朝倉市の人口は5万2,160人です。65歳以上の高齢者人口は1万8,096人で、高齢化率は34.69%となっています(2021年1月1日現在)。
朝倉市の魅力
朝倉市は歴史を感じられる市です。なかでも城下町の「秋月」は、“筑前の小京都”と称されています。江戸時代に建造された武家屋敷や町家の街並みが残されている、国の重要伝統的建造物群保存地区です。また、朝倉市は天智天皇が和歌を詠んだ地であることから、「百人一首ゆかりの地」になっています。
そのほか、原鶴温泉は県内外の人が訪れる人気の温泉です。夏に筑後川で催される「鵜飼(うかい)」が名物となっています。
朝倉市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
朝倉市の主要な駅
朝倉市には甘木鉄道、西鉄甘木線が走行しています。主要駅は「甘木(あまぎ)」駅です。甘木鉄道の「甘木」駅と西鉄の「甘木」駅は駅舎がそれぞれ独立しており、徒歩で3分の距離にあります。
朝倉市役所
朝倉市役所の所在地は、朝倉市菩提寺(ぼだいじ)412-2です。「朝倉市役所」バス停からすぐです。
要介護認定の申請は、介護サービス課資格認定係(2階)または各支所の市民窓口係で受け付けています。
参考:朝倉市役所
朝倉市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談事に対して解決策を提示してくれます。
朝倉市のイベント
朝倉市で恒例になっているイベント・お祭りをご紹介します。
「甘木祇園山笠」は、毎年7月13~15日に須賀神社周辺で開催される祭事です。7月10日からは須賀神社の境内に高さ10mの飾り山笠が登場します。最終日の15日には、高さ3mの引き山笠(山車の一種)2台を、威勢よく引きまわします。また
「甘木川花火大会
流灌頂法要会(ながれかんじょうほうようえ)」は、毎年8月に小石原川甘木橋下流で開催される行事です。戦争で亡くなった人々や祖先を慰霊するとともに、家内安全への祈りを込めて催されます。当日は約4,000発の花火が打ち上げられます。
老人ホームや介護施設によっては、レクリエーションとして地域のイベントに参加することがあります。どのようなものに参加できるか気になる方は、施設に尋ねてみましょう。
朝倉市の高齢者支援制度
朝倉市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
緊急通報システム貸与事業
24時間体制のコールセンターにつながる緊急通報装置を無料で貸与するサービスです。利用者は専門スタッフへの相談ができるほか、緊急時には消防署・協力員・緊急連絡先に迅速に連絡できます。利用にあたって、原則的に固定電話回線が必要となります。
対象者は「65歳以上の単身、または高齢者のみの世帯で命に関わる病気を患っている方」または「85歳以上の方で日常生活において常時見守りが必要な方」です。ただし、事前に担当地域の包括支援センター職員による聞き取り調査がおこなわれます。
参考:朝倉市「在宅高齢者サービスについて」
食の自立支援事業(配食サービス事業)
高齢者に塩分とカロリー控えめのお弁当を365日宅配するサービスです。お弁当は昼食・夕食合計で塩分5g前後、1,200Kcal前後となっています。料金は1食450円です。
対象者は「65歳以上の単身、または高齢者のみの世帯で心身の状況や置かれている環境により、食の確保が困難な高齢者」です。事前に担当地域の包括支援センター職員による聞き取り調査がおこなわれます。ただし「車の運転をしている方」「隣接地および同一敷地内に子の世帯が居住している方」は対象外です。
参考:朝倉市「在宅高齢者サービスについて」
住宅改造補助事業
介護保険を利用して改修工事をする際に、上限30万円までの改修費用を上乗せで補助する制度です。介護保険の住宅改修費用20万円を超える部分が補助対象となります。なお、着工前の相談が必須です。
対象者は「介護保険法に規定する要支援、または要介護認定を受けた方で同居者全員が所得税・住民税非課税世帯に属する方」です。
参考:朝倉市「在宅高齢者サービスについて」
朝倉市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
朝倉市で希望の施設が見つからない場合は、周辺地域まで視野囲を広げてみましょう。朝倉市に隣接する地域は久留米市、うきは市、嘉麻市、朝倉郡筑前町・東峰村、三井郡大刀洗町、大分県日田市です。