芦屋市の要支援の受入が可能な軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス豊泉家芦屋山手」、「ケアハウス　「　エイール　あしや」」をはじめとした、兵庫県/芦屋市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホーム/要支援の条件に当てはまる施設は2件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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芦屋市の老人ホーム・介護施設について

芦屋市は兵庫県の南東部に位置する市です。こちらでは「芦屋市での高齢者の暮らし」に関する情報をご紹介します。

芦屋市の特徴

芦屋市役所（KishujiRapid - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

芦屋市の人口は9万5,616人です。65歳以上の高齢者人口は2万8,002人で、高齢化率は29.29％となります。

芦屋市の面積は18.47㎢です。兵庫県で2番目に面積が小さい自治体です。

参考：e-Stat「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／国土交通省国土地理院「令和4年全国都道府県市区町村別面積調（1月1日時点）」

芦屋市の魅力

芦屋市は、北は六甲の山々、南は大阪湾に面している地形で、山と海に囲まれた自然豊かな環境です。市の中心部には芦屋川が流れています。芦屋川の両岸は散歩道になっており、散策やジョギングのスポットとして人気です。また川沿いには桜の木が多く、春には桜並木を楽しめます。

芦屋市は、市街化区域の9割以上が住宅地です。「芦屋国際文化住宅都市建設法」や「芦屋市屋外広告物条例」といった都市景観条例によって整備・保全された、美しい町並みが広がります。

また、芦屋市には国の重要文化財に指定された「ヨドコウ迎賓館」や、小説家・谷崎潤一郎の生涯が紹介されている「谷崎潤一郎記念館」があり、歴史や文化に触れられます。

芦屋市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

芦屋市の主要な駅

芦屋市にはJR東海道本線・東海道線、阪急神戸本線、阪神本線が走行しています。芦屋市の主要な駅は、JR「芦屋」駅です。新快速が停車するため「三ノ宮」駅へは約10分、「大阪」駅へは約15分、「京都」駅へは約45分で移動できます。

芦屋市役所

芦屋市役所の所在地は、芦屋市精道町7-6です。阪神「芦屋」駅東口を出てすぐの場所にあります。バスを利用する場合は「阪神芦屋」停留所で下車してください。

要介護認定の申請や相談は、お住まいの地域の高齢者生活支援センター（地域包括支援センター）で受付けています。

参考：芦屋市役所

芦屋市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談事に対して解決策を提示してくれます。

芦屋市では、地域包括支援センターを「高齢者生活支援センター」と呼んでいます。市内の高齢者生活支援センターは、4カ所です（2019年4月1日現在）。介護や医療などのお悩みがあれば、お住まいの小学校区を担当するセンターにご相談ください。

参考：芦屋市「高齢者の総合相談窓口」

芦屋市のイベント

2017年花火ショー（有料観覧席より撮影）（KishujiRapid - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる）

芦屋市で毎年恒例となっているイベント・お祭りをご紹介します。

「芦屋サマーカーニバル」は、例年7月下旬に潮芦屋（しおあしや）ビーチ・潮芦屋緑地・芦屋市総合公園にて開催される夏祭りです。完全なボランティア運営で成り立っている全国的にも珍しいイベントで、毎年9万人もの人が来場します。アーティストや団体によるステージイベントのほか、100店以上の縁日が出店します。また、フィナーレに打ち上げられる約6,000発もの花火が見どころです。

「あしや秋まつり」は、例年10月に芦屋市内で開催されるだんじり祭です。三條、山之町、打出（うちで）、西之町、精道、濱之町の6基のだんじりが、太鼓に合わせて踊りながら巡行します。メイン会場の精道小学校グラウンドでは、ふるさと物産展や縁日が催されます。

老人ホームや介護施設のなかには、外出レクリエーションの一環として地域のイベントに参加する施設もあります。イベントやお祭りに参加したい方は、事前に施設スタッフへ確認してみましょう。

芦屋市の高齢者支援制度

芦屋市ではさまざまな高齢者支援制度を提供しています。

寝具洗濯・乾燥・消毒サービス

寝具（ふとん・マットレス・毛布）の洗濯・乾燥・消毒を年に4回おこなうサービスを実施しています。利用者負担は1回にかかった費用の1割（上限756円）です。ただし、市民税非課税の方は無料となります。

対象者は、60歳以上で6カ月以上寝たきりの状態にある、介護が必要な在宅高齢者です。サービスを希望する場合は、担当の高齢者生活支援センターかケアマネジャーに連絡してください。

参考：芦屋市「寝具洗濯・乾燥・消毒サービス」

要援護高齢者外出支援サービス事業

通院などで福祉タクシーを利用する方のために、費用を一部助成しています。1枚につき500円の利用券を年間52枚交付します。

対象者は、60歳以上の寝たきりの方または認知症の在宅高齢者です。サービスを希望する場合は、担当の高齢者生活支援センターかケアマネジャーに連絡してください。

参考：芦屋市「要援護高齢者外出支援サービス事業」

はり・灸・あんま・マッサージ・指圧施術費助成事業

はり・灸・あんま・マッサージ・指圧の施術を受ける際の費用を助成するサービスです。利用期間は9月1日〜12月31日までで、1回1,000円の施術利用券が2枚交付されます。

対象者は、その年の12月31日現在で70歳以上の方です。ただし、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳を持っている方は60歳から対象となります。

参考：芦屋市「はり・灸・あんま・マッサージ・指圧施術費助成事業」

芦屋市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

芦屋市内で老人ホームを探していて、希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。芦屋市は神戸市東灘区・北区、西宮市と隣接しています。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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