行事やレクが豊富! スタッフも一緒になって楽しみます
「グループホームこもれび家族」を訪問し、ホーム長の澤田さんに施設を案内していただきました。木造の2階建ての住まいで、天井と壁には珪藻土を使用しておりナチュラルな風合いの住環境です。入居者様は1階に9名、2階に9名、各ユニットで共同生活をおこなっています。
取材に伺ったのは10月。月末に運動会をおこなうそうで、1階のリビングにはにぎやかな飾り付けがありました。スタッフの運動会に対する意気込みが感じられます。また、2階へ上がるとおなじみのアニメのテーマソングが聞こえてきました。リビングへ行くと、曲に合わせて入居者様とスタッフが体を動かしています。「振り付けは職員が考えているんですが、入居者様からも好評です」と澤田さんは言います。たくさんの行事やレク活動を通じて、認知症進行の抑制を促しているそうです。
おすすめポイント “一人ひとりに役割がある、家族のような心地よさ”
こもれび家族では入居者様一人ひとりに役割があり、家族のような共同生活が送れます。 実際に訪問した際も、キッチンではスタッフと入居者様が昼食の準備をしていました。入居者様は、スタッフが調理した玉子焼きをみなさんのお皿に取り分け、満足そうな笑みを浮かべています。キッチンでの光景や会話は、まるで親子が食卓の準備しているようでした。澤田さんは「職員も18歳から70代までさまざまな世代の者がおり、本当に親・子・孫の3世代の家族みたいなんですよ」と言います。また、施設の隣には畑があり野菜の収穫を入居者様にお願いすることも多いそうです。おのおのに役割があるからこそ心地よく暮らせるのだろうと感じました。
気になるポイント
グループホームこもれび家族には平均年齢88.2歳の18名の方が入居しています。夜間はスタッフが各階に1名常駐しており、グループホームの人員基準を満たしていますが、有料老人ホームと比べると夜間の人員は若干手薄な印象です。とはいえ、緊急時にも備えており、もしもの際は医療機関と調剤薬局が24時間体制で対応いたします。