日常生活をそのままに 穏やかな環境で人の温かみが感じられます
グレースは、相鉄本線「三ツ境」駅から徒歩11分のサービス付き高齢者向け住宅です。全9部屋の小規模な当施設のコンセプトは「下宿のようなおひとり様の住まい」。玄関を入り2階へ上がると、まるで自宅にいるのと変わらないほどのアットホームな雰囲気が漂い、入居者様から気軽に話しかけてくださったり、スタッフが昼食を作る音やにおいがフロアに広がってきたりしました。
居室や共用のベランダはすべて南向きで、陽の光がよく入る造りになっています。管理者の河野さんは「夏は暑いくらいで、冬でも温かく過ごせますよ」と教えてくれました。また、施設周辺は閑静な住宅街で、一歩外へ出るとすぐそばにある横浜市立三ツ境小学校からリコーダーの音が。毎日を穏やかに、温かい気持ちで過ごせる場所だと感じました。
おすすめポイント “少人数ならではのアットホーム感 人と人との距離が近い施設です”
グレースは、全室南向きの居室に加えて「家庭的な環境」が魅力です。男女の比率はほぼ同じで、いつも5~6人がリビングに集まってお食事をしたり、廊下ですれ違ったときにお話をする姿が見られると言います。スタッフは基本的に一日一人体制で日中常駐しており、入居者様お一人おひとりとしっかり顔を合わせながらコミュニケーションを取っています。
毎日のお食事の時間は「昼食は12:00~13:00くらい、夕食は17:30~18:30くらい」と厳密に決めているわけではありません。また、リクエストにお応えできるよう献立表もあえて作っていないのだとか。お部屋に引きこもりがちな方がいれば、入居者様同士で声をかけ合うこともあるそうで、スタッフだけでなく全員で過ごしやすい空間を作っているのが印象的でした。
気になるポイント
グレースの生活スペースは2階のフロアにすべて集結されており、浴室や洗濯物を干すベランダは共用となっています。コンパクトな造りとアットホームな空間が魅力である一方、「常にプライベートな時間を作りたい」「人との関わりを極力減らしたい」とお考えの方にとっては少しギャップを感じてしまうかもしれません。ほかの入居者様と楽しい日々を過ごしたいという方にはぴったりの環境です。