津久見市のサービス付き高齢者向け住宅

介護のほんねでは、「地域密着型特定施設こころ」をはじめとした、大分県/津久見市の老人ホームを掲載中。そのなかでもサービス付き高齢者向け住宅の条件に当てはまる施設は1件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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津久見駅 (1)

施設の種類

津久見市の老人ホーム・介護施設について

津久見市は大分県の南東部に位置する市です。こちらでは「津久見市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

津久見市の特徴

津久見市役所、大分県、日本（アラツク - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

津久見市の人口は1万6,307人です。65歳以上の高齢者人口は7,411人で、高齢化率は45.45%になります。津久見市の面積は79.48㎢です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2022年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（4月1日時点）」

津久見市の魅力

津久見市は海と山に囲まれており、比較的温暖な気候です。さらに台風をはじめとする自然災害の影響が少ないので、暮らしやすい環境です。市内には津久見湾沿いに伸びるリアス海岸、みかんの段々畑などの豊かな風景があります。

津久見市には、自然を生かしたスポットが複数あります。イルカと人間とのふれあいや癒しをテーマにした体験型施設「つくみイルカ島」や、“海遊王国”をモチーフにした「つくみん公園」などが代表的です。

津久見市の特産品は、市内の段々畑で栽培されるミカンです。「温州ミカン」のほか「さんつくみ」「ポンカン」といった種類豊富なミカンが作られています。また、津久見市は魚介料理も名物の一つです。保戸島（ほとじま）発祥の漁師飯である津久見ひゅうが丼、アオリイカ（モイカ）料理などが味わえます。

津久見市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

津久見市の主要な駅

津久見市では、JR日豊本線が通っています。主要駅は「津久見」駅です。JR日豊本線を利用すると、上りで大分・別府・行橋・小倉・門司港方面に、下りで佐伯方面に移動できます。また、宮崎空港に行き来できる特急も運行しています。

津久見市役所

津久見市役所の所在地は、津久見市宮本町20-15です。「津久見」駅から徒歩8分で到着します。

要介護認定の申請は、長寿支援課または地域包括支援センターで受け付けています。

参考：津久見市役所

津久見市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

津久見市には、地域包括支援センターが1カ所設置されています（2022年4月1日現在）。

参考：大分市「地域包括支援センター一覧」

津久見市のイベント

つくみん公園と工場（太平洋セメント大分工場）Torochan22 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

津久見市で恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「つくみ山桜まつり」は、毎年3月下旬に青江（あおえ）ダムでおこなわれます。約5,000本の山桜が咲いており、山全体がピンク色に染まる景観が見られます。

「つくみ港まつり」は、例年7月中旬につくみん公園で開催される夏の風物詩です。津久見湾のクルージングをはじめ、特設ステージにて太鼓の演奏やダンスパフォーマンスが披露されます。夜には納涼花火大会が開催されます。

「津久見扇子（せんす）踊り大会」は、例年8月下旬につくみん公園で開催されるイベントです。「津久見扇子踊り」は、大分県の指定無形民俗文化財に指定されている伝統芸能です。当日は、多数の団体がステージ上で扇子踊りを披露します。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

津久見市の高齢者支援制度

津久見市が展開する高齢者支援制度をご紹介します。

高齢者の「はり、きゅう、マッサージ割引券」交付と切替

津久見市では、はり、きゅう、マッサージの施術を受ける際に利用できる割引券を年間24枚交付しています。割引額は1回の施術につき500円です。

対象になるのは、その年度に65歳以上になる高齢者です。

参考：津久見市「高齢者の「はり、きゅう、マッサージ割引券」交付と切替」

津久見市子育て・高齢者世帯リフォーム支援事業（高齢者バリアフリー型）

高齢者の暮らしの安全確保を目的に、リフォーム工事にかかる費用を補助しています。対象の工事は高齢者用の寝室、浴室、トイレの増築および内装改装、バリアフリー工事（同時に断熱等の省エネ回収工事も含む）です。補助金額は工事費の20%（上限30万円）です。

対象になるのは、世帯全員の前年所得総額が350万円未満であり、65歳以上の高齢者がいる世帯です。条件、手続き等の詳細については津久見市役所まちづくり課にお問い合わせください。

参考：津久見市「住宅のリフォームをお考えの方へ」

津久見市寝具類洗濯乾燥消毒サービス事業

寝具類の衛生管理ができない高齢者に向けて、寝具類の洗濯や乾燥、消毒サービスをおこなう事業です。在宅で生活する高齢者の支援や生活意欲の向上を図ると同時に、介護者の負担軽減を図ることを目的にしています。

対象になるのはおおむね65歳以上の一人暮らしまたは高齢者のみの世帯で、老化や心身の障害、傷病などの理由で寝具類の衛生管理ができない方です。

参考：津久見市「津久見市高齢者保健福祉計画及び第8期介護保険事業計画」

津久見市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

津久見市で希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。津久見市は、佐伯市、臼杵市と隣接しています。

サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたいサービス付き高齢者向け住宅（サ高住）の特徴」をご紹介します。

あらかじめ押さえておきたいのは、サービス付き高齢者向け住宅には「一般型」と「介護型」があることです。同じサービス付き高齢者向け住宅でも、両者間にはサービス内容に大きな違いがありますので、ご注意ください。

サービス付き高齢者向け住宅の入居条件は満たしていますか？

入居条件を満たしていないと入居できませんので、あらかじめ確認しておく必要があります。サービス付き高齢者向け住宅は、「一般型」と「介護型」があります。両方とも「60歳以上の方」か「60歳未満で要介護認定を受けた方」が条件です。

ただし「一般型」は専門的な医療措置が難しいので、介護度が重い方は入居できません。一方「介護型」の場合は自立から要介護5まで幅広く受け入れができます。

サービス付き高齢者向け住宅の提供サービスを把握していますか？

一般型と介護型ではサービス内容にも違いがあります。希望しているサービス付き高齢者向け住宅がどちらに属するのかを検討時に把握しておくのがおすすめです。

一般型の特徴

一般型の場合は、安否確認や生活相談サービスを提供しています。身体介助やリハビリなどの「介護サービス」は提供していません。利用する際は外部事業者と別で契約する必要があります。

介護型に比べると、介護が必要のない自立している方が安心して暮らせるホームです。

介護型の特徴

一般型に比べると、要介護度が重い方が多く入居しています。そのため「特定施設入居者生活介護」と認められています。特定施設入居者介護に認定されていると、外部事業者を使うことなく施設内で介護サービスを受けられるのです。

特定施設入居者生活介護について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット・デメリット

具体的に他の施設タイプと比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介します。「ご自身が望んでいる条件」と比較しながらご覧ください。

サービス付き高齢者向け住宅のメリット

サービス付き高齢者向け住宅のメリットは、高齢者が安心して暮らせる住まいであることです。比較的自立の方も多く、気軽に外出できるなど行動の自由度が高いといえます。自宅での生活とほとんど変わらず過ごせるうえ、日中もしくは24時間スタッフが常駐しているため安心です。施設内はバリアフリー構造であるため、怪我の心配を軽減できるのも大きな魅力になります。