旭川市の軽費老人ホーム

介護のほんねでは、「ケアハウス　フォルテ　特定施設入居者生活介護」、「サンライズ特定施設入居者生活介護」、「軽費老人ホームケアハウス忠和」をはじめとした、北海道/旭川市の老人ホームを掲載中。そのなかでも軽費老人ホームの条件に当てはまる施設は3件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

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旭川市の老人ホーム・介護施設について

旭川市は北海道のほぼ中央に位置する市です。こちらでは「旭川市の高齢者の暮らし」にまつわる情報をご紹介します。

旭川市の特徴

旭川市庁舎（CC 表示-継承 3.0, リンク）

旭川市の人口は32万9,033人です。そのうち65歳以上の高齢者は11万3,043人で高齢化率は34.4％となっています（2021年8月1日現在）。

旭川市は札幌市に並び、北海道を代表する都市です。面積は747.66k㎡で、西、中央、大成、東、新旭川、北星（ほくせい）、春光（しゅんこう）、神居（かむい）、永山、江丹別（えたんべつ）、東旭川、神楽（かぐら）、西神楽（にしかぐら）、東鷹栖（ひがしたかす）の14の地区から構成されています。

参考：旭川市「旭川市の人口（第4表年齢別人口）」「旭川市の人口（第3表地区別・市民委員会別）」「旭川市の位置・面積」

旭川市の魅力

旭川市はかつて年間の寒暖差が激しいことで知られていました。しかし最近では冬季の最低気温が氷点下25℃を下回ることは10年に1度程度まで減りました。

また旭川市の中心市街地は「旭川」駅周辺開発事業により整備され緑いっぱいの景色が広がっています。春には市内には桜やチューリップが咲き誇ります。昼夜の寒暖差が大きい秋になると、今度は鮮やかな紅葉が見られ、街を彩る景色に癒される人は多いです。

自然豊かな大地で育まれる作物は高品質です。特に米は大雪山（たいせつざん）連峰の伏流水の恵みと寒暖差がある気候によって、よく育ちます。そのため、旭川市は国内有数の米どころとされています。

さらにお出かけを楽しめるスポットがいくつかあります。全国的に有名な「旭山動物園」をはじめ、旭川駅と直結している「あさひかわ北彩都（きたさいと）ガーデン」、古くからアイヌの人々の聖地とされてきた景勝「神居古潭（かむいこたん）」、北海道三大名橋に数えられる「旭橋」が人気です。

旭川市の主要な駅・区役所・地域包括支援センター

旭川市の主要な駅

旭川市にはJR函館（はこだて）本線、富良野（ふらの）本線、宗谷（そうや）本線、石北（せきほく）本線などが通っています。

旭川市内の主要な駅は、JR北海道の「旭川」駅です。旭川駅には函館本線、富良野線、宗谷本線が乗り入れています。

特に函館本線は「函館」駅から「小樽（おたる）」駅、「札幌」駅を経由して「旭川」駅までを結ぶ主要路線です。また、旭川空港へ行き場合は、富良野線を利用します。

旭川市役所

旭川市役所は、旭川市6条通9丁目にあります。「旭川」駅のバスターミナルから「春光バスセンター」行きのバスに乗車し「旭川市役所前」バス停より徒歩4分で到着します。

要介護認定の申請をしたい場合は、総合庁舎2階にある福祉保険部介護保険課の窓口を利用してください。

参考：旭川市役所

旭川市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

旭川市には地域包括支援センターが11カ所設置されています（2021年4月1日現在）。お住まいの地域を管轄する地域包括支援センターを利用しましょう。

参考：旭川市「旭川市地域包括支援センターの御案内」

旭川市のイベント

メイン雪像「華城」（2007年2月11日）（京浜にけ at ja.wikipedia, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

旭川市で開催される恒例のイベントについてご紹介します。

「旭川冬まつり」は、石狩川旭橋河畔、常盤（ときわ）公園、7条緑道及び平和通買物公園で毎年2月上旬に開催しています。毎年テーマを掲げ、「寒さと雪を楽しもう」という思いを込められたお祭りです。メインは、世界最大級の大雪像（だいせつぞう）です。夜になると数々の雪像がライトアップされるため、昼間とは違った雰囲気を楽しめます。

北海道護国神社の「慰霊大祭」は、6月4日から6日の3日間にわたって開催されます。神社大鳥居の参道には、露店が出店するためお祭り気分を満喫できます。奉納行事として舞楽や雅楽演奏会などが実施されます。

「旭川夏祭り」は、平和通買物公園やリベライン旭川パーク、さんろく、昭和通りで8月におこなわれています。見どころは、約4,500発以上におよぶ夜空に舞い散る花火です。市民による「市民舞踊パレード」をはじめとする神輿・踊りの催しがあります。

老人ホームや介護施設では、施設職員と一緒にお祭りやイベントへ参加できる場合があります。気になる方は入居前に職員にイベントへの参加ができるかを確認しておきましょう。

旭川市の高齢者支援制度

旭川市で展開されている高齢者に関する支援制度についてご紹介します。

寿バスカード

寿バスカードは市内在住の70歳以上の方を対象に、1回乗車100円になる乗車証のことです。新規交付時に手数料として2,000円の費用が掛かるものの、寿バスカードがあれば市内の移動がお得になります。また、身体障害者手帳・療育手帳を持っている方は1回乗車50円と、さらに安く利用できます。

寿バスカードを申請したい場合、まずは長寿社会課高齢者支援係や各支所・出張所・東部まちづくりセンターで「申請書兼受領書」を発行します。その後、申請書兼受領書と身分証明書、交付手数料を郵便局窓口へ持参し、手続きをすれば交付されます。

参考：旭川市「高齢者バス料金助成事業（寿バスカード）」

見守り配食サービス事業

65歳以上の高齢者の一人暮らしの方で疾病や障害がある方を対象とした「見守り配食サービス事業」を実施ししています。栄養改善や心身の状況を定期的に把握できるよう取り組んでいます。

見守り配食サービスでは月～土曜日の夕食で利用でき、1食500円の自己負担となります。定期的な見守りが実施され安心できるだけでなく、調理が困難な高齢者の方にとってメリットの大きいサービスです。

参考：旭川市「令和3年度版いきいき長寿」

旭川市やさしさ住宅補助金

満60歳以上の方が住んでいる市内住宅を対象に、「旭川市やさしさ住宅補助金」を利用できます。この制度は手すりを設置したり、段差を解消したりするなどバリアフリー改修を実施する際に費用の一部を一律10万円で補助してくれる制度です。

要介護認定を受けていない満60歳以上の方でも利用できるため、バリアフリーのリフォームをお考えの方はぜひ利用してみてください。

参考：旭川市「令和3年度版いきいき長寿　13ページ」

旭川市で見つからない場合は周辺の地域までエリアを広げる

希望の施設が見つからない場合は周辺の地域まで視野を広げてみましょう。旭川市に隣接している自治体は、石狩上川郡（鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・上川町・東川町・美瑛町）、天塩国上川郡和寒町、雨竜郡幌加内町、芦別市、深川市です。

軽費老人ホーム（ケアハウス）ってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここでは軽費老人ホーム（ケアハウス）への入居をお考えの方に向けて「見学前に確認しておきたい軽費老人ホーム（ケアハウス）の特徴」をご紹介します。

軽費老人ホームはケアハウス（C型）に統合される

軽費老人ホームはA・B・Cの3種類があります。なかでもC型を「ケアハウス」といいます。A型とB型は2008年より新設されていません。今後はケアハウス（C型）に統合される見通しです。

軽費老人ホーム全体の数もC型が全国に2,020施設あるのに対してA型は193施設、B型は13施設しかありません。この記事では、ケアハウスを中心に軽費老人ホームについて紹介します。参考：厚生労働省「平成29年度福祉行政報告例の概況」

ケアハウスには2種類ある

ケアハウスは「一般型」と「介護型」の2種類があります。どちらも比較的、低価格で利用できるのが魅力ですが、サービスの内容やスタッフの種類に違いがあります。検討時にどちらを選ぶべきなのか把握しておくのがおすすめです。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の特徴を把握していますか？

続いてケアハウスの特徴をご紹介します。ご自身が求めている希望と照らし合わせながらご覧ください。

一般型ケアハウスの特徴

一般型ケアハウスは、食事の提供や生活支援、安否確認などのサービスを受けられます。介護サービスを提供していないので、デイサービスや訪問介護を利用する際は外部の事業者と別途、契約が必要です。

介護型ケアハウスの特徴

介護型ケアハウスは「特定施設入居者生活介護」を受けており、介護サービスが含まれています。24時間介護スタッフが常駐しており、日常的に介護が必要な方にとっても安心できる環境です。要介護度が重くなっても入居し続けられ、なかには看取り対応しているホームもあります。

ケアハウスの特徴についてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）の入居条件は満たしていますか？

ケアハウスには入居条件があります。当然、満たしていない場合は入居ができません。見学までして「入居不可だった」ということがないよう、あらかじめ入居条件を把握しておくことをおすすめします。

一般型ケアハウスの入居条件

一般型ケアハウスの場合は「60歳以上」が入居条件です。ただし基本的には自立～要支援2の方を対象としており、要介護3以上になると退去しなければいけないケースもあります。

介護型ケアハウスの入居条件

介護型ケアハウスは65歳以上で要介護1以上の方が対象です。自立～要支援2の方は入居できません。

ケアハウスのメリット・デメリット

入居条件と特徴を踏まえて、メリットとデメリットについて紹介します。他の施設形態と比べて優れているところ、劣っているところを把握したうえで、ピッタリの施設を探してみてください。

一般型ケアハウスのメリット

一般型ケアハウスのメリットとして、価格が安いことが挙げられます。初期費用・月額費用ともに少なく、収入に不安がある方でも入居可能です。また生活上の自由度が高く、外出も基本自由です。介護サービスも必要な分だけ利用できます。

一般型ケアハウスのデメリット

一般型ケアハウスの場合は、介護・医療体制が充実していません。もし介護や医療のニーズが高まってしまった場合は、退去が必要になることもあります。

また介護型にも共通しますが、ケアハウスは費用が低額のため人気です。よって待機者も多くすぐに入居できない点もデメリットとなります。

介護型ケアハウスのメリット

介護型ケアハウスのメリットとして大きいのは24時間にわたって介護職員が常駐しており、安心して生活できる点です。また終身利用できる施設が多く「終の住処」として利用できます。介護付き有料老人ホームに近いレベルで医療・介護体制がある施設とイメージしてください。

介護型ケアハウスのデメリット

介護型ケアハウスの場合、月額利用料は他の施設よりリーズナブルに設定してあるものの、初期費用が高くなる傾向にあります。まとまった額を準備しなければ入居できないこともありますので、注意が必要です。

ケアハウスの費用

	入居時費用	月額費用
一般型	数十万円ほど	8万～20万円ほど
介護型	数十万～数百万円ほど	8万～20万円ほど

実際に入居するにあたって、ケアハウスでかかる費用について紹介します。一般型と介護型で、初期費用が大きく変わるのがポイントです。

介護型の場合は介護サービスが含まれているので、そのぶん入居時費用が高いのが特徴になります。月額費用は他の施設に比べるとリーズナブルです。

ケアハウスの費用についてより詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

ケアハウス（軽費老人ホームC型）が要望に合っているかを事前に確認しておく

ケアハウスに入居する前は、必ず介護体制や入居後の暮らしを知ってから決断することをおすすめします。

また一般型と介護型では入居後のライフスタイル、メリット・デメリットが大きく違います。微妙な違いについて、ご自身で判断ができない場合は、希望の施設がなくても、介護のほんねまでお気軽にお電話ください。

施設探しのプロである入居相談員が、お客様のご希望を伺い、ピッタリの施設をご提案させていただきます。またケアハウス以外に全国の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームを紹介しております。悩んだ結果、施設の種類から見直す場合は参考にしてみてください。

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