横須賀市ののんびりと落ち着ける環境で、カラオケや映画を楽しみながら暮らす
ラ・ナシカよこすかは静かな住宅街にある介護付き有料老人ホームです。周りには背の高い建物がなく、ゆったりと落ち着ける牧歌的な雰囲気が漂っています。壁紙やインテリアといった内装は「音符」や「楽器」のモチーフで統一されているのが特徴的。横須賀市は「ジャズの町」ということで、音楽を意識しているそうです。
施設内には「シアタールーム」や「カラオケルーム」などの趣味を楽しめる部屋が多くあります。また入居者様が体操に励んでいる様子もありました。聞くと「入居者様同士の交流が盛ん」とのこと。仲が良くなった入居者様が一緒にカラオケを楽しむこともあるようです。要支援、要介護状態でありながら比較的アクティブな方が多く、趣味を楽しみながら毎日を過ごしている「明るい雰囲気」に満ちたホームだと感じました。
おすすめポイント “1日3回の体操と機能訓練で「長く機能維持できる生活」を実現”
毎朝のラジオ体操、午後からのリハビリ体操、夕食前の口腔体操と一日を通して体を動かす機会が多いのが特徴です。そのほか、自主的にトレーニングをされる方がいらっしゃるそう。「みなさん機能維持には前向きなんですよ」と施設長の八向(やむき)さんは笑顔を見せます。
体操には多くの方が参加されています。八向さんいわく「嫌がっている方でも『バイタルの計測ができる』と知ると参加されます」。それでも気分が乗らない方には、参加しない理由をヒアリングしたうえで「運動をすることでそれ以上のメリットがあること」を説くそうです。ここまで徹底する理由について、八向さんは「やっぱり入居者様には長く健康でいてもらいたいですから」とおっしゃいます。家族としても安心して任せられる施設だと感じました。
気になるポイント
レクリエーションは週2、3回程度とあまり多くは開催されていません。八向さんに伺うと「これからさまざまなプログラムを考えていくところ」とおっしゃっていました。ただ体操や機能訓練がとても充実しているので、体を動かしたい方にはおすすめできます。また、レクリエーション以外でカラオケや映画鑑賞ができますので、お好きな方は友だちを誘って楽しめます。