加古川市の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「特別養護老人ホーム鶴林園」、「特別養護老人ホームせいりょう園」、「特別養護老人ホームこすもす園」をはじめとした、兵庫県/加古川市の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は16件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 16件

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加古川市の老人ホーム・介護施設について

加古川市は兵庫県南部に位置しています。播磨灘（はりまなだ）に面している、自然に囲まれた地域です。ここでは、「加古川市の高齢者の暮らし」について、ポイントをご紹介します。

加古川市の特徴

加古川市役所。左が本館、右が新館（Bakkai - 投稿者自身による作品, CC 表示 3.0, リンクによる）

加古川市の人口は、26万3,134人です。65歳以上の高齢者人口は7万3,457人で高齢化率は27.92%となっています（2021年1月1日現在）。

面積は138.48k㎡です。加古川市は、以下の表のように大きく6つの地区に分けられます。

地区名	自治体名
加古川平岡地区	平岡町
加古川野口地区	野口町
加古川北地区	神野町（かんのちょう）・新神野町・西条山手・山手・八幡町・平荘町・上荘町
加古川地区	加古川町
加古川南地区	別府町・尾上町（おのえちょう）・金沢町
加古川西地区	東神吉町・西神吉町・米田町・志方町（しかたちょう）

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／加古川市「加古川市の概要」

加古川市の魅力

加古川市は、歴史的な文化遺産が多いエリアです。西条古墳群、日岡山（ひおかやま）公園や平荘湖（へいそうこ）周辺の古墳群といった多くの重要な遺跡が残されています。特に日岡山公園は、市内最大の花見スポットでもあります。毎年3月下旬～4月上旬になると、約1,000本の桜が一斉に咲き誇ります。シーズン中の夜には、約330本のぼんぼりが灯され、夜桜を楽しめます。

また自然豊かな加古川市は、升田山（ますだやま）で登山を楽しめます。升田山は、標高105mと登りやすく登山道が整備されています。案内板やガイドチェーンが設置されたことで、高齢の方が訪れやすいハイキングコースになりました。

さらに加古川市はグルメが魅力的です。特産品は加古川牛・志方牛といったブランド牛です。洋皿にご飯とビフカツを載せてドミグラス風のタレをかけて食べる「かつめし」は加古川市のご当地グルメとなっています。

加古川市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

加古川市の主要な駅

加古川市内には、JR山陽本線、加古川線、山陽電鉄本線が通ります。市内の主要な駅は「加古川」駅です。JR山陽本線、加古川線を使えますので、兵庫県内はもちろんのこと、広島県、岡山県、山口県、北九州市まで一本で行けます。

加古川市役所

加古川市役所の所在地は、加古川市加古川町北在家（きたざいけ）2000です。「市役所前」バス停より徒歩3分で着きます。要介護認定の際は介護保険課で受け付けています。その他、各市民センター、東加古川市民総合サービスプラザの窓口で申請可能です。

参考：加古川市役所

加古川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

加古川市内に、合計6カ所の地域包括支援センターが設置されています。

参考：加古川市「地域包括支援センターとは」

加古川市のイベント

宗佐厄神八幡神社の厄除大祭の様子（Mti - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

加古川市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「八幡神社・厄除大祭」は、毎年2月18、19日に開催される播州（ばんしゅう）三大祭りの一つです。春を告げる祭りとされており、「厄除大祭」では、境内は無病息災を願う参拝者でにぎわい、屋台・縁日が出ます。

「加古川まつり花火大会」は毎年8月初旬に加古川河川敷で開催されるイベントです。加古川市の夏の風物詩として最大級の規模と人気を誇る花火大会です。河川の中央から打ち上げられるので、360度から見物できます。至近距離で見る花火の迫力は圧巻です。5,000発の大輪の花火が、真夏の夜空を鮮やかに彩ります。

「十三夜観月会（じゅうさんやかんげつえ）」は、毎年10月中旬から下旬にかけて開催されるイベントです。毎年、暦上の十三夜日に鶴林寺（かくりんじ）の境内が開放され、お月見の会がおこなわれます。

加古川市の高齢者支援制度

加古川市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

介護用品の支給

寝たきりの高齢者などを介護している家族に対して、おむつや尿とりパッドを支給します。支給される介護用品は現物支給で、月ごとに自宅へ配達されます。支給限度は8000円分です。対象者は、市内在住で「要介護4、5の方を同居で介護している方」かつ「市・県民税非課税世帯の方」になります。

参考：加古川市「介護用品の支給」

緊急通報システム（あんしんボタン）

「緊急通報システム（あんしんボタン）」は、高齢者が万一のときに、緊急ボタン一つで受信センターにつながり、ご近所の協力員や消防署に助けを求められるシステムです。また「相談ボタン」がついており、看護師にいつでも健康相談ができます。申請には、3人の近隣協力者、民生委員の署名が必要です。

対象者は「加古川市在住で65歳以上のひとり暮らしの方」または「要介護3以上の同居人がいる65歳以上の高齢者のみの世帯」となります。

参考：加古川市「緊急通報システム(あんしんボタン)」

寝たきりや認知症の介護者のつどい

「寝たきりや認知症の介護者のつどい」は、寝たきりや認知症の方を介護しているご家族を支援する会です。各地域包括支援センターが実施しています。

同じ立場の方との交流を図り、介護者の方の気持ちをリフレッシュすることを目的としています。介護者同士の交流のほか、介護に関する講習や講義が開催されています。日時や場所は各地域包括支援センターに問い合わせます。

参考：加古川市「介護をしている方へ」

加古川市で見つからない場合は周辺のエリアで探してみる

加古川市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。加古川市は、明石市、高砂市、姫路市、加西市、三木市、小野市、加古郡播磨町、稲美町と隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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