小規模ならではのアットホームさが魅力! 「実家」のような安心感がある施設
「等々力」駅から徒歩約13分、周りを住宅街に囲まれた場所にはまさんの家はあります。名前の通り、介護施設というより「自宅」といった雰囲気を感じられる、民家のような外観が特徴の住宅型有料老人ホームです。入居者様や職員の雰囲気も「家族」といったほうが近いほどのアットホームさがあります。訪問した時間は、ちょうどお食事中。入居者様がダイニングに集まって、テレビを見たり、ときおり会話をしたりしながら職員と一緒に食事をしていました。ゆったりとした和やかな雰囲気が魅力です。
また室内には写真がたくさん飾ってあるのも印象的です。施設長の伊藤さんは「後で見返したときに、入居者様に嬉しい気持ちを感じていただきたい」とおっしゃいます。こうした職員の思いやりを感じられる小規模な施設です。
おすすめポイント “小規模だからこそ、職員の性格と介護スキルを重視して採用”
施設長の伊藤さんは「大きな施設だと職員同士でカバーできるけど、うちは小規模だから、一人ひとりがしっかりしたスキルを持つ必要があるんですよ」とおっしゃいます。採用時には特に「思いやりがあるか」を重視しているそう。そのうえで介護のスキルが高いことが採用条件であり、職員については慎重に選んでいるのだといいます。入社後も職員同士での話し合いや研修の場を積極的に設けて、施設全体としてケアのレベルを高めているのが特徴です。
ただ伊藤さんは「スキルはもちろんだけど、大事なのは相手のことを考えられる優しい心だ」と言います。「どうすれば豊かな時間を過ごしてもらえるか」を常に考えながケアをしているそうです。「家庭菜園」はその表れの1つです。入居者様と職員が一緒に育てることによって、自然と運動をする時間を作ったり、生きがいを感じてもらったりしています。
気になるポイント
「民家」のような小規模施設ならではのデメリットもあります。どうしてもトイレ、お風呂といった設備は狭く感じてしまうかもしれません。またダイニングの導線は車いすでも問題なく通れますが、大規模な施設に比べると少々狭く感じてしまいます。
ただ、こうしたこじんまりとした造りだからこそ、大規模施設にはない「ぬくもり」を感じるものです。設備面積よりアットホームさを求める方にピッタリの施設だといえます。