楽しいと思ってもらえるように、一人ひとりのニーズをとらえてサポート
アズハイム横浜いずみ中央は、横浜市泉区の和泉川近くの緑豊かな住宅地にあります。今回は、ホーム長の増田幸江さんと営業の古武彩花さんにホームを案内していただきました。
ホームには中庭があり、明るさと開放感を演出しています。中庭にはさまざまな草花が植えられています。「もともと農業をされていた入居者様がいて、一緒にお花や野菜を育てているんです」と増田さん。
またアズハイム横浜いずみ中央にはデイサービスを併設しています。デイサービス開催の音楽イベントに参加したり、入居者様の囲碁の対戦をお願いしたりと交流が盛んです。
「囲碁が好きな方がいるんですが、ホームには対戦できる方がいなくて……。そこで、デイサービスに来ているボランティアの方にお願いしました。つまらなそうな方を見つけると、あれこれ考えて色んな手を打ちます」と増田さんは言います。
農業経験のある方には草花のお世話を、囲碁がお好きな方には対戦できる場を。入居者様目線で生活を彩ってくれるサポートに大変感心しました。
おすすめポイント “ITで効率化を図り、個別ケアに注力”
アズハイム横浜いずみ中央は、IT活用に積極的です。スマホ1台で介護記録、コール、見守りが可能な「EGAO link」をはじめ、睡眠・離床・呼吸状態をモニタリングできる「眠りSCAN」を導入。「介護記録を手書きしていた頃に比べ、ものすごく便利になりました。1日あたり延べ17時間の労働時間を削減できたんです」と増田さんも嬉しそう。削減できた時間を使って、入居者様一人ひとりのやりたいことを実現する「夢を叶えるプロジェクト」などの個別ケアにより注力しているとのことです。
また医師や看護師と連携し、お薬を1日6種類以下にする取り組みも実施しています。複数の診療科に通う方は、過剰に薬を処方されている可能性があるとのこと。入居時は16種類も服薬していた方が、6種類まで減らせた実績もあります。
気になるポイント
本来は地域交流や外出が盛んなホームですが「ここ最近はコロナ禍の影響があり、実施できていません」と増田さんは言います。過去には年に2回のバス旅行、近隣の小学生たちの訪問などを企画していたそうです。「落ち着いたら再開したい」とのことですが、入居のタイミングによっては本来の魅力が感じづらいかもしれません。
ただ、コロナ禍でもご家族の面会は可能です。入居者様の顔を見たいご家族にとってはうれしいポイントです。