筑西市のグループホーム

介護のほんねでは、「下館ケアセンターそよ風」、「グループホーム夢眠ちくせい」、「グリーンハウス陣屋」をはじめとした、茨城県/筑西市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は10件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 10件

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筑西市の老人ホーム・介護施設について

筑西（ちくせい）市は茨城県の南西部に位置する市です。ここでは「筑西市での高齢者の暮らし」についてご紹介します。

筑西市の特徴

筑西市役所（Miyuki Meinaka - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

筑西市の人口は10万3,243人です。このうち、65歳以上の高齢者人口は3万2,274人で、高齢化率は31.26%となっています（2021年1月1日現在）。

筑西市の面積は205.3㎢です。市内には以下のとおり21の地区があります。

下館、川島、養蚕（ようさん）、中（なか）、嘉田生崎（かたおざき）、河内、大村、上野、村田、新治（にいはり）、古里、伊讃（いさ）、竹島、五所、河間、大田、関本、黒子、長讃（ながさ）、鳥羽、小栗

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／筑西市「位置と地勢」「常住人口（地区別）」

筑西市の魅力

筑西市は平地と水に恵まれた地域で、多くの農産物が栽培されています。なかでもナシ、こだますいか、イチゴ、キュウリ、トマトといった果物・野菜が盛んです。

また、筑西市はそばの産地でもあり、香りや甘みが特長の常陸秋そばを堪能できます。市内には生そばやそば粉を販売している直売所や、打ちたてのそばを味わえるお店があります。

筑西市の有名なスポットの一つが「母小島遊水池（はこじまゆうすいち）」です。年に2回、太陽が筑波山頂から昇る「ダイヤモンド筑波」を眺められます。池の周囲には桜が植えられており、筑波山ベストビューポイントにも選ばれたことがあるスポットです。

他にも筑西市には「下館城跡」「久下田（くげた）城跡」「伊佐城跡」といった旧跡や「内外大神宮」をはじめとする歴史的な名所が数多くあります。

筑西市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

筑西市の主要な駅

市内にはJR水戸線、関東鉄道常総線、真岡（もおか）鐵道真岡線の3つの鉄道路線が通っています。主要駅は「下館」駅です。3路線すべてが乗り入れており、茨城県内各地や栃木県へのアクセスが可能です。

筑西市役所

筑西市役所は、筑西市丙360にあります。鉄道を利用する場合は「下館」駅から徒歩約2分の距離です。

要介護認定の申請は介護保険課、または各支所の担当窓口で受け付けています。

参考：筑西市役所

筑西市の地域包括センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

筑西市の地域包括支援センターは、4カ所です。そのうち「地域包括支援センターまごころ」には関城、明野、協和と3つの窓口がありますので、相談窓口としては6カ所設置されています。

参考：筑西市「地域包括支援センターについてのご案内」

筑西市のイベント

茨城県筑西市甲にある、下館羽黒神社の拝殿。Miyuki Meinaka - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

筑西市内で毎年開催されるイベント・お祭りをご紹介します。

「下館祇園（ぎおん）まつり」は毎年7月の最終木曜日から4日間にわたって、羽黒神社～「下館」駅北口駅前通りで開催される祭りです。日清戦争の勝利祝いとして贈られた明治神輿（みこし）、「羽黒神社」の相殿神（あいどのしん）の女子神輿、国内で最重量を誇る平成神輿が市内を練り歩きます。3日目には、市内外の神輿や山車（だし）が集結するわっしょいカーニバルも開かれます。

「梨の花まつり」は4月の梨の花が咲くころに筑西市立生涯学習センターの野外ステージで催されるイベントです。「花合わせ」といわれる梨の花の受粉作業体験や梨畑散策などがおこなわれます。野外ステージでは、地元の中学生による吹奏楽やジャズの演奏をはじめとする催しを観賞できます。

老人ホームや介護施設によっては、レクリエーションとして地域のイベントに出向くことがあります。気になる方は、あらかじめ施設に問い合わせてみましょう。

筑西市の高齢者支援制度

筑西市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

いばらき高齢者優待制度「いばらきシニアカード」普及事業

筑西市では、協賛店舗で使用すると料金割引などが受けられる「いばらきシニアカード」を配布しています。高齢者に積極的に外出してもらい、健康促進をすることが事業の目的です。協賛店舗はスーパーマーケット、レストラン、ファストフード店、金融機関、ガソリンスタンド、クリーニング店などで、店舗によって優待の内容は異なります。

対象者は筑西市内在住の65歳以上の方です。カードの申し込みは、筑西市役所の高齢福祉課や各支所などで受け付けています。

参考：筑西市「いばらき高齢者優待制度『いばらきシニアカード』普及事業」

筑西市高齢者等買物支援事業

買い物に困っている高齢者が居住する地域を対象に、移動スーパーが訪れる事業です。月〜土曜日まで1日10カ所程度を巡回しています。

移動スーパーが取り扱う商品は生鮮食品、加工食品、飲料、総菜、日用品などです。専用の予約申込書を利用すれば、商品の取り寄せも可能です。最新の運行状況については高齢福祉課にお問い合わせください。

参考：筑西市「筑西市高齢者等買物支援事業について」

生活管理指導短期宿泊事業

特別養護老人ホームの空きベッドなどを使って、対象者に短期間宿泊してもらい、生活習慣の指導や体調の調整をサポートします。利用料金は1日380円です。

対象者はおおむね65歳以上の高齢者などで、日常生活に支障があるが介護保険の給付を受けられない方です。お問い合わせは高齢福祉課で受け付けています

参考：筑西市「高齢者在宅福祉サービス」

筑西市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

筑西市で希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで範囲を広げてみましょう。筑西市と隣接しているのは結城市、下妻市、つくば市、桜川市、結城郡八千代町、栃木県小山市、真岡市です。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

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