石川県の要介護の受入が可能な有料老人ホーム

介護のほんねでは、「PDハウス藤江」、「ベストライフ金沢」、「メディカルホームグランダ金沢武蔵」をはじめとした、石川県の老人ホームを掲載中。そのなかでも有料老人ホーム/要介護の条件に当てはまる施設は38件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 38件

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施設の種類

施設の介護度

石川県の老人ホーム・介護施設について

石川県は本州中部の日本海に面する位置にある県で、県庁所在地は金沢市になります。こちらでは、石川県での高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

石川県の特徴

Wooden Tsuzumi Gate and glass facade of Kanazawa Station（Fg2 - I took this photo and contribute my rights in the file to the public domain. Individuals and organizations retain rights to images in the file., パブリック・ドメイン, リンクによる）

総人口数は113万159人です。65歳以上の高齢者人口数は33万4,552人、高齢化率は30.0％となっています（2020年10月1日現在）。

石川県は11市と8町の計19市町で構成されています。市町は「奥能登」「中能登」「金沢近郊」「南加賀」エリアに分けられており、属する自治体は以下のとおりです。

地域名	自治体数	自治体名
奥能登	4	珠洲市、輪島市、能登町、穴水町
中能登	5	七尾市、志賀町、中能登町、羽咋市、宝達志水町
金沢近郊	6	金沢市、野々市市、かほく市、内灘町ほか
南加賀	4	川北町、能美市、小松市、加賀市

参考：石川県「住民基本台帳人口のデータ（令和3年5月末）」／いしかわ統計指数ランド「石川県の年齢別推計人口～令和２年10月１日現在推計～」／いしかわ暮らし情報ひろば「地域・市町」

石川県の魅力

石川県は「世界農業遺産」に認められた能登の里山里海や加賀の白山など、豊かな自然環境を有しています。自然のなかに城下町の風情を今も残し、金沢市には「辰巳用水」や「金沢城惣構跡」など歴史遺産も豊富です。自然と歴史、伝統文化を身近に感じやすい地域です。

また、住みやすさは全国トップクラスを誇ります。東洋経済新報社の「住みよさランキング2021」では野々市市が全国1位を獲得し、白山市や金沢市など6市がベスト50以内に入っています。

石川県は美味しい食べ物と自然、文化にも恵まれた地域です。金沢近郊を中心に早期から生活インフラの整備も進んでおり、幅広い年代の方が生活のしやすい環境が整っています。

石川県の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

石川県の主要な駅

石川県内にはJR西日本の北陸本線と七尾線が通っています。北陸本線では、利用数が特に多い「金沢」駅から小松や福井方面に移動できます。特急も運行しており、滋賀の米原や大阪、名古屋方面にもアクセスしやすいです。七尾線は「津幡」駅と「和倉温泉」駅に繋がっており、県内の移動に最適です。

また、IRいしかわ鉄道やのと鉄道、北陸鉄道といった鉄道もあります。IRいしかわ鉄道は「金沢」駅から富山方面に移動でき、北陸鉄道は金沢市の中心部から「内灘」駅や「鶴来」駅など近くのヘッドタウンに移動可能です。のと鉄道は「七尾」駅と「穴水」駅を結んでいます。「金沢」駅では北陸新幹線も運行しています。富山・長野・東京を結ぶ新幹線なので、隣県や関東方面にも気軽に行けます。

石川県の市役所

石川県には全部で19の市町があります。今回は人口が多い金沢市、白山市、小松市の役所の住所、アクセス、要介護認定の申請先について紹介します。

市役所名	所在地・アクセス・ホームページ
金沢市役所（本庁舎）	● 所在地：金沢市広坂1丁目1-1 ● アクセス：金沢ふらっとバス「市役所・柿木畠」バス停の目の前 ● 要介護認定の申請窓口：介護保険課（※泉野・元町・駅西の福祉健康センターでも可） ● ホームページ：金沢市
白山市役所（本庁舎）	● 所在地：石川県白山市倉光2丁目1 ● アクセス：コミュニティバス「めぐーる」「市役所」バス停からすぐ ● 要介護認定の申請窓口：長寿介護課（市内の支所・市民サービスセンターの窓口でも申請可能） ● ホームページ：白山市
小松市役所	● 所在地：石川県小松市小馬出町91 ● アクセス：市内循環線こまち「市役所前」バス停より徒歩2分 ● 要介護認定の申請窓口：長寿介護課認定担当 ● ホームページ：小松市

市役所名

所在地・アクセス・ホームページ

金沢市役所

（本庁舎）

● 所在地：金沢市広坂1丁目1-1

● アクセス：金沢ふらっとバス「市役所・柿木畠」バス停の目の前

● 要介護認定の申請窓口：介護保険課（※泉野・元町・駅西の福祉健康センターでも可）

● ホームページ：金沢市

白山市役所

（本庁舎）

● 所在地：石川県白山市倉光2丁目1

● アクセス：コミュニティバス「めぐーる」「市役所」バス停からすぐ

● 要介護認定の申請窓口：長寿介護課（市内の支所・市民サービスセンターの窓口でも申請可能）

● ホームページ：白山市

小松市役所

● 所在地：石川県小松市小馬出町91

● アクセス：市内循環線こまち「市役所前」バス停より徒歩2分

● 要介護認定の申請窓口：長寿介護課認定担当

● ホームページ：小松市

石川県の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」などを業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）などが相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

石川県内では全ての市町に地域包括支援センターがあり、合計56カ所設置されています（2021年5月10日現在）。なお一部地域での名称は、高齢者総合相談センターや高齢者こころまちセンター、あんしん相談センターとなっていますが、地域包括センターと同じ目的・機能を持つ施設です。

さらに、県内では在宅介護支援センターなどに併設される支社（サブセンター）が8カ所、相談を受けて地域包括支援センターに繋ぐ窓口となるブランチが30カ所あります。

参考：石川県「地域包括支援センター（令和3年5月10日現在）」

石川県のイベント

金沢百万石まつり

石川県内で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「九谷茶碗まつり」は、毎年ゴールデンウィークに3日間にわたって能美市の九谷陶芸村で開催されています。会場では約50の特設店が並び、石川県の伝統工芸品である九谷焼が多数販売されます。普段から使えるものから美術名品まで揃っており、他にも模擬店やご当地グルメの店も出店しています。

「片山津温泉納涼花火まつり」は加賀市にある片山津温泉で8月に開催されています。約1カ月にわたり、夜になると柴山潟湖の上へ花火が打ち上げられます。また、8月1日～16日の間は「うきうき縁日」が開かれ、露店巡りを楽しむことも可能です。

この他にも県内では「飯田燈籠山祭り」や「金沢百万石まつり」などさまざまなイベントが開催されています。老人ホームではレクリエーションの一環で伝統行事・お祭りに参加する機会があります。外出許可が出れば、家族や友人と一緒に参加することも可能です。

石川県の高齢者支援制度

石川県が展開する高齢者の支援制度ご紹介します。

ふれあい入浴補助券（金沢市）

金沢市では65歳以上の方を対象に「兼六温泉」や「金沢温泉金石荘」などの公衆浴場の利用料金が1回150円になる「ふれあい入浴補助券」を交付しています。年22枚つづりの冊子が配布され、有効期限内であればいつでも使えます。

市役所内の「福祉と健康の総合窓口」と泉野・元町・駅西福祉健康センター、各市民センターで交付してもらえます。また、金沢市電子申請サービスや郵送申請により、入浴補助券の郵送も可能です。

参考：金沢市「ふれあい入浴補助券」

緊急通報装置の貸与（白山市）

白山市では緊急通報装置の貸与をおこなっています。「市内在住で日常生活に不安がある65歳以上で一人暮らしの方」や「身体障害者のみの世帯」が対象です。

急病や火災といった緊急時に装置のボタンを押したり、センサーが異常を感知したりすると自動的に通報されます。すぐに警備員が駆けつけるので、万が一の時も安心です。

他にも看護師などの有資格者のスタッフに24時間365日ハンズフリーで相談できるボタン、熱中症の注意喚起や緊急のエリアメールを読み上げる見守り機能も付帯しています。

参考：白山市「緊急通報装置の貸与」

金沢市高齢者買物環境向上事業（金沢市）

金沢市では、75歳以上の方（世帯全員が65歳以上）を対象に、食料品や日用品等の定期的な宅配サービスの充実を図っています。運転免許返納された方、公共交通機関の移動が困難な方も、お買い物に事欠きません。

参考：金沢市「金沢市高齢者買物環境向上事業」

石川県で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

県内の老人ホーム・介護施設は、金沢市に集中しています。町村になると選択肢は多くありません。希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。石川県は富山県、岐阜県、福井県と隣接しています。

有料老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは有料老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい有料老人ホームの特徴」をご紹介します。

「有料老人ホーム」とひと言でいっても、利用者の状態や必要なサービスに合わせて以下の3種類があります。

介護付き有料老人ホーム
住宅型有料老人ホーム
健康型有料老人ホーム

なお、介護付き有料老人ホームは「介護専用型」「入居時自立型」「混合型」の3つに分かれます。ですので細かく分割すると5種類があるのです。」

有料老人ホームの入居条件は満たしていますか？

今後、入居をお考えの場合、前提として入居条件を満たしておく必要があります。有料老人ホームでも種類ごとに入居条件が違いますので、あらかじめ把握しておきましょう。ただし民間が運営する有料老人ホームでは詳しい入居条件は施設によってまちまちです。気になる施設がありましたら連絡をしましょう。

介護付き有料老人ホームの入居条件

介護付き有料老人ホームは3種類の施設形態に応じて入居条件が違います。詳しくは施設に問い合わせることをおすすめします。

住宅型有料老人ホームの入居条件

住宅型有料老人ホームは「原則65歳以上」「自立～軽度の要介護」の方となっています。要介護度に関しては施設によってばらつきがあります。

健康型有料老人ホームの入居条件

健康型は住宅型よりも更に軽度の方が入居する施設です。「60歳以上」「自立か要支援」が入居条件になっている施設が多くあります。

ただし健康型有料老人ホームは平成25年に公益社団法人全国有料老人ホーム協会が発表した「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」によると全国に16件しかありません。ですので、希望のエリアで運営されている場合を除き、候補外にしておいてもいいでしょう。参考：公益社団法人全国有料老人ホーム協会「有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」