人気の高級住宅街 穏やかな時間が想像できる美しい住空間
「駒沢大学」駅より徒歩8分の低層住宅地に、クラシカルな佇まいの「ヒルデモア駒沢公園」があります。今回は、支配人の米山 洋平(よねやま ようへい)さんにホームを案内していただきました。館内は木をふんだんに使った温もりある空間で、フロアはコの字型に設計。中心には緑豊かな中庭があり、小さな滝が流れています。
入居者様の居室は、キッチンと浴室付きです。他の高級施設では見かけないポイントとしては、居室の中心が折り上げ天井になっており、メイン照明が間接照明であること。開放感もあり、柔らかな光に包まれます。また「老人ホームの居室は収納が狭い」という意見をよく聞きますが、壁一面が棚になっており収納力の高さも魅力です。
見学中に、スタッフと同じ衣装を着た可愛いロボットに遭遇しました。「先月来たばかりの“こまちゃん”です。入居者様もスタッフも癒やされています」と米山さん。2006年開設のホームですが、最新のロボットやリハビリ機器を導入したり、一部改装したりと、入居者様の生活を考えて進化を続けていることがハード面からも垣間見えました。
おすすめポイント “「ライブキッチン」など小規模だからこそできることが魅力”
米山さんにヒルデモア駒沢公園の魅力を聞くと「高級老人ホームには珍しい、定員20名・居室数14室の小規模な住まいであること」といいます。 そのメリットには「一人ひとりに向き合ったケアができる」「スタッフや他の入居者様とすぐ顔なじみになれる」「ご家族もスタッフを把握しやすい」ことが挙げられます。「ざわざわしていない、落ち着いている」という点が決め手になって、当ホームを選ぶ方も多いそうです。
また、コロナ禍で外食が難しくなった昨今、スタッフと企画しあって「ライブキッチン」を始めたとのこと。入居者様の目の前で調理して、出来たてのお食事を召し上がっていただく、食のアクティビティーです。月に1〜2回の頻度で開催し、過去にはうなぎやお寿司、おでんなどのメニューで実施。米山さんは「入居者様からも好評です。大きな事業所では実現が難しく、小規模だからこそできた取り組みです」と笑顔で話されました。
気になるポイント
定員数が少ないということで「入居者様の中で、自分と同じような趣味嗜好の方を見つけたい」という方には向いていないかもしれません。みなさま、アクティビティーや談笑を楽しんでいらっしゃる一方、固定の仲良しグループといったコミュニティーがないそうです。ほどよい距離を保ちながらも、自分のペースを大切にしたい方にはおすすめです。