柔軟な発想で「オンリーワンのケア」を提供するホーム
「ガーデンテラス久我山」は、入居者様一人ひとりにあわせた「オンリーワンのケア」を目指す住宅型有料老人ホームです。施設長の髙橋さんは、オンリーワンのケアとは「その人らしい生活が送れるようにするケア」とおっしゃっていました。例えば、通常のお食事を受け付けない方にはオリジナルのメニューを提供したことがあるそうです。また、入浴介助をするときはまず見守り、体を洗う順番やご本人なりのルールを尊重しているとのことです。入居者様が培ってきた生活習慣を大切にしてくれるホームであると感じました。
また「どこの施設もやらないようなサービス」をモットーにしているそう。ホームには専属の「グリーンマネジャー」がおり、ホーム内外の花の剪定や植物を使ったレクリエーションをしています。運営元のグループ全体に「何でも挑戦してみよう」という風土があり、ホームでも入居者様からの難しい要望に対して「どうしたらできるか?」という姿勢で向きあっているそうです。
おすすめポイント “緑が身近! 和の趣きが漂う華やかな邸宅”
住宅型有料老人ホームであることを感じさせない住まいが特徴です。「美しく華やかな迎賓の邸宅」をコンセプトにしており、エントランス前の竹や館内にある金の装飾が上品な空間を演出しています。壁には一切張り紙がなく整頓されているので、いつでも家族や友人を招けそうです。
また「ガーデンテラス」という施設名の通り、緑に囲まれた生活ができるホームです。1階・2階・屋上にあるガーデンテラスにはそれぞれ季節の花々や植物のプランターがあります。1階のガーデンでは藍を育てており、ホーム内のデイサービスでは例年藍染体験ができるそう。屋上のガーデンからは近隣に広がる森を眺められるほか、天気の良い日は東京スカイツリーが見える眺望です。
気になるポイント
ハイクラスな住宅型有料老人ホームのため、入居費用や月額利用料が比較的高めです。その分アロマや介護旅行ツアー、園芸セラピーといったサービスが充実しています。「初期費用や月々の支払いをリーズナブルに済ませたい」「生活するうえで必要最低限の設備があればいい」という方にはミスマッチといえるでしょう。
お食事レポート
取材日の昼食は「ビーンズサラダ、蒸し鶏のフォー、夏野菜のゼリー寄せ」でした。「ガーデンテラス久我山」では、3食とも施設内の厨房で調理しています。刻み食、ミキサー食、アレルギー対策食、カロリー調整食、減塩食といった食事形態に対応可能です。季節によって「ホテル&レジデンス六本木」の総料理長が監修したイベント食の提供があります。