亀山市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「サービス付き高齢者向け住宅　いちご」、「御伽草子タウンカワサキＧ棟」、「御伽草子タウンカワサキＢ棟」をはじめとした、三重県/亀山市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は8件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 8件

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亀山市の老人ホーム・介護施設について

亀山市は、三重県の中北部に位置している市です。かつて東海道五十三次の宿場町として栄ました。こちらでは「亀山市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

亀山市の特徴

亀山市役所庁舎三重県亀山市本丸町で撮影（Tawashi2006 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

亀山市の人口は4万9,564人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は1万3,302人で、高齢化率は26.84％となります。亀山市の面積は191.04㎢です。2005年に旧亀山市と旧関町が合併して、今の亀山市となりました。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」／亀山市「市の概要」

亀山市の魅力

亀山市は、交通利便性が高いエリアです。東名阪自動車道や伊勢自動車道といった高速道路が整備されていて、「名古屋」インターまで約40分、「吹田」インターまで約80分で到着できます。陸路だけでなく「中部国際空港」や「四日市港」にも近く、空路や海路も利用可能です。

亀山市内には、四季を堪能できる数多くのスポットがあります。「観音山（かんのんやま）公園」では、春には桜やシャクナゲ、初夏にはアジサイ、秋には紅葉といった草花が見られます。他にも「羽黒山（はぐろさん）・正法寺山荘跡」は山肌の新緑や紅葉、雪景色といった景観が楽しめる名所です。

亀山市は、かつて東海道五十三次の宿場町として栄えました。「亀山宿」や「関宿」「坂下宿」といった江戸時代の風情を感じられる名所が並んでいます。なかでも「関宿」は、東海道で数少ない歴史的な街並みが残る場所として、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

また、関観光駐車場の一角にある「小萬（こまん）の湯」は、温泉を利用した足湯が無料で楽しめるスポットです「熱の湯」と称されるほど保温効果が高く、疲労回復や健康増進に効果があるといわれています。

亀山市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

亀山市の主要な駅

亀山市内には、JR関西本線・紀勢本線・参宮線が走っています。主要な駅は「亀山」駅です。そのほか、亀山市では乗合タクシー「のりかめさん」やコミュニティバス「さわやか号」を運行しており、市内の移動に便利です。

亀山市役所

亀山市役所の所在地は、亀山市本丸町577です。JR関西本線「亀山」駅から徒歩約15分で到着します。バスを利用する場合は、「市役所前」バス停からすぐです。

要介護認定の申請は総合保健福祉センター「あいあい」内、健康福祉部長寿健康課高齢者支援グループで受け付けています。

参考：亀山市役所

亀山市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

亀山市内の地域包括支援センターは2カ所です。また市や地域包括支援センターと連携しながら高齢者への対応にあたる「基幹型地域包括支援センター」が1カ所設置されています。

参考：鈴鹿亀山地区広域連合「介護保険-地域包括支援センター-」

亀山市のイベント

関宿。江戸方向を向いて撮影（ignis - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

亀山市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「太岡寺畷（たいこうじなわて）さくらまつり」は毎年4月上旬、旧東海道の鈴鹿川沿いの道路で開催されるお祭りです。なかでもJA鈴鹿亀山神辺支店の周辺では、桜のトンネルをくぐりながら花見が楽しめます。夜になると日中とは違った雰囲気を楽しめる桜のライトアップが見ものです。また会場にはキッチンカーや出店が並び、さまざまなグルメを堪能できます。

「関宿祇園夏まつり」は、毎年7月下旬に東海道関宿で開催されています。江戸時代から続く伝統的なお祭りです。日中には子どもたちの山車（だし）、夜には4基の山車が街中を練り歩きます。装飾を施した山車が回転する「舞台まわし」が見どころの一つです。華やかさを競い合って激しく回転する様子は見ごたえがあります。

「亀山市関宿納涼花火大会」は、鈴鹿川の河川敷で毎年8月に開催されるイベントです。ナイアガラやスターマインといったバラエティに富んだ花火2,000発が見られます。会場周辺には多くの露店が並び、花火鑑賞をしつつお祭りグルメを味わえます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

亀山市の高齢者支援制度

亀山市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

配食サービス

食事の自己管理が難しく、栄養の改善が必要な高齢者に対して食事を届けるサービスです。食事の提供時に安否確認をおこないます。提供するのは昼食または夕食で、配達回数は1日2回までです。なお、日曜日と祝日は配達ができない場合があります。また、サービスの利用には実費負担があります。

対象となるのは、以下のすべてに当てはまる方です。

亀山市内に住所がある方
おおむね65歳以上で一人暮らしの方、または65歳以上の方のみの世帯の方
老衰や心身障がい、傷病などで食生活の自己管理が難しく、栄養改善が必要な方

参考：亀山市「配食サービス」

介護用品の支給

寝たきりや認知症などを理由に常に介護用品が必要な方に、現物を配達する制度です。

支給される品目は以下の通りです。

パンツタイプの紙おむつ
オープンタイプの紙おむつ
フラットタイプの紙おむつ
介護用シーツ
ウェットティッシュ
尿とりパッド
夜間用尿とりパッド

対象となるのは、介護用品の支給を受ける年度の市民税が非課税で、亀山市に住所を有している方のうち、以下のいずれかに当てはまる方です。

常におむつが必要な状態にある65歳以上の方
介護保険の第2号被保険者（40歳以上65歳未満で介護認定を受けている方）のうち、常におむつが必要な状態にある方

なお、施設に入所中の方や病院へ入院中の方は利用できません。

参考：亀山市「介護用品の支給」

タクシー料金の助成

公共交通を使うのが難しい高齢者の方や障がい者（児）の方がタクシーを利用する際、運賃の一部を助成する事業です。高齢者の方には1万円分、障がい者（児）の方には1万5,000円分のタクシー券を交付します。タクシー券で支払える金額は1回の乗車につき2,000円分までです。なお、利用できるのは協力事業所のタクシーで、発着場所のどちらかが市内の場合に限ります。

対象となるのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

75歳以上で心身などの事情から乗合タクシーを使うことが難しい方
身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1・2級のいずれかを持っている方（ただし自動車税種別割・軽自動車税種別割の減免制度または燃料費助成制度が適用されている方は含みません）

参考：亀山市「タクシー料金の助成」

亀山市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

亀山市で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。亀山市は、津市、鈴鹿市、伊賀市、滋賀県甲賀市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。