新居浜市の人口は、11万7,846人です。65歳以上の高齢者の人口は3万7,997人で、高齢化率は32.24%になっています(2021年1月1日現在)。
新居浜市の魅力
新居浜市は、瀬戸内海に面した臨海工業都市として発展してきました。工業都市化のきっかけとなった「別子銅山」付近には「マイントピア別子」「あかがねミュージアム」「別子銅山記念館」といった産業遺産があり、目で楽しめます。
そのほか新居浜市には、自然を楽しめる公園が点在しています。ホテルやレストランが併設された「森林公園ゆらぎの森」、溜池の周囲がお散歩コースとなっている「滝の宮公園」が代表的です。
新居浜市の特産品は、新居浜市唯一の離島である大島で採れる「七福芋(しちふくいも)」です。ご当地グルメとして人気を博しています。
新居浜市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
新居浜市の主要な駅
新居浜市内には、JR予讃(よさん)線が走っています。
主要な駅は「新居浜」駅です。予讃線で「松山」駅、「八幡浜」駅方面のほか、香川県の「高松」駅方面へ移動できます。
新居浜市役所
高齢者にとって市役所は、要介護認定の申請、行政サービスの申し込み、住民票の受け取りといったさまざまな用事で利用します。
新居浜市役所の所在地は、新居浜市一宮町1丁目5-1です。路線バスの「市役所前」バス停から徒歩2分のところにあります。
要介護認定は、介護福祉課(本庁舎1階)で申請できます。
参考:新居浜市役所
新居浜市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。
「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
新居浜市の地域包括支援センターは1カ所で、市役所の2階に設置されています。そのほかに、身近な「地域の相談窓口」が市内に合計9カ所あり、地域包括支援センターと同様のサービスを受けられます(2020年4月1日現在)。
参考: 新居浜市「新居浜市地域包括支援センター」
新居浜市のイベント
新居浜太鼓祭り(Wikipediaより)
「新居浜太鼓祭り」は四国三大祭りの一つで、毎年10月中旬に開催されます。市内8地区(川西、川東、川東西部、船木、角野、泉川(いずみかわ)、中萩(なかはぎ)、大生院(おおじょういん)地区)から美しく華やかに飾られた54台の太鼓台が繰り出し、新居浜市内を練り歩くお祭りです。
「にいはま納涼花火大会」は、7月の最終金曜日に国領川(こくりょうがわ)の河川敷緑地で開催されます。1時間半ほどの間に約8,000発の花火が上がります。長さ約400mのナイヤガラが川面に映るさまが見どころです。
老人ホームや介護施設によっては、職員と一緒に地域のお祭やイベントに参加することがあります。どんな季節行事やイベントに参加できるか、あらかじめ施設の職員に聞いてみるといいでしょう。
新居浜市の高齢者支援制度
新居浜市が展開している高齢者の支援制度をご紹介します。
福祉電話貸与事業
福祉電話貸与事業は、一人暮らしをしている高齢者の不安解消を目的として、福祉電話(固定電話)を貸し出す制度です。通話料は利用者の負担になります。
対象者は、65歳以上で単身生活をしている市民税非課税の方のうち、安否の確認が必要と判断された方です。手続きにおいてはマイナンバーの記入が必要ですので、マイナンバーカードまたは通知カードをご用意ください。
参考: 新居浜市「高齢者対策/福祉電話貸与事業」
緊急通報体制整備事業
緊急通報体制整備事業は、事故や容態急変といった緊急時にボタンを押すだけで通報できる装置を設置する制度です。通報すると「特別養護老人ホームふたば荘」に通知が入り、市内在住の家族・親戚・隣人・知人といった緊急連絡先に知らせてくれます。
電池代が約2,860円(初回および2年に1回)、また機器のレンタル代として月額418円がかかります。
見守り推進員活動事業
地域で活動する見守り推進員が民生委員と連携しながら、単身生活をする高齢者の安否確認をおこなっています。
対象者はおおむね70歳以上の一人暮らしをしている高齢者です。申請の必要はありません。詳細は新居浜市役所の介護福祉課にお問い合わせください。
参考:新居浜市「高齢者対策/見守り推進員活動事業」
新居浜市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる
新居浜市内で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。新居浜市は、西条市、四国中央市、高知県吾川郡いの町、土佐郡大川村と隣接しています。