ショートステイ(短期入所生活介護) - 介護施設の探し方ガイド

ショートステイ(短期入所生活介護)

在宅介護を受ける高齢者が、特別養護老人ホームなどの介護施設に短期間入所・宿泊できるサービスです。ずっと自宅で過ごす高齢者の引きこもりや孤立の防止、心身機能の維持回復、家族の介護負担軽減に利用されます。

3行でまとめ

  1. 在宅で暮らす要支援〜要介護の方が、特別養護老人ホーム等の介護施設に短期間だけ入所・宿泊し、介護を受けられるサービス。

  2. 食事や入浴といった日常生活の支援、機能回復訓練等が受けられる。利用は1日〜最大連続30日まで。

  3. 利用者本人の状況が悪く、家族での対応が難しい場合や、家族の出張や冠婚葬祭等の用事、家族の休息(レスパイト)に利用される。

概要

ショートステイでは、普段在宅で過ごす高齢者が、独立した施設や有料老人ホーム、特別養護老人ホーム等に短期間だけ入所、宿泊し、介護が受けられます。利用対象は要支援1・2〜要介護5の方。1日から、最大で連続30日まで利用可能です。要介護者の状態が良くない場合や、家族の旅行・出張・冠婚葬祭等での外出時、家族の休息(レスパイト)の目的で利用されることが多く、家族の介護負担を軽減することができます。利用者にとっては引きこもりや孤立の防止、心身機能の維持回復になるなど、利用者・家族双方にとってメリットの大きいサービスです。介護度や所得、施設により利用料金が大きく異なります。

対象・条件

年齢 60歳未満 60〜65歳 65歳以上

介護度 自立 要支援 要介護

×

その他の条件 認知症の受け入れ 収入の審査

なし

要支援1・2、要介護1〜5までの方のみ。ただし介護保険2号被保険者(がんや関節リウマチなど特定16疾病をもつ40〜64歳の方)も利用可能です。

費用・価格・料金

モデルケース1

地域加算のかからない地方部で、ある併設型施設の多床室を、要介護1、利用負担区分第1段階の方が利用した場合:1日あたりの利用料目安 約936円〜(居住費・食費込)

モデルケース2

東京23区内(1級地)で、ある単独型施設のユニット型個室を、要介護5、介護保険自己負担比率2割の方が利用した場合:1日あたりの利用料目安 約6660円〜(居住費・食費込)

モデルケース3

地域区分5級地で、ある併設型施設の従来型個室を、要支援1、利用負担区分第4段階、介護保険自己負担比率1割の方が利用した場合:1日あたりの利用料目安 約3140円〜(居住費・食費込)

利用料金は介護保険自己負担分の基本料金に加え、各種加算額、居住費(滞在費)、食費、送迎費などがかかります。特に居住費は施設により大きく差があり、施設の種類(単独型か併設型か)、居室タイプなどで異なってきます。食費も施設によってさまざま。所得により利用負担が4段階に分かれており、第1〜3段階の方の場合、申請により食費や滞在費が減額されます。さらに、これらのほか、日常生活費(おむつ代、レクリエーション代、理容代など)や送迎費等も別途必要です。

サービス内容

居室・設備

施設により異なりますが、居室タイプは従来型居室、ユニット型個室、多床室などが用意されています。共用には食堂、機能訓練室、浴室、トイレ、洗面設備、医務室、洗濯室、調理室などを設置しています。

料理・食事

栄養バランスが考えられた食事を、毎日3食提供。事故防止や見守りの観点から、基本的に食堂で集まって食べます。食事は利用者ひとりひとりの咀嚼能力などに合わせた硬さに調理されており、食べやすさにも配慮しています。

介護/看護/医療体制

利用者3人に対して1人以上の介護職員もしくは看護師のほか、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など、機能訓練にあたる職員も1人以上設置されています。また非常勤も含め医師が1人以上、看護師も常勤で1名以上(ただし定員20人以下の施設は例外)配置が義務付けられているので、緊急事態が起きたときも速やかに対応できます。

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