・町役場・地域包括支援センター

多気郡明和町の主要な駅

多気郡明和町には近鉄山田線が通っています。主要な駅は「斎宮」駅です。近鉄山田線で、伊勢中川・白塚（しらつか）方面や賢島（かしこじま）方面に移動できます。

また、町内には1乗車100円で利用できる「町民バス」が運行しています。

明和町役場

明和町役場は多気郡明和町大字馬之上945にあります。「明和町役場」バス停から歩いてすぐです。

要介護認定の申請は、健康あゆみ課で受け付けています。

参考：明和町役場

多気郡明和町の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

多気郡明和町には、地域包括支援センターが1カ所設置されています。

参考：明和町「地域包括支援センター」

多気郡明和町のイベント

2007年の斎王まつりの様子（オリジナルのアップロード者は英語版ウィキペディアのKa-ruさん(Original text: David Kerr Ka-ru) - en.wikipedia からコモンズに移動されました。 Transfer was stated to be made by User:Mushii.(Original text: self-made), CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

多気郡明和町で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「斎王まつり」は、例年6月上旬の2日間にわたって「斎宮歴史博物館ふるさと芝生広場」をメイン会場に開催されるイベントです。1日目には「前夜祭」がおこなわれ、例年100を超える出店が並ぶ「斎王市」を楽しめます。2日目には、斎王とその一行の群行（ぐんこう）を再現する「斎王群行」が見られます。

「大淀祇園祭（おおよどぎおんまつり）・花火大会」は、例年7月下旬から8月の金曜日に東区で、翌土曜日に三世古と山大淀で開催されるお祭りです。厄除け、氏子（うじこ）の安全、漁業・農業の繁栄を祈願する祭礼で、江戸時代中期からの歴史があります。山車（だし）の巡行や海上渡御（かいじょうとぎょ）のほか、夜におこなわれる花火大会が見どころです。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

多気郡明和町の高齢者支援制度

多気郡明和町が展開している高齢者の支援制度を紹介します。

配食サービス

高齢者の方に1日1食、週5回を上限に食事を届けるサービスです。安否確認を兼ねて配達をおこないます。提供する食事は、原則として昼食です。

利用金額は業者によって異なります。利用者の自己負担額は定価から100円を引いた金額です。

対象者は、次のいずれかに該当する方です。

65歳以上で一人暮らしの方
65歳以上の高齢者のみの世帯の方
要介護・要支援認定を受けている一人暮らしの方
要介護・要支援認定を受けている方と65歳以上の高齢者世帯の方
その他、町長が特に必要と認める方

参考：明和町「高齢者福祉サービス」

ひとり暮らし等高齢者緊急通報装置貸与事業

一人暮らしをしている高齢者の方などの自宅に、緊急通報装置を設置する事業です。非常時に緊急通報装置のボタンを押すと、24時間対応のコールセンターにつながります。そのほか、センサーによる24時間の見守りもおこない、状況に応じてコールセンターから協力員・親族への連絡、救急車などの手配をおこないます。設置費や維持費はかかりませんが、定期報告や緊急時通報の電話代は利用者負担です。

対象者は、次のすべての要件を満たす方です。

65歳以上の一人暮らしの方
町長が特に必要と認めた世帯に属する高齢者の方
継続的に安否の確認が必要で、機器のごく簡単な操作ができる方

なお、電話回線を使う装置なので、電話機がないと緊急通報装置は設置できません。

参考：明和町「高齢者福祉サービス」

要介護高齢者紙おむつ券給付事業

寝たきりや重度の認知症のため日常的におむつが必要な高齢者の方を対象に、「紙おむつ券」を給付する事業です。紙おむつ券は、指定引き換え業者にて紙おむつと交換できます。

対象者は、65歳以上の高齢者の方で、次の要件のすべてに該当する方です。

次のいずれかに該当する方
- 要介護4～5の方
- 要介護2～5で、介護保険主治医意見書による障がい自立度がB1以上の方
- 要介護2～5で、介護保険主治医意見書による認知症自立度が3a以上の方
紙おむつ（清拭用品は除く）の経済的負担が1ヶ月1万円以上になる方
施設入所中や入院中でない在宅の方
町民税非課税世帯に属する方
当該年度であること（4月～6月の間は前年度）

参考：明和町「高齢者福祉サービス」