インシュリン投与 - 介護施設の探し方ガイド

インシュリン投与

糖尿病の患者に対して行われる措置です。インシュリン製剤を皮下注射することで上がりすぎた血糖値を下げ、糖尿病による合併症を防ぎます。医師の指導を受ければ自己投与も可能ですが、できない場合は医師・看護師が行います。

措置・病気の概要

糖尿病は、すい臓で作られるインシュリンの分泌が低下したり、働きが悪くなることで起こる病気です。それにより起こるさまざまな合併症を防ぐため、定期的にインシュリンを体内に投与して血糖値を抑えます。インシュリンは血液中のブドウ糖(血糖値)を下げることができる唯一のホルモン。投与は注射で行います。


インシュリンには下記のように多くの種類があり、個人の生活スタイルや病気の状態によって選んだり、組み合わせたりして使用します。


超速効型:10〜20分で効きはじめ、3〜5時間ほど持続。食直前に投与
速効型:30分〜1時間で効きはじめ、5〜8時間ほど持続。食前に投与
持効型:24時間またはそれ以上作用
中間型:30分〜3時間で効きはじめ、18〜24時間ほど持続
混合型:超速効型や速効型に、一定量の添加物を加えたり中間型を組み合わせたもの


介護の場面においては、医師の指示に従って看護師が注射を行います。インシュリン投与は介護職員は行えないことになっています。

利用に適した施設

介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム

サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム 軽費老人ホーム・ケアハウス

特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 介護療養型医療施設

介護職員は医療行為に当たる注射を行ってはならないため、自己注射ができない方が入居できるのは、24時間看護師が常駐する施設に限られます。ただし、以下のような場合は応相談または受け入れ可という施設も比較的多数見られます。


・注射の時間帯と看護師の勤務時間が重なる
・通院ができる
・医師や医療機関との連携体制が整っている


自分で定期的に通院でき、薬の管理・投与ができればほとんどの施設が利用可能です。注意する点としては、加齢や健康状態の悪化などの理由から自己注射ができなくなったとき、施設を退所しなければならない場合もあるということ。入居の際にはこのような事態を想定して、施設側と話をしておく必要があります。

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