神戸市須磨区の特別養護老人ホーム

介護のほんねでは、「神港園サニーライフ白川」、「特別養護老人ホーム須磨浦の里」、「特別養護老人ホーム愛の園」をはじめとした、兵庫県/神戸市須磨区の老人ホームを掲載中。そのなかでも特別養護老人ホームの条件に当てはまる施設は9件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 9件

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神戸市須磨区の老人ホーム・介護施設について

須磨（すま）区は、神戸市を構成する9つの行政区の一つです。こちらでは「神戸市須磨区での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

神戸市須磨区の特徴

須磨区役所（KishujiRapid - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

神戸市須磨区の人口は、16万361人です。65歳以上の高齢者人口は5万1,774人で、高齢化率は32.29％になります（2021年1月1日現在）。

神戸市須磨区の面積は、28.93㎢です。区内にはニュータウンが広がっている一方、自然豊かな環境と、点在する歴史建造物が特徴的なエリアです。

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／神戸市須磨区「区の概要」

神戸市須磨区の魅力

神戸市須磨区は、阪神・淡路大震災からの復興をした街です。神戸の中心地「三宮」まで電車で約15分と利便性に優れているため、住宅地として発展してきました。

神戸市須磨区には、阪神間唯一の自然海岸である「須磨海岸」があります。夏には多くの人が海水浴や砂浜遊びに訪れる人気スポットです。他にも、ハイキングコースとして人気の「須磨アルプス」や、西洋庭園が広がる「須磨離宮公園」があり、四季の巡りを身近に感じられます。

また、歴史深い名所が多いことも特長です。「安徳帝内裏跡伝説地」や「鏡の井」などの史跡巡りを楽しめます。

神戸市須磨区の名物は、創業時代から伝統の味を守り続けている「敦盛（あつもり）だんご」です。ニッキ・白・抹茶の3種類の団子を味わえます。また特産品としてはヤマモモが有名で、お酒やジャムといった加工品が販売されています。

神戸市須磨区の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

神戸市須磨区の主要な駅

神戸市須磨区には、JR山陽本線と山陽線、山陽電鉄本線、神戸市営地下鉄西神・山手線が走っています。主要な駅は、「名谷（みょうだに）」駅、「総合運動公園」駅です。

須磨区役所

須磨区役所の所在地は、神戸市須磨区大黒町4丁目1-1です。「板宿（いたやど）」駅から徒歩2分で到着します。

要介護認定の申請は、須磨区役所ではなく神戸市福祉局介護保険課の「認定事務センター」への書類郵送で受け付けています。申請用紙の交付は、須磨区役所や地域包括支援センター（あんしんすこやかセンター）でも対応可能です。

認定事務センター

窓口の所在地：神戸市中央区加納町6-5-1 神戸市役所1号館4階
郵送の宛先：〒651-0190神戸ポート郵便局私書箱25号

参考：須磨区役所

神戸市須磨区の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

須磨区を含む神戸市では、地域包括支援センターを「あんしんすこやかセンター」と呼んでいます。須磨区内のあんしんすこやかセンターは、8カ所です。

参考：神戸市「あんしんすこやかセンター名一覧（令和3年4月1日から）」

神戸市須磨区のイベント

須磨寺（兵庫県神戸市）（663highland - 投稿者自身による作品, CC 表示 2.5, リンクによる）

神戸市須磨区での恒例行事をご紹介します。

「敦盛祭」は毎年3月の第1土曜日に、平敦盛の供養・法要のために、大本山須磨寺で開催される行事です。フルートの演奏や、学生による歌唱が披露されます。

「春のバラ鑑賞会」は、毎年5月に須磨離宮公園でおこなわれるイベントです。国内外の王族や貴族の名前が付けられた、さまざまなバラの魅力を堪能できます。

「納め天神」は、毎年12月25日に網敷（つなしき）天満宮でおこなわれる行事です。境内に火床が設置され、絵馬などをお焚き上げします。火柱が上がる様子はまさに圧巻です。

神戸市須磨区の高齢者支援制度

神戸市が展開する須磨区での高齢者の支援制度をご紹介します。

神戸市高齢者安心登録事業

日常生活において行方不明になってしまう可能性が高い方に関する情報をあらかじめ登録し、あんしんすこやかセンターや警察で情報を共有する取り組みです。行方不明になった場合、地域の捜索協力者にメールで情報を発信し、早期発見を目指します。

対象者は「神戸市で在宅生活を送っている高齢者」です。事前登録を希望する場合は、近隣のあんしんすこやかセンターに登録届を提出してください。

参考：神戸市「神戸市高齢者安心登録事業」

要介護高齢者等訪問理容・美容サービス

要介護高齢者等訪問理容・美容サービスは、在宅で生活している高齢者の自宅を理容師や美容師が訪問し、理美容サービスを提供するサービスです。1回あたりの利用料は、カットもしくは調髪のみで2,000円です。

対象者は「65歳以上の高齢者」「要介護4〜5」「在宅生活を送っている」「理容室や美容室に足を運ぶのが難しい」の4点を満たしている方です。下記の表のとおり、申請日によって年間の利用回数は異なります。

申請日	利用回数
4月1日～6月30日	4回
7月1日～9月30日	3回
10月1日～12月31日	2回
1月1日～3月31日	1回

参考：神戸市「要介護高齢者等訪問理容・美容サービス」

KOBEみまもりヘルパー

KOBEみまもりヘルパーは、自宅に訪問して見守りや話し相手、外出の付き添いなどをおこなうヘルパーサービスです。神戸市から委託された指定訪問介護事業所の訪問介護員が実施しています。

対象者は「認知症」もしくは「介護保険認定を受けていない軽度認知障害（MCI）」の方です。

参考：神戸市「KOBEみまもりヘルパー」

神戸市須磨区で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

神戸市須磨区で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。神戸市須磨区は、長田区・垂水区・北区・西区と隣接しています。

特別養護老人ホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは特別養護老人ホームへの入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい特別養護老人ホームの特徴」をご紹介します。

特別養護老人ホームの入居条件は満たしていますか？

通称「特養」と呼ばれている特別養護老人ホームは、費用が安価であるため人気です。特別養護老人ホームへの入居を希望の方は、まずは入居条件が満たしているかを確認しておくことをおすすめします。

特別養護老人ホームの入居条件

特別養護老人ホームの入居条件は主に以下の3点です。

要介護3以上で65歳以上の高齢者
特定疾病が認められた要介護3以上の40～64歳までの人
特例条件に当てはまる要介護1～2の人

要介護3以上の認定を受けた要介護度が重い方でなければ入居できません。ただし以下の特例条件に当てはまる方は要介護1、2だとしても入居可能です。

特例条件

認知症で、症状・行動や意思疎通の困難さが頻繁に見られる人
知的障害・精神障害等を伴い、症状・行動や意思疎通の困難さなどが頻繁に見られる人
家族からの深刻な虐待が疑われるなど、心身の安全・安心の確保が困難な人
単身世帯や、同居家族が高齢または病弱であるなど、家族による支援が期待できない

特別養護老人ホームの特徴を把握していますか？

国が運営する公的な施設

特別養護老人ホームは自治体や社会福祉法人が運営する公的な施設です。また介護保険制度で定められた「介護保険施設」でもあります。介護老人保健施設（老健）や介護医療院、介護療養型医療施設も介護保険施設に含まれます。

介護サービスの自己負担額は1～3割

施設内の介護サービスに関しては介護保険を利用できるため、自己負担額は1～3割で済みます。また初期費用はなく、月額費用も、他の施設形態に比べて安価です。

看取りまで対応できる

多くの特別養護老人ホームは、終身利用が可能であり「終の棲家」として入居できます。よって他の介護保険施設や、有料老人ホームに比べて入居期間が長く、平均で約4年です。参考：厚生労働省「介護老人福祉施設（参考資料）」

特別養護老人ホームの特徴についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

特別養護老人ホームのメリット・デメリット

では入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。あらためて求める条件に合うかをご確認ください。

特別養護老人ホームのメリット

特別養護老人ホームのメリットは、介護サービスが充実しているうえに費用が安価というリーズナブルさに尽きます。また公的機関が運営している施設であり、入居中に施設が倒産するリスクも低いです。

さらに看取りまで終身にわたって利用できる施設が多いため、家族としても安心です。

特別養護老人ホームのデメリット

要介護3以上でなければ入居できないのがデメリットです。さらに特別養護老人ホームの場合は複数で1つの部屋を利用する「多床室」も多く、プライベートを確保できない可能性もあります。

特別養護老人ホームの費用

初期費用	月額費用
0円	5万～15万円

比較的安価で入居できると紹介しましたが、具体的にどのくらいかかるのかを紹介します。初期費用は0円、月額費用は5万～15万が目安です。最初にまとまったお金が必要なく、他の施設形態に比べるとリーズナブルなこともうれしいポイントです。

特別養護老人ホームの費用についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

入居待ちの期間は、他の施設に仮住まいするのも一案

特別養護老人ホームは人気が高い施設です。そのため、申込みをしても空室が出るまで待機するケースが多いです。入居を希望の方は早めに申し込み、仮押さえしておくことをおすすめします。

「退院が迫ってきたが在宅介護は難しい」など、緊急性が高い場合は、同時進行で他の施設へ入居するのも一案です。民間の施設のなかには、特別養護老人ホームと同じくらい安価な施設もあります。

なお、介護のほんねでは全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しています。ぜひ、特別養護老人ホームを待機している間の仮住まいをお探しの方も、お気軽にご相談ください。

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