土浦市の人口は、14万1,371人です。高齢者の人口は4万1,022人で、高齢化率は29.02%という結果が出ています(2021年1月1日現在)。
土浦市の面積は122.89km²です。エリア分けをすると以下の8つの地域になります。
土浦市の魅力
土浦市には日本で2番目に大きい湖である「霞ヶ浦(かすみがうら)」があります。観光帆曳船(ほびきぶね)や観光遊覧船を楽しめます。
また、江戸時代から残る「蔵」が点在しています。お土産(みやげ)販売や観光案内をしている「土浦まちかど蔵」や「レンガ蔵の喫茶店」、蕎麦打ち体験をできる「袖蔵」など、レトロな雰囲気漂う街並みが特徴です。
食の名産でいうと、レンコンの国内生産量が全国1位です。レンコンを入れたカレーが名物となっています。
土浦市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター
土浦市の主要な駅
土浦市には、JR常磐(じょうばん)線が通っています。主要な駅は「土浦」駅、「荒川沖」駅、「神立」駅です。常磐線を使うと東京都の「日暮里」駅まで一本で行き来できます。
そのなかでも「土浦」駅は、周囲にオフィスビルが点在しているので利用客が多く、通勤時の混雑時を避けて移動するのがおすすめです。
また、市内の移動にはバスが便利です。市が運営するコミュニティバス「つちまるバス」をはじめとする路線が運行しています。
土浦市役所
市役所は、要介護認定の申請、助成金の申請、住民票の受け取りと、さまざまな手続きをするための窓口が設置されています。
土浦市役所は、土浦市大和町9-1にあります。「土浦」駅より歩いて2分です。要介護認定の申請窓口は、高齢福祉課高齢相談係(本庁舎1階)、支所、出張所で受け付けています。
参考: 土浦市役所
土浦市の地域包括支援センター
地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。
保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員(主任ケアマネジャー)が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。
地域包括支援センターは、土浦市内に2カ所設置されています。医療や介護に関する悩み事がある際は連絡してみてください。
参考: 土浦市「地域包括支援センターとは」
土浦市のイベント
土浦市で毎年開催されているイベントをご紹介します。
「土浦全国花火競技大会」は、毎年11月の第1土曜日に桜川で開催される花火大会です。通常の花火大会とは違い、競技大会なのが特徴です。花火師たちが優勝を目指して、花火を競い合います。一流の花火師によって彩られる夜空は見応え抜群です。
「土浦桜まつり」は、毎年3月下旬から4月上旬に開催されます。亀城(きじょう)公園をはじめ、市内多くの桜の名所でライトアップやイベントがおこなわれます。情緒あふれる城下町との調和が見事です。
「土浦キララまつり」は、毎年8月の第1土曜日と日曜日に「土浦」駅周辺で開催されます。駅前が歩行者天国となり、夏の風物詩として地元の方に親しまれているイベントです。七夕おどりコンテストでは、華やかなダンスが披露されて盛り上がります。
土浦市の高齢者支援制度
土浦市で展開する高齢者支援制度をご紹介します。
土浦市よくわかる認知症ガイドブック
土浦市では「土浦市よくわかる認知症ガイドブック」を発行しています。ガイドブックには「認知症のかかりつけ医」や「近所にある医療機関やサービス事業所」「セルフチェックポイント」といった情報が記載されています。
いばらき高齢者優待制度(いばらきシニアカード)
高齢者の積極的な外出による健康増進・引きこもり防止を目的としたものです。優待カードを協賛店舗に提示することで、割引やポイント加算といった特典が受けられます。
土浦市高齢者等見守りキーホルダー
名前や緊急連絡先を登録したキーホルダーを持ち歩き、緊急時の身元確認や親族への連絡、消防や医療機関への迅速な情報提供を目的としています。高齢者の安心・安全を考え、希望者へ配布しています。
対象者は市内に住民票がある方のうち「65歳以上の一人暮らし」「65歳以上で認知症状がある方」「64歳以下で要支援・要介護認定を受けて認知症状がある方」のいずれかに該当する方です。
参考:土浦市「土浦市高齢者等見守りキーホルダー」
土浦市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる
土浦市には、老人ホームや介護施設がたくさんあります。希望する施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げてみましょう。土浦市はつくば市、牛久市、かすみがうら市、石岡市、稲敷郡阿見町に隣接しています。