自然豊かな中庭を囲んだ回廊式の邸宅
世田谷区の千歳烏山・芦花公園エリアの住宅地にある「ゆうらいふ世田谷」。高級老人ホームならではのこだわりについて、営業担当の越沼良太さんにお話を伺いました。
ゆうらいふ世田谷は、2,000坪という広さの敷地を持つ3階建ての施設です。建物の造りは、中庭を囲むように回廊式になっています。「中庭には樹齢50年以上の桜の木があり、春になると桜が満開です。この中庭が決め手になって、当ホームに入居する方もいらっしゃいます」と越沼さん。
館内の廊下を歩きながら、窓から豊かな自然を望めます。ちょうど取材日は小雨が降っていたのですが、それはそれで風情がある美しい景観でした。いつでも季節を感じて暮らせる心地よい環境は、当ホームならではの魅力です。
おすすめポイント “直営の厨房がホームに2カ所 ワンランク上のお食事をご提供”
一般的には1つのホームに厨房は1カ所ですが、ゆうらいふ世田谷は、2階と3階の居室フロアごとに厨房があります。温冷車を使って運ぶこともなく、料理の音やにおいを感じながら出来たてを味わえます。通常ならすぐ冷めてしまうパンも、ふっくらと温かいものを提供できるのです。
入居者様78名に対して、厨房のスタッフは栄養士3名、調理師19名の合計21名。すべて自社雇用のスタッフです。越沼さんは「過去に委託業者の食事を出している施設でも働きましたが、直営のほうが『おいしいものを食べてもらいたい』という現場の想いが強いですね」と言います。
また調理スペースが広いため、さまざまな食事形態(常菜・粗刻み・粗極刻み・極刻み・ソフト食・ペースト食)や好みに合わせたメニューにも対応できる点もおすすめです。
気になるポイント
お食事にこだわっている分、一般的な老人ホームに比べて食費は高めとなります。一般的な老人ホームの食費は、だいたい月額4万~5万5,000円が相場ですが、ゆうらいふ世田谷は月額7万8,900円です。越沼さんは「ただ、その分の価値は提供できていると自負しています」と自信を持っています。昼食の時間帯に見学すると試食できますので、ぜひタイミングを合わせてご見学してみてください。
お食事レポート
今回は入居者様と同じ昼食をいただきました。献立は「青ヒラスの西京焼き」と「油揚げの野菜巻き」「小松菜のおひたし」「お吸い物」「白ごはん」です。
お食事に力を入れているホームなだけあって、盛り付けや器にもこだわりを感じられます。お味は上品でボリュームもほどよく、おいしく完食しました。また、魚には骨が1本もなく、大変食べやすかったです。骨を取り除いた魚を仕入れているそうで、食材へのこだわりも感じます。