宗像市の老人ホーム・介護施設について
宗像(むなかた)市は、福岡市と北九州市の中間に位置する市です。今回は「宗像市での高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。
宗像市の特徴
宗像市の魅力
宗像市は海産物から畜産物まで楽しめる食の宝庫です。沖ノ島の近海でとれる「イカ」や、福岡県内最多の水揚げ量がある「アナゴ」が名産となっています。また「むなかた牛」はおからや米を飼料とした牛肉で、栄養価が高いことが特徴です。そのほか「鯛茶漬け」「鶏すき」といった料理が知られています。
宗像市の人気スポットとしては「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」があります。2017年7月に世界遺産に認定されました。世界遺産に含まれる「宗像大社」は、交通安全の神様として有名です。福岡県内では、多くの車が宗像大社でおはらいを受けています。
宗像市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
宗像市の主要な駅
宗像市には、JR鹿児島本線が走っています。主要な駅は「赤間」駅です。鹿児島本線を使えば「博多」駅まで50分ほどで行き来できます。また宗像市では、ふれあいバスや宗像市コミュニティバスの運行をおこなっています。
宗像市役所
宗像市役所の所在地は、宗像市東郷1丁目1-1です。「宗像市役所前」バス停から徒歩約3分の場所にあります。
要介護認定の申請・相談先は介護保険課です。
参考:宗像市役所
宗像市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談事に対して解決策を提示してくれます。
宗像市のイベント
宗像市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。
「鎮国寺(ちんこくじ)
花まつり」は、例年3月下旬から4月にかけて鎮国寺でおこなわれるお祭りです。本堂前の八重桜や、駐車場の横にある「桜美苑(おうびえん)」の桜が咲き誇る様子を観賞できます。また宗像大社から鎮国寺を子どもが練り歩く稚児行列も見どころです。
「宗像大社
節分祭」は、毎年2月3日に宗像大社の辺津宮(へつみや)で開催されるお祭りです。一般客に向けた福豆まきのほか、特設ステージでの催し物や飲食店のブースを楽しめます。
宗像市の高齢者支援制度
宗像市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。
紙おむつの支給
在宅生活を送る要介護の高齢者に対して、月々紙おむつの現物支給をおこないます。基本的に介護している家族が申請しますが、高齢者支援課の職員による代行申請も可能です。市役所高齢者支援課の窓口のほか、郵送での申し込みが可能です。毎月20日に訪問調査が終わった場合は翌月から支給スタート、20日以降だと翌々月からになります。
対象者は「在宅でおおむね65歳以上のねたきりの高齢者や認知症高齢者」「常時、紙おむつが必要な方」「(原則)要介護4以上」の3点を満たす方です。ただし尿意があり、自力でトイレに行ける人は利用できません。
参考:宗像市「紙おむつの支給」「紙おむつの支給を受けたいとき」
配食サービスを利用した定期的な安否確認
自分自身で調理することが難しい高齢者に対して栄養バランスの取れた弁当を配達し、安否確認をおこなうサービスです。月~土曜日までの昼食と夕食を届けます。他の訪問や通所サービスと同日での利用はできません。利用者の負担額は、1食450円もしくは470円です。
基本的には本人か介護者が申請しますが、高齢者支援課職員、地域包括支援センター職員が代理で手続きできます。また郵送での申請が可能です。
徘徊高齢者の所在確認
徘徊の可能性がある高齢者が行方不明になった際に、スピーディーに居場所を把握するための取り組みです。居場所を把握するための携帯端末機を貸与し、本人に携帯してもらいます。端末機を利用すると、警察だけでなく家族でもパソコンなどを使って居場所の特定が可能です。
手続きは無料ですが月額基本料金が540円、検索時の手数料が1回あたり108円、バッテリー交換代金等が発生します。
宗像市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
宗像市で老人ホームを探していて希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。宗像市は福津市、宮若市、鞍手郡鞍手町、遠賀郡岡垣町・遠賀町と隣接しています。