高崎市のグループホーム

介護のほんねでは、「グループホームもくれん」、「グループホームかがやき」、「グループホームみやび」をはじめとした、群馬県/高崎市の老人ホームを掲載中。そのなかでもグループホームの条件に当てはまる施設は59件あります。ご本人とご家族で話し合ってどの条件を一番大事にするかなど、優先順位を付けながら様々な条件で検索してみてください。

検索結果 59件

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高崎市の老人ホーム・介護施設について

群馬県の中南部に位置する高崎市は、県を代表する中核市です。ここでは、高崎市の高齢者の暮らしについて、ポイントをご紹介します。

高崎市の特徴

高崎市庁舎。（photo: Qurren (talk) Taken with Canon IXY 10S (Digital IXUS 210) - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる）

高崎市の人口は37万1,490人。県庁所在地の前橋市を上回り、群馬県で最も人口が多い市です。65歳以上の高齢者人口は10万5,419人で、高齢化率は28.3％です（2021年7月31日現在）。

高崎市の面積は459.16㎢で、エリア分けをすると以下になります。

高崎地域
倉渕（くらぶち）地域
榛名（はるな）地域
箕郷（みさと）・群馬地域
新町（しんまち）・吉井地域

参考：高崎市「人口及び世帯数」「統計季報」「高崎市ハザードマップ」

高崎市の魅力

高崎市は関東平野の北端に位置し、高速道路や新幹線などの高速交通網が交差する都市です。また、農村集落や里山風景といった自然豊かな一面があり、都市と自然のバランスが取れた住みやすい地域です。

特に倉渕・榛名地域は高崎の自然を感じられる場所です。倉渕には鼻曲山（はなまがりやま）や浅間隠山（あさまかくしやま）、高倉山（たかくらやま）があり、ハイキングや登山を楽しめます。榛名は、北関東屈指の果樹産地であり、果物の直売所が点在する「フルーツ街道」があり、地元の方に人気です。

高崎市は豊富な水資源と日照時間に恵まれ、野菜や果樹をはじめとした食農産業に取り組んできました。また、群馬県は小麦の産地として有名で、小麦粉から作る「粉もの料理」は高崎市民に深く愛されています。

高崎市の主要な駅・市役所・地域包括支援センター

高崎市の主要な駅

高崎市の主要駅は、上越新幹線・北陸新幹線が停車するJR「高崎」駅です。吾妻線や高崎線、上越線、信越本線、八高線、両毛線が運行しています。なお高崎線は、湘南新宿ライン・上野東京ラインと繋がっているため東京方面へのアクセスが良好です。

また「高崎」駅を中心に多くのバス路線が乗り入れており、市民の移動手段として活躍しています。

高崎市の市役所

高崎市の市役所は、高崎市高松町35-1にあります。電車を利用する場合はJR「高崎」駅から徒歩11分です。バスを利用する場合はぐるりんバス「市役所」停留所を下車してすぐそばです。要介護申請は、高崎市役所介護保険課（24番窓口）または、各支所の市民福祉課窓口で受け付けています。申請書は窓口に取りに来てもらうか、市役所のホームページからダウンロードしてください。

参考：高崎市役所

高崎市の地域包括支援センター

地域包括支援センターは、介護・医療・保健・福祉といった高齢者に関する悩み事を無料で受け付けている機関です。「高齢者の総合相談窓口」「介護予防マネジメント」「権利擁護」「ケアマネジメント支援」を主な業務として、各エリアに設置されています。

保健師や社会福祉士、主任介護支援専門員（主任ケアマネジャー）が相談ごとに対して解決策を提示してくれます。

高崎市では地域包括支援センターに「高齢者あんしんセンター」という別称をつけています。約30カ所の窓口を設置しています（2021年4月1日現在）。市役所内にある長寿社会課の窓口でも相談できますが、訪れやすい窓口を利用してください。

参考：高崎市「高齢者あんしんセンター」

高崎市のイベント

高崎駅構内の機関車だるま（ウィキ太郎 Wiki Taro - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる）

高崎市内で毎年恒例となっているイベント・お祭りを紹介します。

「高崎だるま市」では高崎だるまの販売やステージイベントが開催されます。「高崎だるま」は、約200年前に旧豊岡村出身の山縣友五郎が作り始めたとされ、群馬県のふるさと伝統工芸品に指定されいます。福を呼ぶ高崎だるまが勢揃いすることで新年の活気に満ち溢れたイベントです。

毎年8月の第1土曜日・日曜日に開催される「高崎まつり」は、高崎市の中心地で開催されるお祭りです。群馬県最大規模の夏祭りになります。大花火大会が実施され、花火の打ち上げ総数は約1万5,000発です。

老人ホームや介護施設では職員と一緒に、こうしたイベントへ参加できる場合があります。高崎市で開催されるイベントを見てみたい方は、事前に施設の職員へ相談してみましょう。

高崎市の高齢者支援制度

高崎市が展開する高齢者の支援制度をご紹介します。

おとしよりぐるりんタクシー運行事業

おとしよりぐるりんタクシー運行事業は、高齢者や障がいを持った方の外出をサポートすることを目的にスタートしました。ルート上であれば無料で自由に乗り降りできるタクシーを運行しています。利用登録や予約が必要ないため、誰でも気軽に乗車できます。

運行ルートは特に高齢化率の高い地域を中心に、現在は計8ルートで運行されています。原則毎日、9～17時まで運行しているので買い物に便利です。詳しいルートは以下のリンクからご覧ください。

参考：高崎市「おとしよりぐるりんタクシー運行事業」

高齢者等あんしん見守りシステム事業

高齢者あんしん見守りシステムは、一人暮らしの高齢者や高齢者の二人暮らしの世帯に対して、日常的な見守りを支援するために作られました。緊急通報装置・見守りセンサーを世帯に貸与することで、急病や事故といった緊急事態が発生した場合に消防署や近隣住民の緊急連絡先に通知される仕組みです。

機器の貸与や設置作業の費用は、すべて市が負担します。通話料金と電気料金のみ自己負担です。利用したい時は介護保険課の窓口や各支所の市民福祉課、高齢者あんしんセンターの窓口に必要書類を提出してください。

参考：高崎市「高齢者等あんしん見守りシステム事業について」

高齢者配食サービス

高齢者配食サービスは「要支援・要介護者」「介護予防・生活支援サービス事業対象者」に該当する65歳以上の高齢者かつ調理が困難で食事の援助が受けられない方、低栄養状態の改善や見守りが必要な方が対象です。週1～7日で食事を自宅まで届けてくれます。

1食あたりの自己負担額は朝食200円、昼食と夕食が350円です。ただし、配食事業者によってはすべての日に3食配食することが難しい場合があります。

参考：高崎市「高齢者配食サービス」

高崎市で見つからない場合は周辺エリアで探してみる

希望の施設が見つからない場合は、周辺の地域まで視野を広げて探してみましょう。高崎市は前橋市、藤岡市、渋川市、安中市、富岡市、北群馬郡榛東村、佐波郡玉村町、吾妻郡東吾妻町、吾妻郡長野原町、甘楽郡甘楽町、埼玉県児玉郡上里町、長野県北佐久郡軽井沢町と隣接しています。

グループホームってどんな施設？【入居前に知っておくこと】

ここではグループホーム（認知症対応型老人共同生活介護）への入居希望者のご家族に向けて「見学前に確認しておきたいグループホームの特徴」をご紹介します。

グループホームの入居条件は満たしていますか？

グループホームにはさまざまな入居条件があります。すべて満たしているかを入居前にチェックしておくと施設探しがスムーズに進みます。もし満たしていない場合は、他の施設への入居も視野に入れておく必要があります。

認知症の診断が必要です

グループホームは認知症の方しか入居できません。事前に医師による認知症の診断書が必要になります。

要支援2以上が入居対象です

グループホームは要支援2以上の認定を受けた方しか入居できません。事前に要介護認定を受けて、要支援2以上の判定を受けておく必要があります。

要介護認定の受け方については以下の記事で詳しく説明をしています。

要介護認定とは｜要支援1～要介護5までの判定基準・給付金の限度額・入居できる施設など

住民票のある地域でしか入れません

グループホームは地域密着型の施設です。住民票のある市区町村内の施設でしか入居できません。ただしグループホームは全国に1万個所以上もあり、近隣に施設がある可能性はかなり高いといえます。

グループホームの退去要件

グループホームの退去要件は各施設ごとに決まっています。契約前に「退去となる条件」を確認しておくことがおすすめです。

特に要件として多いのは「施設側で医療ケアに対応できなくなった」というケースです。グループホームには看護師や医師などの配置義務がありません。ですので、専門的な医療措置が必要になると退去しなければいけない場合があります。

また後述するように、グループホームは他の施設に比べて入居者同士の距離が近いのが特徴です。日常生活における家事などを入居者同士が協力しながら進めます。ですので、認知症の症状が進行し、暴言・暴力などが目立つようになると、他の入居者の安全を守るためにも強制退去となってしまう可能性が高いです。

グループホームの特徴を把握していますか？

グループホームの特徴をご紹介します。入居後に「イメージと違った……」と後悔することがないように、あらかじめ把握しておくのがおすすめです。

1施設あたり9～18名の小規模なユニットケア

グループホームはほとんどの場合、定員が9～18名と小規模な施設になります。そのため人との関わりが深く、アットホームな雰囲気で生活をするのが特徴です。それぞれが個室で自宅に近い環境生活をしながらも、他者との共同生活をする手法になります。

「できることは自分でする」という考え

グループホームの場合は認知症の方々が家事を分担しながら共同生活をしています。認知症の進行を抑制するためにも「料理、洗濯、掃除などの家事はできる限り自分たちでする」という自立支援を大切にしています。生きがいや役割を持ちながら、自分らしい生活を送れる施設です。

看護師は配置は義務付けられていない

認知症専門の介護施設なので、職員の皆さんは認知症の方々の扱いに慣れているのが特徴です。人員配置は、要介護者3人に対して介護職員または看護師を1人以上配置することが義務付けられています。看護師の配置は必須ではないため、配置されていない施設がほとんどです。

グループホームの特徴に関する詳しい解説は以下の記事をご覧ください。

グループホーム（認知症対応型共同生活介護）とは？サービス・費用・入居条件などの特徴、住宅型有料老人ホームとの違いについて解説

グループホームの費用

初期費用	月額費用
0～数百万円ほど	10～20万円ほど

グループホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると、比較的安価で利用できる施設です。

入居一時金は0～数百万円と幅広くなっていますが、数百万円もかかる施設はほんの一部です。ほとんどの場合は数万～数十万円となります。また、グループホームの月額費用でかかる主な費用は家賃のほか食材費、光熱費、管理費などです。特に家賃に関しては10万円を切る施設が多く、低価格で暮らせます。

グループホームの費用については以下の記事で詳しく説明をしています。

グループホームで認知症を抑制しながら生活する

以上の条件や特徴をまとめると、以下の3点を重視する方には入居をおすすめできます。

認知症の症状の抑制を考えている
認知症でありながら、自立した生活を続けたい
医療依存度は高くない

グループホームには認知症の方が少人数で生活をしています。また職員も認知症ケアに慣れた人ばかりです。「他人とコミュニケーションを取りながら、認知症の進行に歯止めをかけたい」とお考えの方がおりましたら、引き続き入居をご検討ください。

また納得いく施設が見つからない場合は、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などのその他の施設もご検討ください。

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