西宮市の要支援の受入が可能な住宅型有料老人ホーム

介護のほんねでは、「シニアスタイル西宮北口」、「チャームスイート仁川弐番館」、「チャーム西宮上ヶ原」をはじめとした、兵庫県/西宮市の老人ホームを掲載中。そのなかでも住宅型有料老人ホーム/要支援の条件に当てはまる施設は34件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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西宮市の老人ホーム・介護施設について

西宮（にしのみや）市は兵庫県南東部に位置する市です。兵庫県で3番目に人口が多く、甲子園球場や正月の福男（ふくおとこ）選びで有名な西宮神社があります。こちらでは「西宮市での高齢者の暮らし」をポイントで紹介します。

西宮市の特徴

夙川

西宮市の人口は48万4,204人です。そのうち65歳以上の高齢者人口は11万6,991人で高齢化率は24.16%となっています（2021年1月1日現在）。

面積は100.18㎢です。エリアで分けると以下のようになります。

エリア	エリア内の小学校区
浜脇	浜脇、西宮浜、香櫨園（こうろえん）、用海（ようかい）、津門（つと）など
鳴尾	鳴尾（なるお）、甲子園浜、鳴尾東、高須、高須西
上甲子園	上甲子園、春風、鳴尾北、小松
大社（たいしゃ）	夙川（しゅくがわ）、北夙川、苦楽園（くらくえん）、甲陽園など
広田	広田、上ヶ原（うえがはら）、平木、瓦木（かわらぎ）、深津
甲東（こうとう）	甲東、段上（だんじょう）、樋ノ口（ひのくち）、高木など
山口	山口、北六甲台
塩瀬	名塩（なじお）、東山台（ひがしやまだい）

参考：総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数（2021年1月1日現在）」／西宮市「推計人口・住民基本台帳人口（日本人及び外国人）・面積」「市内のブロック分け」

西宮市の魅力

西宮市は大都市の大阪と神戸の中間地点にあります。公共交通機関が発達しており、「梅田」駅や「三宮」駅といった都市圏にアクセスしやすいです。

北は六甲山地、南は大阪湾岸に面しており、温暖な気候が特徴です。古くから都市郊外の住宅地として開発が進みました。当時の西洋文化の影響を色濃く受けた「阪神間モダニズム」が現在に息づいています。「旧甲子園ホテル」や「松山大学温山記念会館」はモダンでおしゃれな文化を感じられる名所です。

またさくらの名所100選に選ばれた「夙川公園」をはじめ、「有馬川街道」「金仙寺湖」といった四季を感じられるスポットがあります。「阪急西宮ガーデンズ」「エビスタ西宮」などの大型商業施設があり、利便性に優れています。

西宮市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

西宮市の主要な駅

西宮市ではJR東海道本線・東海道線・福知山（ふくちやま）線、阪急神戸本線・今津線・甲陽線、阪神本線・武庫川（むこがわ）線といった路線を利用できます。

西宮市の主要駅は阪急「西宮北口」駅です。神戸線・今津線が通っており、駅周辺には商業施設がそろっています。通勤・通学の時間帯は混み合いますので、利用する際は気をつけてください。

西宮市役所

西宮市役所の所在地は、西宮市六湛寺町（ろくたんじちょう）10-3です。阪神「西宮」駅から徒歩5分の場所に位置しています。要介護認定の申請は、市役所の高齢福祉課で受け付けています。

参考：西宮市役所

西宮市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩みごとを無料で受け付けている機関です。

「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

西宮市の地域包括支援センターは「西宮市高齢者あんしん窓口」と呼ばれており、市内に15カ所設置されています。

参考：西宮市「高齢者の福祉(相談サービス窓口）」

西宮市のイベント

西宮神社

西宮市で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

西宮神社の「おこしや祭り」は6月中旬に、関西で最も早く催される夏祭りです。えびす様が西宮神社の地に落ちついたという古事に由来しています。祭り本番では、みこしを担いだ氏子（うじこ）が西宮神社から御輿屋（おこしや）跡地までを練り歩きます。

春には「西宮さくら祭」が苦楽園や夙川、満池谷（まんちだに）で開催されます。3カ所とも、西宮市の花である桜の名所です。約1,660本の桜のライトアップや楽器演奏を楽しめます。

また春と夏に甲子園球場で開催される「全国高等学校野球選手権大会」が有名です。地方大会を勝ち抜いた各校チームが優勝を目指して熱戦を繰り広げます。

西宮市の高齢者支援制度

西宮市が展開する高齢者の支援制度を紹介します。

湯友講座（ゆうゆうこうざ）

西宮市内の6つの銭湯で、月に1回、健康や生活に関する講座を開催しています。認知症予防、介護予防といった高齢者が気になることについて、毎月講師が説明をしてくれます。参加費は無料で、事前予約は必要ありません。

参考：西宮市「湯友講座（ゆうゆうこうざ）」

みやっこケアノート

「みやっこケアノート」は、介護や医療の必要な方が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、西宮市が配布しているノートです。みやっこケアノートには自分自身や家族、かかりつけ医が、所有者本人の体の状態について書き記します。体の状態、苦手なこと、服用薬の種類などの情報を記しておくことで、医師やケアマネジャーがノートを見た際に、適切な対処ができるようにします。

福祉のまちづくり課（本庁舎3階）、西宮市高齢者あんしん窓口、西宮市在宅療養相談支援センターで配布されています。

参考：西宮市「みやっこケアノート」

家族慰労金の支給

西宮市では寝たきり、または認知症の高齢者を在宅で介護している家族に家族慰労金を支給しています。金額は年間で12万円です。対象者は「要介護4以上に認定された市民税非課税世帯に属する在宅高齢者で、過去1年間介護保険のサービスを利用していない（年7日以内のショートステイを除く）方」を介護している家族（※）です。

※「家族」とは主として在宅高齢者を介護している配偶者および扶養義務者（民法877条第1項に定める扶養をする義務のある方で、主として当該在宅高齢者の生計を維持している者）であって市民税非課税世帯に属する方を指します。

参考：西宮市「家族慰労金の支給」