入居者と職員の声が行き交う明るい施設
ラ・ナシカつるみはとにかく「明るい空気」が魅力の施設です。施設に入ってすぐの機能訓練室では毎日の個別リハビリや集団での体操がおこなわれています。体操の講師を務める理学療法士さんはマイクを付けて大きな声を出しながらレクチャーをしています。つられて参加者のみなさんも楽しそうに運動しているのが印象的です。施設長の堀田さんいわく「80~90%の人が参加してくれるんです」とのこと。コロナウイルスの感染対策でできなかったときは「今日は体操しないの?」と残念がっていた入居者の方もいたのだとか。
毎日のトレーニングに加えて個別での機能訓練を実施しており、そのうえレクリエーションやイベントも開催しています。堀田さんは「『介護施設は寂しい』というイメージを『ラ・ナシカつるみならではの前向きさ』で払拭したいと思います」と笑顔で語っていました。
おすすめポイント “充実した機能訓練で身体機能の維持を目指す”
ラ・ナシカつるみの大きな魅力は機能訓練です。個人・集団向けにリハビリをおこなっています。要介護度の推移や運動機能の状態をデータとしてご本人、ご家族に報告しているそうです。トレーニングの結果がわかることでモチベーションを落とさずに続けられ、毎日の習慣になっています。
また口腔ケアにも注力。「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」と名付けて運営会社・株式会社シダーが全事業所で開催していますが、なかでもラ・ナシカつるみは職員体制に強みがあります。他のスタッフに教育したり、専門的な知見から口腔の状態を評価できる「コアスタッフ」と呼ばれる職員が複数人勤務しています。そのため、その場で口腔の状態を判断できるのが魅力です。
気になるポイント
「空き時間もほとんどの入居者様は居室から出てこられますね」と施設長の堀田さんはおっしゃいます。なかには居室で過ごす入居者様もいらっしゃるそうですが、どちらかというと他の入居者様と交流しながら活動的に生活できる方のほうがおすすめできます。職員は「仲間づくり」を積極的にアシストしているそう。“性格が合いそうなグループ”で体操や入浴の時間を合わせているといいます。