居室担当制により、施設職員全員が「適したコミュニケーション」を実践できる
町田市「桜美林大学前」バス停から徒歩1分。すぐ隣に桜美林大学のキャンパスがあり、スーパーや飲食店が多い便利な場所にアズハイム町田はあります。ホーム長の田嶋史子(たじま ふみこ)さんは、施設の魅力について「雰囲気がとても穏やかなところです。自宅から老人ホームに引っ越すのって不安でしょう?だから私たちスタッフは家族のような存在でありたいんですよ」とおっしゃいます。
入居者様一人ひとりには「居室担当スタッフ」がつきます。まずは担当スタッフが積極的に入居者さまに話しかけ、「サポートしてほしいこと」をできるかぎり実現する。その結果、信頼関係が生まれ、何でも話せる間柄になっていくのだそうです。その情報をスタッフ間のカンファレンスで共有することで、施設全体の職員が「入居者さまにとって最も喜ばれる言葉」をかけられるようになる。その結果、入居者様の不安が解消され、快適に暮らせるようになるといいます。
おすすめポイント “自宅と変わらない生活をサポートすることで、施設での生活に前向きになれる”
田嶋さんいわく、「入居前は『家族は入居に前向きだけど、ご本人は家で暮らしたい』という場合が多いです」とのこと。だからこそ施設は「できるだけ行動制限を設けず、自宅生活のように暮らせる環境づくり」を意識しています。
例えばある入居者様は、施設入居を拒否していました。最終的にご家族が「旅行に行く」とご本人を連れ出し、そのまま入居申込をしたのだそう。職員は「自宅に帰りたい」と言う入居者様に施設生活を楽しんでいただくために、日課である「散歩」を自由にできるよう工夫。GPS装置を携帯してもらい、長く戻らない場合は探しにいくのだそうです。「今では入居を渋っていたのが笑い話になるくらい明るく過ごされていますよ」と田嶋さんは笑顔でおっしゃいます。入居者一人ひとりを考えたうえで、適した工夫をしているのが、アズハイム町田の大きな魅力だと感じました。
気になるポイント
アズハイム町田はとても明るい施設です。入居者同士で囲碁・将棋仲間ができたり、職員と家族のように会話をしたりと、あちこちで話し声や笑い声が聞こえます。そのため、入居した後もいろんな人とコミュニケーションを取りながら生活したい方にぴったりの施設です。反対に「ベッドの上で一人でゆっくり過ごしたい」と考えている方はミスマッチかもしれません。